
もう迷わない!「タイ旅行に必要なもの」完璧チェックリストで準備はOK!
初めてのタイ旅行、エキゾチックな寺院や美味しい屋台グルメ、活気あふれるマーケット…想像するだけでワクワクしますよね。
でもその一方で、「常夏の国だから服は?」「お金の準備は?」「治安は大丈夫?」など、何から準備すればいいか分からず、楽しみな気持ちと同じくらい不安な気持ちを抱えていませんか?
この記事では、そんなあなたの不安を解消するため、タイ旅行に必要なものを「絶対に忘れてはいけない必需品」から「旅がもっと快適になる便利グッズ」まで、旅のプロが徹底的に解説します。
これを読めば、タイ旅行の準備が驚くほどスムーズに進み、心から安心して出発の日を迎えられるようになります。
●この記事を読んでほしい人
- 初めてタイ旅行を計画している人
- 持ち物リストを作っているが、本当に必要なものが何か自信がない人
- 「持ってくればよかった…」という後悔をしたくない、準備を完璧にしたい人
●この記事を読むメリット
- パスポートやお金など、絶対に忘れてはいけない最重要アイテムが分かる
- タイの気候や文化に合わせた、最適な服装や持ち物が具体的に理解できる
- 現地で「しまった!」と焦らないための、薬や防犯グッズの知識が手に入る
- 必須アイテムから便利グッズまで網羅したチェックリストで、荷造りが楽になる
- 準備への不安がなくなり、安心して旅行の計画そのものを楽しめるようになる
この先の本文が、あなたのタイ旅行を最高のものに変える最初のステップです。
さっそく読み進めて、忘れ物ゼロの旅支度を始めましょう!
タイ旅行の持ち物!準備のコツ

パスポートやお金は超重要!
タイ旅行の準備、何から始めたらいいか迷いますよね。
あれもこれもとリストアップする前に、まずはこれだけは絶対に忘れてはいけない最重要アイテムから確認しましょう!
それが、パスポートとお金です。
これさえあれば、なんとかなる!と言っても過言ではないくらい大切なもの。まずはここから準備をスタートすれば、大きな忘れ物の心配がなくなりますよ。
パスポートの有効期限、大丈夫?
クローゼットの奥からパスポートを引っ張り出したら、まずチェックしてほしいのが**有効期限(残存有効期間)**です。
「まだ期限まで余裕あるし大丈夫!」と思っている方、ちょっと待ってください!タイに入国するためには、パスポートの有効期間が入国時点で6ヶ月以上残っている必要があるんです。出発日や旅行期間中だけじゃなく、タイに着いた時点で6ヶ月以上ないと、最悪の場合、入国を拒否されてしまうことも…。
旅行の計画を立て始めたら、真っ先にパスポートの有効期限を確認するクセをつけておくと安心ですね。
もしもの時のためにコピーを準備
海外でパスポートをなくしてしまったら…なんて、考えただけでも冷や汗が出ますよね。
そんな万が一の事態に備えて、パスポートの顔写真ページのコピーを1枚用意しておきましょう。パスポート本体とは別の場所、例えばスーツケースの奥などに入れておくのがポイントです。
さらに、スマホで顔写真ページを撮っておくのも忘れずに!物理的なコピーとデータの両方があれば、紛失・盗難時の再発行手続きがぐっとスムーズになりますよ。
お金は「バーツ」と「日本円」の二刀流で
次に大切なお金の話。タイで使う通貨は「タイバーツ」です。
もちろん現地でも両替できますが、空港に着いてすぐの移動や食事に備えて、出発前に日本の空港で少しだけ両替しておくと、現地に着いてから慌てずに済みます。
そして、意外と忘れがちなのが日本円です。
帰国したときの交通費や、何かあったときのために、1万円ほどお財布に入れておくと、いざという時に心強いお守りになりますよ。
航空券・予約はデジタルでも安心
パスポートと並んで大切なのが、航空券(eチケット)やホテルの予約確認書ですよね。
最近はメールやアプリで全部管理できて、ペーパーレスで本当に便利になりました。
「でも、スマホの画面を見せるだけで本当に大丈夫?」
初めての海外旅行だと、ちょっと不安に思うかもしれません。
結論から言うと、基本的にはデジタルデータでOKです!
でも、ほんの少し準備をしておくだけで、いざという時に慌てず、もっと安心して旅行を楽しめますよ。
まずは「スクショ」が基本ワザ!
航空券のeチケット控え、ホテルの予約確認書(バウチャー)、現地で予約したツアーの完了メールなど、旅行に関する大事な情報は、すべてスクリーンショットを撮っておきましょう!
これさえしておけば、空港やホテルで「Wi-Fiが繋がらない…」「アプリがなかなか開かない…」なんて時でも、オフラインでさっと提示できてスマートです。
スマホのアルバムに「タイ旅行」のような専用フォルダを作って、そこにまとめておくと、探すときもスムーズでとっても便利ですよ。
「紙のコピー」が最強のお守り
デジタルで十分便利ですが、心配性な方や、準備を完璧にしておきたい方におすすめなのが、大事な予約書類を1枚ずつ紙に印刷しておくことです。
「今どき印刷なんて…」と思うかもしれませんが、これが最強のお守りになるんです。
例えば、スマホの充電がうっかり切れてしまったり、万が一、紛失や故障してしまったり…。そんな最悪の事態でも、紙の控えがあればチェックインもできますし、ホテルの場所もわかります。
入国審査で旅程を聞かれたときにパッと紙で提示できたりと、意外な場面で役立つことも。
全部でなくても、往復の航空券と1泊目のホテルの予約確認書だけでも印刷してスーツケースに忍ばせておけば、安心感が格段にアップします!
海外旅行保険で不安を解消!
楽しいタイ旅行、万全の準備で臨みたいですよね。
でも、心のどこかで「もし現地で病気になったら…」「スマホを盗まれたらどうしよう…」なんて、漠然とした不安はありませんか?
そんな旅の”もしも”に備え、不安を解消してくれる最大のお守りが海外旅行保険です。
これは費用を惜しまず、絶対に加入しておくことを強くおすすめします!
なぜ保険がそんなに大切なの?
理由はとってもシンプル。海外では日本の健康保険が使えないため、万が一、病気やケガで病院にかかると、医療費がびっくりするほど高額になることがあるからです。
慣れない環境や食べ物で体調を崩してしまったり、うっかり転んでケガをしてしまったり…。そんな時、保険に入っていれば治療費の心配をせず、安心して病院へ行くことができますよね。
さらに、医療費だけでなく、持ち物の盗難や破損(携行品損害)、航空機の遅延で発生した費用などをカバーしてくれるプランもたくさんあります。たった数千円の保険料で、何十万円にもなりかねない大きなリスクに備えられる、まさに「転ばぬ先の杖」なんです。
クレジットカード付帯の保険で十分?
「自分のクレジットカードに保険が付いているから大丈夫!」と考えている方も多いかもしれません。
もちろん、それも心強い備えの一つです。
ただし、出発前に一度、ご自身のカードの補償内容をしっかり確認してみてください。特に、一番お金がかかる「治療・救援費用」の補償額が十分かは重要なチェックポイントです。
また、カードによっては「旅行代金をそのカードで支払っていること」が保険適用の条件になっている「利用付帯」の場合も。もし補償内容に少しでも不安を感じるなら、必要な補償(治療費、携行品損害など)をしっかりカバーする保険に別途加入しておくと、心から安心して旅行を楽しめますよ。
保険証書も忘れずにスマホへ
保険に加入したら、保険証券や緊急連絡先が書かれた書類も持ち物リストへ。
そして、これも航空券と同じように、スマホで写真を撮って保存しておくのがおすすめです。万が一、保険会社に連絡が必要になったとき、紙の書類が手元になくてもすぐに連絡先や証券番号を確認できて本当に安心です。
お金の管理は抜け目なく
準備もいよいよ大詰め!最後の大切なテーマは「お金」の管理です。
「現金はいくら持っていく?」「カードは使えるの?」など、悩みは尽きませんよね。
タイ旅行でのお金の管理は、**「現金とカードの上手な使い分け」と「賢い分散管理」**の2つがキーワードになります!このコツさえ押さえれば、お金の心配なく思いっきり楽しめますよ。
現金とカード、どう使い分ける?
タイでは、現金とカードの両方が大活躍します。それぞれの得意なシーンを覚えておきましょう。
- 現金が主役のシーン屋台のおいしいローカルフード、ナイトマーケットでの雑貨探し、トゥクトゥクやタクシーでの移動など、ローカルな体験には現金が必須です。少額の支払いがメインなので、100バーツ札や20バーツ札などの細かいお金を用意しておくと便利ですよ。
- カードが便利なシーンショッピングモールでの買い物や、ちょっとお洒落なレストランでの食事、ホテルの支払いなどではクレジットカードがスマート。多額の現金を持ち歩かなくて済むので安心ですし、ポイントが貯まるのも嬉しいですよね。
まずは旅行予算として日本円で3〜5万円ほどを用意し、そのうちの1〜2万円分を日本の空港でタイバーツに両替していくのがおすすめ。現地に着いてすぐに動けます。残りの日本円は、レートが良いことで有名なバンコク市内の両替所(緑やオレンジの看板の「スーパーリッチ」が有名です)などで、必要に応じて両替するとお得ですよ。
クレジットカードは「VisaかMastercard」を
クレジットカードは、タイで広く使えるVisaかMastercardのロゴが入ったものを1枚は持っていきましょう。JCBは使えるお店が限られることがあるので、サブカードとしてならOKです。
そして、意外と忘れがちなのが**4桁の暗証番号(PINコード)**の確認!
お会計の際に「PINをお願いします」と端末を渡されることも多いので、出発前に必ず思い出しておきましょうね。
「お金は分散!」が旅の鉄則
これが一番大事かもしれません。現金もカードも、絶対に1つのお財布にまとめて入れないでください!
もしそのお財布をスリや置き引きで失くしてしまったら、一瞬で無一文に…なんて悲劇が起こりかねません。
【おすすめの分散方法】
- 街歩き用: その日使う分だけの現金(数千円程度)とカード1枚を、普段使いの財布やミニバッグに入れる。
- 保管用: 残りの現金(日本円とバーツ)と予備のカードは、セキュリティポーチに入れて服の下に隠したり、スーツケースの鍵付きポケットの奥に入れたりする。
- ホテル: 部屋にセーフティボックスがあれば、さらに一部をそこに保管するのも有効です。
「ちょっと面倒だな」と感じるかもしれませんが、このひと手間が、万が一の時のダメージを最小限に食い止めてくれます。安心のためにも、ぜひ実践してみてくださいね。
タイ旅行に必要なもの【シーン別】

必須の衣類と快適な服装
書類やお金の準備ができたら、次はいよいよスーツケースに詰める「服」選びですね!
「常夏の国タイだから、半袖・短パンでOKでしょ?」と思いきや、実はそれだけだと「寒い!」と感じたり、困ってしまったりする場面もあるんです。
タイ旅行の服装は、日本の真夏の服装をベースに、シーンに合わせた「プラスα」のアイテムを用意するのが、快適に過ごすための最大のコツですよ!
基本は「日本の真夏の服装」でOK
日中は30度を超えることがほとんどなので、服装の基本はTシャツ、風通しの良いワンピース、ハーフパンツなど、日本の真夏に着ている感覚で大丈夫です。
ただし、日差しが強く汗をたくさんかくので、着替えは「滞在日数分」か、乾きにくい素材なら少し多めに持っていくと安心。コットンだけでなく、吸湿性や速-乾性に優れた化学繊維の服を何枚か混ぜておくと、汗をかいてもサラッと快適で、万が一洗濯したときもすぐに乾くのでおすすめです。
最強の調整役!「羽織もの」は絶対に忘れずに
これが一番の重要ポイントかもしれません!
タイは屋外が猛烈に暑い分、デパートやレストラン、BTS(電車)の車内などは、冷房が「寒い!」と感じるほどガンガンに効いています。
そんな温度差対策に、薄手のカーディガンやUVカットパーカー、大判のストールなどを必ず1枚はバッグに入れておきましょう。
飛行機の中での寒さ対策や、強い日差しから肌を守る日焼け防止にもなるので、一枚三役で大活躍してくれますよ!
観光の相棒!足元は「歩きやすいスニーカー」を
寺院めぐりやナイトマーケット散策など、タイ旅行は想像以上にたくさん歩きます。
おしゃれなサンダルで気分を上げたい気持ちもわかりますが、楽しい思い出が靴擦れの痛みに変わってしまったら悲しいですよね。
必ず、**履き慣れたスニーカーを1足は持っていきましょう。**これなら1日中歩き回っても疲れにくいです。ホテルでのリラックス用や、ちょっとしたお出かけ用にサンダルを別に持っていく、という使い分けがベストです。
「寺院めぐり」の服装マナーに注意!
きらびやかで美しいタイの寺院は、観光のハイライトですよね。
ただし、寺院は神聖な祈りの場。服装には敬意を払ったマナーが必要です。
多くの寺院では、肩や膝が出る露出の多い服(タンクトップ、キャミソール、ショートパンツ、ミニスカートなど)での入場が禁止されています。
そんな時、先ほど紹介した「羽織もの」が活躍します。サッと肩を隠せますし、腰に巻いて丈の短さをカバーすることもできます。
現地のお土産屋さんで売っている、象の柄がかわいい「タイパンツ」などを購入して履くのもおすすめ。涼しくて楽ちんですし、旅の良い思い出になりますよ!
衛生用品は小分けが便利
服のパッキングが終わったら、次はポーチに詰める衛生用品です。
「荷物を減らしたいし、ホテルのアメニティで済ませられないかな?」と思いますよね。
結論から言うと、シャンプーや歯ブラシといった身の回りのアイテムは、**「普段使っているお気に入りを、必要な分だけ持っていく」**のが正解です!
慣れない環境だからこそ、使い慣れたものが一番。そのための賢いパッキング術をご紹介しますね。
ホテルのアメニティは期待しすぎないのが◎
海外のホテル、特にリーズナブルな価格帯のホテルでは、アメニティはとてもシンプル。日本のビジネスホテルのような充実した品揃えは期待しない方がベターです。
- 歯ブラシ・歯磨き粉: これはまず置いていないと思ってOK。忘れずに持っていきましょう。機内で使う用に、手荷物に入れておくのもいいですね。
- シャンプー・リンス類: 備え付けのものもありますが、洗浄力が強すぎて髪がギシギシになったり、肌に合わなかったりすることも。敏感肌の方は特に、使い慣れたものを持参するのが安心です。
- スキンケア・化粧品: これももちろん自分のお気に入りを持参しましょう。日差しが強いタイでは、いつも以上に保湿ケアが大切になりますよ。
パッキングの鍵は「トラベル用小分けボトル」
全部ボトルごと持っていくと、重いしかさばって大変ですよね。
旅の強い味方が、100円ショップや無印良品などで手に入るトラベル用の小分けグッズです。
1週間程度の旅行なら、シャンプーや化粧水は50ml~100mlのボトルで十分。クリームやワックスは小さな専用ケースに移し替えれば、ポーチの中がすっきり!荷物をぐっとコンパクトにできます。
ちなみに、これらの液体を手荷物として飛行機に持ち込む場合は、「100ml以下の容器に入れ、ジッパー付きの透明な袋にまとめる」というルールがあるので、パッキングの際に気をつけてくださいね。
タイでこそ輝く!ウェットティッシュは多めに
日本ではどこの飲食店でも当たり前のように出てくる「おしぼり」。実は海外では珍しい文化で、タイのローカルな食堂や屋台ではまず出てきません。
そんな時に大活躍するのがウェットティッシュ!食事の前にサッと手を拭いたり、ちょっと汚れたテーブルを拭いたりと、本当に重宝します。
「こんなに要らないかな?」と思うくらい、少し多めに持っていくと、滞在中に「持ってきてよかった!」と実感する場面がたくさんありますよ。アルコール入りの除菌タイプだとさらに安心ですね。
女性は忘れずに!生理用品など
生理用品は、現地でも購入できますが、品質や使い心地が日本のものとは異なる場合があります。デリケートな部分に使うものなので、こちらも使い慣れた製品を日数分+αで持っていくのがおすすめです。かさばるものではないので、スーツケースの隙間にそっと忍ばせておきましょう。
薬や対策グッズで健康を守る
せっかくのタイ旅行、体調を崩してホテルで寝込んでいるだけ…なんて、想像したくもないですよね。
でも、慣れない環境や食事、気候の変化で、思わぬ不調が出てしまうことも。
そんな「もしも」の時のために、**「普段から使い慣れた薬」と「タイの環境に合わせた対策グッズ」**をしっかり準備していくことが、旅を全力で楽しむための秘訣です!
お守り代わりの「基本の常備薬」
海外の薬局で、自分の症状を的確に伝えて薬を買うのは、なかなかハードルが高いもの。言葉の壁もありますし、薬が体に合うかどうかも分かりません。だからこそ、薬は日本から持っていくのが鉄則です。
持病のある方はもちろん、普段は健康に自信がある方も、以下の薬をポーチに忍ばせておくと、いざという時に本当に安心ですよ。
- 胃腸薬: スパイシーなタイ料理やおいしい屋台グルメは旅の醍醐味ですが、お腹がびっくりしてしまうことも。整腸剤や下痢止めはぜひ持っていきましょう。
- 鎮痛剤(痛み止め): いつもの頭痛や、急な歯痛、生理痛などのために、飲み慣れたものが一番です。
- 風邪薬: 飛行機内の乾燥や旅の疲れからくる、のどの痛みや発熱に備えて。
- 酔い止め薬: 離島へ行く船や、長距離バスでの移動を計画している方は忘れずに。
南国の必須アイテム!虫よけ&日焼け止め
タイ旅行の健康管理で、特に気をつけておきたいのが「虫」と「日差し」です。
- 虫よけスプレー&かゆみ止めタイは一年中、蚊がアクティブです。特に緑の多い場所や、夜の屋外レストランでは要注意。デング熱などの感染症を予防するためにも、外出前には肌の露出部分にしっかりスプレーしましょう。刺されてしまった時のために、かゆみ止めもあるとストレスが全然違います。
- 日焼け止め日本の夏とは比べ物にならないほど、日差しは強烈!「ちょっとそこまで」の油断が、夜にはヒリヒリの痛みに…なんてことも。SPF/PA値の高いものを選び、汗をかいたらこまめに塗り直すのが鉄則です。
あると心強い「ミニ救急セット」
薬とあわせて、小さな救急セットを作っておくと、ケガや体調の変化にさっと対応できてスマートです。
- 絆創膏: たくさん歩いて靴擦れしてしまった時や、小さな切り傷に。
- 消毒液・消毒シート: 傷口を清潔に保つために。
- マスク: 飛行機やバスの中での乾燥対策や、ほこりっぽい場所で役立ちます。
- 体温計: 「なんだか熱っぽいかも?」と感じた時に、自分で体調を客観的にチェックできると安心です。
- 経口補水液の粉末: 汗をたくさんかいた後の水分・塩分補給に最適。熱中症対策の強い味方です。
電子機器と充電は抜かりなく
地図アプリで道を確認し、翻訳アプリでコミュニケーションをとり、カメラで大切な瞬間を記録する…。
今やスマホは、海外旅行に欠かせない最高の相棒ですよね。
でも、その相棒も電池が切れてしまっては宝の持ち腐れ。そうならないために、電子機器と充電の準備は抜かりなく行いましょう!意外と知らないルールや、便利な知識をご紹介します。
旅の生命線!「モバイルバッテリー」は必須
観光中は、なかなかコンセントがある場所を見つけられません。地図を見たり写真を撮ったりしていると、スマホの充電は驚くほど速く減っていきます。そんな時のために、モバイルバッテリーは絶対に持っていきましょう!
ここで一つ、とても大事なルールがあります。
リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーは、スーツケースに入れて預け入れ荷物にすることは禁止されています。必ず**手荷物として飛行機内に持ち込みましょう。**これは世界共通のルールなので、パッキングの際には本当に気をつけてくださいね。
タイのコンセントは「変換プラグ」があれば100%安心
「日本の充電器って、タイのコンセントにそのまま挿せるの?」これは、誰もが気になるポイントですよね。
結論から言うと、タイのコンセントは日本のAタイプと同じ形のことが多く、そのまま挿せる場合がほとんどです。
ですが、古いホテルや一部の場所では丸いピンのCタイプなど、違う形のコンセントしかないことも…。
そんな「まさか!」の事態を防ぐためのお守りが**「変換プラグ」です。コンセントの形を日本のAタイプに変換してくれるアダプターですね。
どうせ買うなら、色々な国のコンセント形状に対応できるマルチタイプ**の変換プラグが一つあると、タイはもちろん、今後のどんな海外旅行でもずっと使えて便利ですよ。
「変圧器」って必要?アダプターの裏を見てみよう!
変換プラグとよく混同されるのが「変圧器」です。
タイの電圧は220Vで日本の100Vより高いので、「日本の電化製品は壊れちゃうんじゃ…」と心配になりますよね。
でも、安心してください!ほとんどの場合、変圧器は必要ありません。
今すぐ、お持ちのスマホやカメラの充電器(ACアダプター)の裏側を見てみてください。「INPUT: 100-240V」のように書かれていませんか?
この表記があれば「世界中の電圧に対応していますよ」という意味なので、変圧器なしで、先ほどの変換プラグだけで問題なく充電できます。最近の電子機器はほとんどがこのタイプです。
ただし、日本国内での使用しか想定されていないドライヤーやヘアアイロンなどを持っていく場合は、変圧器が必要になるので注意してくださいね。
タイ旅行がもっと快適になる便利グッズ

移動をラクにする快適アイテム
さて、ここからは「絶対に必要ではないけれど、あると旅の快適さが格段にアップする!」そんな選りすぐりの便利グッズをご紹介します。
まずは、日本とタイをつなぐフライトや、現地での長距離バス移動を天国に変えてくれる、とっておきの快適アイテムから見ていきましょう!
首と肩の救世主!「ネックピロー」
日本からタイまでのフライト時間は、だいたい6〜7時間。ずっと同じ姿勢で座っていると、タイに到着する頃には首や肩がガチガチに…。
そんな時に大活躍するのがネックピローです!これがあるだけで、座ったまま眠っても首が「カックン」と倒れるのを防ぎ、驚くほど快適に休めます。空気で膨らませるインフレータブルタイプなら、使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できるので、荷物にもならずおすすめですよ。
自分だけの空間を作る「アイマスク&耳栓」
「周りの人の読書灯がまぶしい…」「話し声やエンジン音が気になって眠れない…」なんて経験はありませんか?
アイマスクと耳栓のセットは、そんなデリケートなあなたの強い味方。周りの光や音をシャットアウトして、自分だけの静かな空間を作り出してくれます。特に、アメニティが提供されないLCC(格安航空会社)を利用する場合は、持っていくと睡眠の質がぐっと向上します。
足元を解放!「携帯用スリッパ」
エコノミークラスの長旅で、地味にツライのが足のむくみ。ずっと靴を履いたままだと、足がパンパンになってしまいますよね。
そんな時は、機内でさっと携帯用のスリッパに履き替えましょう!靴から足を解放するだけで血行が良くなり、驚くほどリラックスできます。100円ショップなどで売っている薄くて軽いもので十分。海外のホテルはスリッパがないことも多いので、滞在先でも使えて一石二鳥の便利アイテムです。
移動時間のお供に「イヤホン」
機内エンターテインメントの映画を楽しんだり、スマホに入れてきたお気に入りの音楽やポッドキャストを聴いたり。イヤホンがあれば、長い移動時間もあっという間に過ぎていきます。
最近はワイヤレスが主流ですが、機内のモニターに接続できるよう、有線タイプか変換アダプタも持っていると安心。ノイズキャンセリング機能付きのものなら、周りの騒音を軽減してくれるので耳栓代わりにもなり、さらに快適な時間を過ごせますよ。
街歩きも安心の安全グッズ
タイの活気あふれる街並みやマーケットを歩くのは、旅の大きな楽しみの一つですよね!
ただ、世界中の観光地がそうであるように、人が多い場所ではスリなどの軽犯罪に少しだけ注意が必要です。
でも、心配しすぎる必要はありません!
これから紹介する、ちょっとした安全グッズを上手に使うだけで、防犯レベルがぐっと上がり、余計な心配をせずに心から観光を楽しむことができますよ。
貴重品は隠して守る!「セキュリティポーチ」
パスポートや、その日に使う予定のない多額の現金、予備のクレジットカードなど、絶対に失くしたくない最重要アイテムは、通常のバッグとは別に保管するのが旅の鉄則です。
そこでおすすめなのが、服の下に隠せる薄型のセキュリティポーチ。お腹に巻くウエストポーチタイプや、首から下げてシャツの下に入れるタイプなどがあります。これなら、万が一バッグをひったくられたり、置き忘れたりしても、旅の生命線である貴重品は手元に残るので安心。まさに最強の「お守り」です。
街歩きバッグは「体の前」が基本
日中の観光で持ち歩くバッグは、リュックサックよりも体の前に抱えられるショルダーバッグやボディバッグが断然おすすめです。
リュックサックは便利なのですが、背後は完全に死角になってしまい、ナイトマーケットなどの人混みで知らないうちにファスナーを開けられてしまう危険性があります。バッグが常に自分の視界に入る状態をキープすることが、防犯の第一歩。バッグを選ぶ際は、口がファスナーでしっかりと閉まるタイプを選びましょうね。
ちょっとした工夫で効果は絶大!「カラビナ」や「南京錠」
防犯対策に、もう一手間だけ加えてみませんか?
100円ショップなどでも手に入る、小さなカラビナや南京錠が意外なほど役立ちます。
バッグのファスナーの引き手同士をカラビナで連結しておくだけで、スリがさっと開けるのを防ぐことができます。スリは手間がかかって目立つことを嫌うので、これだけでも狙われる確率を大きく下げてくれる効果が期待できますよ。簡単ですが、とても効果的なのでぜひ試してみてください。
エコバッグは持っていくべし
今や日本でもすっかりお馴染みになったエコバッグ。
「旅行にまで持っていくのは、ちょっと荷物になるかな?」と思うかもしれません。
ところが、このエコバッグ、タイ旅行においては**「持っていないと、かなり不便!」と感じるほどの必須級便利アイテム**なんです。見出しの通り、絶対に持っていくべき!と断言できるほどですよ。
タイではレジ袋が「もらえない」のが基本
日本よりも環境保護への取り組みが進んでいるタイでは、数年前から大手スーパーやコンビニでレジ袋の無料配布が禁止されています。
つまり、セブン-イレブンなどで飲み物やお菓子をちょっと買っても、基本的にレジ袋はもらえません(または有料です)。
袋がないと、買ったものを手で直接抱えてホテルまで…なんていう、ちょっとしたストレスが発生してしまいます。
常にカバンの中にコンパクトなエコバッグを1つ忍ばせておくだけで、スマートに買い物ができてとても快適ですよ。
お土産が増えたときの「最強のサブバッグ」に!
ナイトマーケットでかわいい雑貨をたくさん見つけたり、スーパーでタイ限定味のお菓子を買い込んだり…。旅行中は、気づけばどんどん荷物が増えていきますよね。
そんな時、折りたたんでおいたエコバッグをサッと広げれば、あっという間に収納力がアップ!街歩きの途中で増えた荷物をまとめるのはもちろん、旅行最終日にスーツケースに入りきらないお土産を、機内持ち込み用の手荷物にするのにも大活躍してくれます。
どんなエコバッグがいい?
どうせ持っていくなら、軽くてコンパクトに折りたためて、肩から掛けられる持ち手が少し長めのタイプがおすすめ。両手があくので、街歩きでも楽ちんです。撥水加工がされているものなら、急な雨や、濡れたものを入れるときにも安心ですね。
軽くてかさばらないのに、いざという時に本当に頼りになるエコバッグ。ぜひお気に入りの一枚をスーツケースに忍ばせていってください。
忘れがちな小物をチェック
必需品も便利グッズもスーツケースに詰めて、準備はもう万端!
…と思いきや、旅の快適さを左右する、意外と忘れがちな「小さな小物」たちがいます。
これらは無くても旅行はできますが、あると「あ、私って天才かも!」と、旅先で自分を褒めてあげたくなるような、気の利いたアイテムばかり。最後の総仕上げに、ぜひチェックリストとして活用してください。
機内で必ず使う!「黒のボールペン」
タイへ向かう飛行機の中では、多くの場合、入国カードが配られます。後で書こうと思って、いざ到着してからだとバタバタしてしまうことも。
その場でサッとスマートに記入できるよう、黒のボールペンを1本、必ず手荷物の中に入れておきましょう。客室乗務員さんに借りることもできますが、自分のペンがあればスムーズですよね。旅の途中で気になったお店をメモしたり、簡単な日記をつけたりするのにも役立ちます。
何かと使える万能選手「ジップロック袋」
大きさの違うジップロック付きのポリ袋を数枚持っていくと、想像以上に大活躍してくれます。
- 濡れた水着や、汗をかいた服を一時的に入れる
- 突然のスコール(夕立)からスマホやカメラを守る、即席の防水ケースにする
- お土産で買ったスパイスやハーブの匂いが、スーツケース全体に広がるのを防ぐ
- 使いかけのシャンプーボトルなどが漏れないようにする
…など、使い道は無限大!軽くてかさばらないので、ぜひ数枚スーツケースに入れておきましょう。
地味だけど天才!「S字フック」
これは、旅慣れた人がよく使うテクニックの一つ。S字フックがたった1つあるだけで、狭い空間を驚くほど有効活用できるんです。
例えば、機内の座席ポケットにポーチを引っ掛けたり、ホテルのクローゼットやバスルームでタオルや小物を干すスペースを増やしたり。カフェでテーブルに荷物を掛ける場所がない時にも便利です。こちらも軽くて邪魔にならないので、荷物の隅に1つ忍ばせてみてください。
スマホの電池切れでも安心「腕時計」
時間はスマホで見るのが当たり前の時代ですが、ツアーの集合時間や電車の時刻をパッと確認したい時に、いちいちカバンからスマホを取り出すのは少し面倒ですよね。それに、人混みで高価なスマホを何度も出し入れするのは、防犯上も少し気になります。
そんな時、シンプルな腕時計が1本あると、時間管理がとてもスムーズになります。スマホの充電を節約することにも繋がりますよ。
まとめ:タイ旅行に必要なものを最終確認

記事のポイント
- パスポートは入国時6ヶ月以上の有効期間が必要で、コピーも準備すべき
- 現金とクレジットカードを併用し、複数箇所に分散して管理すること
- 万一の医療費や盗難に備え、海外旅行保険には必ず加入する
- 航空券や予約確認書は、スクショと紙の両方で用意しておくと安心
- 屋外と屋内の寒暖差が激しいため、薄手の羽織ものは必須アイテムである
- 街歩きや観光では多く歩くため、履き慣れたスニーカーを必ず持っていく
- 使い慣れた常備薬に加え、虫よけや日焼け止めは日本からの持参が基本
- モバイルバッテリーは機内手荷物に入れ、変換プラグもあると万全
- 貴重品はセキュリティポーチで管理し、スリ対策を意識した行動を
- 現地ではレジ袋が有料なため、エコバッグを持参すると非常に重宝する
総括
ここまで、タイ旅行の持ち物について、必須アイテムからあると便利なグッズまで詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。リストアップすると「意外とたくさんあるな」と感じたかもしれませんね。
しかし、ここで紹介したアイテムはすべて、慣れない海外での不安を解消し、あなたの旅をより安全で、より快適にするための「お守り」のような存在です。パスポートの有効期限や海外旅行保険といった絶対に欠かせない基本から、強い日差しや冷房対策、衛生管理のためのウェットティッシュまで。一つひとつは小さなことかもしれませんが、こうしたタイ旅行に必要なものを丁寧に準備しておくことが、心の底から旅を満喫するための何よりもの秘訣と言えるでしょう。
このチェックリストで忘れ物がないか最終確認を済ませたら、もう心配はいりません。あとはスーツケースにワクワクを詰め込んで、思いっきり楽しむだけ。一つひとつの準備が、きっと最高の思い出作りへと繋がっていくはずです。
微笑みの国タイで、忘れられない旅を!