9月の韓国旅行は危険？行く前にコレを知れば100倍安心！
夏のピークが過ぎ、過ごしやすい気候になる9月の韓国。グルメやショッピング、おしゃれなカフェ巡りなど、考えるだけでワクワクしますよね。
しかし、その一方で、「9月って台風シーズンでしょ？」「朝晩は冷えるって本当？どんな服が必要？」「秋夕（チュソク）と重なって、お店は閉まってるんじゃないの？」といった不安や疑問が頭をよぎっていませんか？
せっかくの旅行が、準備不足で残念な思い出になってしまうのは絶対に避けたいもの。「韓国旅行は9月だと危険かもしれない…」と検索しているあなたのその漠然とした不安を、「これなら大丈夫！」という具体的な自信に変えるための情報を、この記事にすべて詰め込みました。
●この記事を読んでほしい人
- 9月に韓国旅行を計画しているが、台風や気候が心配な人
- 服装や持ち物で失敗したくない、完璧な準備をしたい人
- 祝日（秋夕）の影響や、スリ・食中毒などの安全面が気になっている人
●この記事を読むメリット
- 9月の台風シーズンを乗り切るための具体的な対策がわかる
- 日中と朝晩の寒暖差に完璧に対応できる服装選びのコツがわかる
- スリや食中毒など、現地でのトラブルを賢く回避する方法がわかる
- 2025年の祝日事情と、お得に旅行できる費用感がわかる
- 準備万端で出発できる、必須持ち物チェックリストが手に入る
この記事を読み終える頃には、あなたの不安は期待へと変わり、自信を持って出発準備を始められるはずです。
さあ、最高の韓国旅行を実現するための第一歩を、ここから踏み出しましょう。
9月の韓国旅行は危険と言われる4つの注意点と安全対策
9月は台風シーズン？過去の事例と万全な対策
9月の韓国は、台風が最も接近・上陸しやすいシーズンにあたります。運が良ければ一度も遭遇しないこともありますが、旅行計画に大きな影響を与える可能性があるため、台風への備えは非常に重要です。
しかし、過度に心配する必要はありません。過去の事例から学び、万全な対策を講じることで、リスクを大幅に減らすことができます。
過去の台風がもたらした影響
記憶に新しい2023年8月の台風6号（カヌン）は、韓国に上陸し朝鮮半島を縦断するという異例の進路をたどりました。この影響で、航空便の大規模な欠航や公共交通機関の麻痺が発生し、多くの旅行者が影響を受けました。
このような強力な台風が接近した場合、強風や大雨によって屋外の観光は困難になります。過去の事例からも、台風のリスクは現実のものとして認識し、備えておくことが大切です。
出発前にできる5つの万全対策
台風シーズンに旅行する際は、事前の準備が何よりも重要です。
- 旅行保険への加入 天候によるフライトの遅延やキャンセルを補償してくれる海外旅行保険には、必ず加入しておきましょう。万が一の際に金銭的な負担を軽減できます。
- 丈夫な雨具の準備 強風を伴う雨に備え、折りたたみ傘だけでなく両手が自由になるレインコートや防水ジャケットを用意すると非常に役立ちます。
- 防水性のある靴を選ぶ 濡れた路面でも快適に歩けるよう、履きなれたスニーカーの中でも防水性のあるタイプがおすすめです。替えの靴下も多めに準備しておくと安心です。
- 柔軟な日程を組む スケジュールを詰め込みすぎず、余裕を持たせましょう。悪天候を想定し、美術館やショッピングモール、カフェ巡りなど室内で楽しめる代替プランを考えておくと、当日慌てずに済みます。
- 運行・営業情報を確認 利用する航空会社や宿泊施設のウェブサイトで、台風接近時のキャンセルポリシーを事前に確認しておくと良いでしょう。
旅行中の情報収集と行動
旅行中は、最新の気象情報に常に注意を払ってください。韓国気象庁（KMA）や日本の気象庁のウェブサイト、スマートフォンの天気アプリなどをこまめにチェックし、台風の進路を把握しましょう。
もし台風の接近が確実になった場合は、無理な外出は避け、安全を最優先に行動することが求められます。
意外と大きい9月の気温差。服装選びのコツ
9月の韓国は、夏の暑さが和らぎ過ごしやすい日が増える一方、一日のうちの寒暖差が非常に大きい季節です。また、旅行する時期が上旬か下旬かによっても、体感温度は大きく変わります。
この時期の服装選びで最も重要なポイントは、着脱しやすい服での「重ね着」です。日中の暑さと朝晩の冷え込み、両方に対応できる準備をしておけば、一日中快適に過ごせます。
9月上旬：まだ夏の名残、日中は半袖でOK
9月上旬のソウルは、日中の気温が25度を超える日も多く、日本の残暑のように感じられます。日中は半袖Tシャツやブラウス一枚で十分に過ごせるでしょう。
しかし、朝晩は20度前後まで気温が下がることがあり、少し肌寒く感じるかもしれません。また、カフェや地下鉄などの室内は冷房が強く効いている場合が多いため、薄手の羽織ものが一枚あると安心です。
9月下旬：秋本番へ、羽織ものが必須に
9月下旬になると、ぐっと秋が深まります。日中の気温は20度から25度程度と過ごしやすくなりますが、朝晩は15度を下回ることも珍しくありません。
日中との気温差が10度以上になる日もあるため、長袖シャツや薄手のニットに加え、ジャケットやパーカーなどの羽織ものが必須アイテムになります。
共通で役立つ！服装と持ち物リスト
旅行時期にかかわらず、以下のアイテムを準備しておくと、気温の変化に柔軟に対応できます。
- 羽織ものカーディガン、パーカー、薄手のジャケットなど、カバンに入れてもかさばらず、簡単に着脱できる服は必ず一枚持っていきましょう。
- 快適な靴たくさん歩く韓国旅行では、履き慣れたスニーカーが基本です。急な雨に備えて、防水性のある素材を選ぶとさらに安心です。
- 紫外線対策グッズ9月も日差しはまだ強い日があります。日焼け止め、帽子、サングラスは忘れずに準備してください。
- 保湿用品特に下旬になると空気が乾燥してきます。リップクリームやハンドクリームがあると、肌や唇の乾燥を防げて快適さが格断に上がります。
スリや置き引きに注意！繁華街での回避術
韓国の治安は全体的に良好で、安全に旅行を楽しめる国です。しかし、日本と同じ感覚でいると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
特に、観光客が多く集まるソウルの繁華街では、スリや置き引きといった軽犯罪が報告されているため、貴重品の管理には十分な注意が必要です。基本的な対策を知っておくだけで、被害に遭うリスクは格段に減らせます。
特に注意したい場所：観光客で賑わうエリア
スリや置き引きの被害は、多くの観光客で賑わうエリアで発生しやすい傾向があります。具体的には、ソウルの以下の場所が挙げられます。
- 明洞（ミョンドン）
- 南大門市場（ナンデムンシジャン）
- 東大門市場（トンデムンシジャン）
これらの場所は常に人が多く、注意が散漫になりがちです。ショッピングや食べ歩きに夢中になっている時こそ、手荷物への意識を忘れないようにしましょう。
巧妙な手口：一瞬の隙が狙われる
犯人は、旅行者が注意散漫になる一瞬の隙を巧みに狙ってきます。実際に報告されている手口には、以下のようなケースがあります。
- カフェやレストランで、荷物を席に置いたまま注文やトイレに行く。
- ホテルのチェックイン手続き中に、足元に置いたスーツケースから目を離す。
- 会計時に財布を出した後、無防備にカバンへ戻す。
スマートフォンをテーブルに置いたまま席を離れる行為も非常に危険です。貴重品は常に自分の身体から離さないことが鉄則です。
自分でできる4つの基本対策
被害を防ぐために、難しい対策は必要ありません。以下の基本的な行動を心がけるだけで、安全性が格段に高まります。
- カバンは体の前に抱える人混みを歩く際は、リュックサックやショルダーバッグを体の前に抱えるように持ちましょう。後ろに背負っていると、気づかないうちにファスナーを開けられる可能性があります。
- 貴重品から絶対に目を離さないカフェやレストランでは、席を立つ際に必ず全ての荷物を持って移動してください。荷物で席を確保する行為は絶対にやめましょう。
- 現金は分散して持つ万が一に備え、現金やカード類は一つの財布にまとめず、いくつかに分けて持つと被害を最小限に抑えられます。
- 歩きスマホは控えるスマートフォンに集中していると、周囲への注意が散漫になり、スリの格好のターゲットになります。道を歩きながらのスマートフォンの使用は極力控え、立ち止まって安全な場所で操作しましょう。
食中毒が心配？屋台や食事で気をつけること
韓国旅行の醍醐味の一つは、美味しいグルメです。しかし、暑さが残る9月は、食中毒に注意が必要な時期でもあります。
特に、活気あふれる市場や屋台での食事は魅力的ですが、衛生管理を意識することが、お腹を壊さずに旅行を楽しむための鍵となります。
屋台グルメを楽しむためのポイント
人気の屋台グルメを安全に楽しむためには、お店選びが重要です。多くの人で賑わっているお店は、食材の回転が速く、比較的衛生管理がしっかりしている可能性が高いと言えます。
注文する際は、作り置きではなく、その場で調理してくれるメニューを選びましょう。そして、提供された食べ物は、十分に加熱されているかを確認し、温かいうちに食べることが大切です。
生ものと水には特に注意を
旅行中は、環境の変化で胃腸がデリケートになりがちです。食中毒のリスクを減らすため、生の海産物や、長時間常温で置かれている可能性のあるカットフルーツなどの摂取は、できるだけ避けるのが賢明です。
また、韓国の水道水は基本的に飲むことができますが、水質が日本と異なるため、体が慣れていないと下痢を引き起こすことがあります。安全のため、飲み水はコンビニやスーパーで市販されているミネラルウォーターを購入することをおすすめします。
万が一に備えて常備薬を
どれだけ気をつけていても、体調を崩してしまう可能性はゼロではありません。胃腸薬や整腸剤など、普段から飲み慣れている薬を日本から持参すると、万が一の時に安心です。楽しい旅行を続けるためにも、備えを万全にしておきましょう。
9月の韓国旅行、気になるチュソクと費用を解説
【2025年速報】秋夕(チュソク)は10月です
9月の韓国旅行で、祝日によるお店の休業や交通機関の混雑を心配している方に朗報です。
結論からお伝えすると、2025年の秋夕（チュソク）は10月にあたるため、9月中の旅行には全く影響がありません。
2025年の秋夕連休は10月5日～7日
秋夕は旧暦の8月15日を祝うため、毎年日付が変わります。2025年の秋夕当日は10月6日(月)です。
韓国では秋夕の当日とその前後が祝日となるため、10月5日(日)から10月7日(火)までが3連休となります。この期間に韓国旅行をすると、交通機関の混雑や店舗の休業に直面する可能性があります。
そもそも秋夕（チュソク）とは？
秋夕は、日本のお盆にも例えられる韓国で最も重要な国民的祝日の一つです。多くの人々が一斉に故郷へ帰り、家族や親戚と過ごします。
この時期は「民族大移動」とも呼ばれるほどの帰省ラッシュで高速道路や鉄道は大混雑し、ソウル都心部が閑散とする一方、個人経営の飲食店や市場なども休業するところが多くなります。
9月旅行の大きなメリット
例年、旅行者にとって大きな影響のある秋夕ですが、2025年に関しては9月中に心配する必要はありません。
交通機関の混雑やお店が閉まっているリスクを考慮せずに、旅行計画を立てられることは大きなメリットです。2025年の9月は、通常通りの韓国を存分に楽しめる絶好のタイミングと言えるでしょう。
9月は祝日なし！お店や交通の心配は不要
前の見出しで2025年の秋夕（チュソク）が10月にあることをお伝えしましたが、「では、他に祝日はないの？」と気になる方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると、2025年9月には韓国の国民の祝日は一日もありません。カレンダーは平日と土日のみですので、お店の休業や交通の混雑を心配することなく、普段通りの韓国旅行を楽しめます。
人気のお店も通常営業で安心
祝日がないため、デパートや大型ショッピングモールはもちろん、個人経営のおしゃれなカフェやレストラン、雑貨店なども通常通り営業しています。
「せっかく旅行に来たのに、お目当てのお店が閉まっていた」という残念な事態を避けられるのは、大きな安心材料です。行きたいお店のリストアップやショッピング計画も、思いのままに楽しんでください。
国内の移動もスムーズで計画が立てやすい
秋夕のような大規模な帰省ラッシュがないため、韓国国内の交通機関も平時と変わらず利用できます。
ソウルから釜山（プサン）や他の地方都市へ、KTX（高速鉄道）や高速バスを使って足を延ばす計画もスムーズに進められるでしょう。祝日特有のチケット争奪戦に巻き込まれる心配もありません。
9月は旅行の絶好のタイミング
夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい気候になる9月。2025年は、その快適な気候に加えて祝日の影響も全く受けないため、韓国旅行にとってまさに絶好のタイミングと言えます。混雑を気にせず、思う存分韓国の魅力を満喫してください。
航空券は狙い目？9月の旅費とおすすめ予算
過ごしやすい気候の9月ですが、旅費は気になるところです。
結論として、9月の韓国旅行は夏の繁忙期（7月～8月）のピークを過ぎているため、航空券やホテル代を比較的安く抑えられる「狙い目の時期」と言えます。特に、日本の連休を外した平日出発であれば、お得に旅行できる可能性が高まります。
航空券：夏のピークを過ぎた狙い目の時期
多くの人が夏休みを取る8月が過ぎると、航空券の価格は落ち着きを取り戻します。LCC（格安航空会社）を利用すれば、ソウルへの往復航空券を3万円台から見つけることも十分に可能です。
台風シーズンであることから、旅行を計画する人が少なくなることも価格が下がる一因です。各航空会社のセール情報をこまめにチェックすると、さらに費用を抑えられるでしょう。
ホテル代：早めの予約と平日宿泊がお得
ホテル代は、宿泊するエリアやグレードによって大きく変わりますが、ソウル市内の一般的なホテルであれば1泊1万円前後から探せます。
週末や日本の祝日にかかる日程は料金が高くなる傾向があるため、旅行日程に平日を含めると宿泊費の節約につながります。人気のホテルは早めに埋まってしまうこともあるため、航空券と合わせて早めに予約を済ませておきましょう。
現地での費用：食費や交通費の目安
現地で必ずかかる費用として、食費と交通費も考えておきましょう。
- 食費屋台グルメやフードコートなどを活用すれば安く済みますが、人気のレストランでの食事やおしゃれなカフェ巡りも楽しむなら、1日あたり5,000円～8,000円ほど見ておくと安心です。
- 交通費ソウル市内の移動は、安くて便利な地下鉄がおすすめです。チャージ式の交通カード「T-money」を使えば、1日の移動費は1,000円程度で十分に収まるでしょう。
【モデル予算】2泊3日のソウル旅行なら？
これらの費用を合計すると、2泊3日のソウル旅行の予算は、1人あたり約7万円～9万円が目安となります。
- 航空券： 35,000円～
- ホテル代（2泊）： 20,000円～
- 食費・交通費など（3日分）： 15,000円～
もちろん、LCCのセールをうまく利用したり、宿泊先のグレードを調整したりすることで、この予算よりも安く旅行することも可能です。反対に、ショッピングを存分に楽しみたい場合は、予算を多めに準備しておくと良いでしょう。
デモや北朝鮮情勢、最新情報のチェック方法
韓国旅行を考える上で、デモや北朝鮮に関するニュースを見聞きし、不安に感じる方もいるかもしれません。
まず結論として、これらの問題が一般の観光客の安全に直接影響を及ぼす可能性は極めて低いです。しかし、万が一に備えて正しい情報を入手する方法を知っておくことは、安心して旅行するために重要です。
ソウル市内のデモについて
韓国では、政治や社会問題に関するデモや集会が、特にソウル市内の光化門（クァンファムン）広場周辺や市庁舎前で週末を中心に行われることがあります。
これらのデモは基本的に平和的に行われ、観光客が標的になることはありません。しかし、大規模なデモが行われると、周辺の道路で交通規制が敷かれたり、一部のバス路線が変更されたりすることがあります。もしデモに遭遇した場合は、興味本位で近づかず、速やかにその場を離れるようにしましょう。
北朝鮮との関係について
ご存知の通り、韓国と北朝鮮は現在も休戦状態にあります。ニュースでミサイル発射などが報じられると心配になるかもしれませんが、韓国の人々は日常通りの生活を送っており、観光客がすぐに危険な目に遭う状況ではありません。
過度に心配する必要はありませんが、朝鮮半島情勢は常に変動する可能性があるという点は、心に留めておくと良いでしょう。
信頼できる最新情報のチェック方法
不確かな情報に惑わされず、安心して旅行するためには、信頼できる公的機関から最新の安全情報を得ることが最も重要です。
- 外務省 海外安全ホームページ出発前や旅行中には、日本の外務省が発表している「海外安全ホームページ」を必ず確認しましょう。韓国の危険情報や感染症情報などが更新されており、最も信頼できる情報源の一つです。
- 「たびレジ」への登録外務省が提供する無料のサービス「たびレジ」に登録しておくことを強くおすすめします。旅行日程や連絡先を登録しておくと、渡航先の最新の安全情報や、緊急事態発生時の連絡メールなどを日本語で受け取ることができます。
これらの方法で常に最新の情報を得られるようにしておけば、不測の事態にも冷静に対応でき、より安心して韓国旅行を楽しむことができます。
準備万端！9月の韓国旅行を賢く楽しむためのコツ
これで安心！必須持ち物チェックリスト
9月の韓国旅行を快適に過ごすためには、事前の準備が鍵となります。これまでの記事内容を踏まえて、9月の気候や様々な状況に対応できる持ち物のチェックリストを作成しました。
出発前の荷造りの際に、ぜひ活用してください。
基本の必需品（最重要）
まずは、海外旅行に欠かせない基本的なアイテムです。忘れると出発できないものもあるので、最初に確認しましょう。
- パスポート残存有効期間が十分にあるか、必ず確認してください。
- 航空券（eチケット）スマートフォンの画面と、念のため紙に印刷したものの両方を準備すると安心です。
- 現金（韓国ウォンと日本円）韓国はカード社会ですが、市場や屋台では現金が必要な場合があります。少しは日本で両替しておくと、到着後すぐに動けて便利です。
- クレジットカード海外キャッシング機能が付いていると、現地ATMでウォンを引き出せて重宝します。
- 海外旅行保険証万が一の病気やケガ、盗難に備えて、保険証券の控えや連絡先を必ず携行しましょう。
- 変換プラグ（CまたはSEタイプ）日本の電化製品を韓国のコンセントで使う場合に必要です。
9月の気候対策アイテム
台風、日中と朝晩の寒暖差、紫外線など、9月特有の気候に対応するためのアイテムです。
- 羽織ものカーディガンや薄手のジャケット、パーカーなど、簡単に着脱できる服が一日の中で何度も役立ちます。
- 雨具風が強いこともあるため、丈夫な折りたたみ傘がおすすめです。両手が自由になるレインコートも便利です。
- 防水性のある靴急な雨でも足元が濡れる不快感を防げます。履きなれたスニーカーなどが良いでしょう。
- 日焼け止め・帽子・サングラス晴れた日の日差しはまだ強いので、紫外線対策は忘れずに行いましょう。
- 保湿用品9月下旬になると空気が乾燥してきます。リップクリームやハンドクリームがあると快適に過ごせます。
あると快適度がアップする便利グッズ
必須ではありませんが、持っていくと旅の満足度がさらに上がるアイテムです。
- 常備薬胃腸薬や鎮痛剤、ばんそうこうなど、普段から使い慣れている薬を持参すると、いざという時に安心です。
- モバイルバッテリー地図アプリの使用や写真撮影で、スマートフォンの電池は想像以上に消耗します。
- エコバッグ韓国ではレジ袋が有料の場合が多いため、買い物の際に役立ちます。小さく折りたためるタイプが便利です。
万が一に備える緊急連絡先と相談窓口
楽しい旅行にするために、万が一の事態に備えておくことも大切です。パスポートの紛失や事件・事故、急な病気などの際に慌てないよう、緊急連絡先を事前に把握しておきましょう。
これらの連絡先をスマートフォンの連絡帳に登録したり、メモしてパスポートのコピーと一緒に保管したりしておくと、いざという時にすぐに対応できます。
事件・事故の緊急通報
事件や事故に巻き込まれたり、目撃したりした場合は、ためらわずに以下の番号へ電話してください。
- 警察：112
- 消防・救急車：119
救急車を呼ぶ際に、もし韓国語が話せなくても落ち着いて「ジャパニーズ、プリーズ」と伝えれば、日本語通訳につないでくれる場合があります。
パスポート紛失時の連絡先
万が一、パスポートを紛失または盗難された場合は、まず最寄りの警察署で紛失証明書（ポリスレポート）を発行してもらいます。その後、速やかに管轄の日本国大使館または総領事館に連絡し、帰国のための「渡航書」の発行手続きについて指示を受けてください。
- 在韓国日本国大使館（ソウル）：(02) 2170-5200
- 在釜山日本国総領事館（釜山）：(051) 465-5101
- 在済州日本国総領事館（済州）：(064) 710-9500
言葉や観光で困った時の相談窓口
「道を尋ねたい」「タクシー運転手と意思疎通ができない」など、旅行中のちょっとした困りごとの際に、日本語で助けてくれる無料のサポートサービスがあります。
- 観光案内電話：1330 韓国観光公社が運営するコールセンターです。24時間、年中無休で日本語対応しており、観光案内から簡単な通訳、トラブルの相談まで幅広くサポートしてくれます。韓国旅行で最も頼りになる連絡先の一つです。
急な病気やケガをしてしまったら
旅行中に急に体調が悪くなった場合、ソウル市内には日本語に対応可能な病院や、外国人専用の国際診療センターを設けている大きな総合病院があります。
まずは宿泊しているホテルのフロントに相談し、最寄りの日本語対応可能な病院を紹介してもらうのが良い方法です。海外旅行保険に加入している場合は、保険会社の提携病院やサポートデスクに連絡して指示を仰ぎましょう。
まとめ：9月の韓国旅行の危険は事前準備で対応できます
記事のポイント
- 9月は台風シーズンであり、旅行保険への加入と万全な雨具の準備は必須である
- 日中と朝晩の寒暖差が大きいため、着脱しやすい服装での重ね着が基本となる
- 観光客で賑わう繁華街では、スリや置き引きへの基本的な対策を怠ってはならない
- 食中毒予防のため、屋台での食事や生水には注意し、必要なら常備薬を持参する
- 2025年の秋夕（チュソク）は10月なので、9月は祝日の影響を心配する必要はない
- 夏の繁忙期が過ぎ、航空券やホテル代が比較的安くなる狙い目の時期といえる
- デモや国際情勢の最新情報は、外務省の「海外安全ホームページ」などで確認できる
- パスポートや現金に加え、変換プラグやモバイルバッテリーも忘れずに準備する
- 万が一に備え、警察（112）や日本語対応の観光案内電話（1330）を控えておく
- 気候と費用面で、2025年の9月は十分な準備をすれば韓国旅行の絶好のタイミングだ
総括
「9月の韓国旅行は危険かもしれない…」そんな漠然とした不安を抱えて、ここまで記事を読み進めてくださったかもしれません。確かに、9月は台風が接近しやすいシーズンであり、日中と朝晩の寒暖差も大きく、スリや食中毒といった注意すべき点があるのも事実です。
しかし、この記事で解説してきたように、一つひとつの懸念点は、正しい情報を知り、きちんと対策をすれば乗り越えることができます。丈夫な雨具や重ね着できる服装を準備すること、人混みでの手荷物の管理を徹底すること、衛生的なお店を選ぶこと。これらの具体的な準備が、あなたの旅を安全で快適なものへと変えてくれます。
特に2025年の9月は、祝日の影響がなく、夏の暑さも和らぐ絶好のタイミングです。お店の休業や交通機関の混雑を心配することなく、あなたが行きたい場所へスムーズに足を運べます。
「韓国旅行で9月は危険かも」というイメージを、この記事でご紹介した知識と準備で「安心して楽しめる」という自信に変えてください。持ち物チェックリストを片手にもう一度荷物を確認し、万全の態勢で出発すれば、そこにはきっと素晴らしい思い出が待っています。あなたの9月の韓国旅行が、最高の体験となることを心から願っています。