初めてでも安心!タイ旅行で気をつけること|不安が楽しみに変わるコツ

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初めてでも安心!タイ旅行で気をつけること|不安が楽しみに変わるコツ

タイ旅行で気をつけることはコレ!不安を「最高の思い出」に変える専門家の知恵

きらびやかな寺院、美味しすぎるタイ料理、活気あふれるナイトマーケット…。

想像するだけでワクワクが止まらないタイ旅行!

でもその一方で、「治安は大丈夫?」「ぼったくられたりしないかな?」「現地のマナーがよく分からない…」なんて、初めての海外旅行、特にタイ旅行には不安がつきものですよね。

せっかくの貴重な休日とお金を使った旅行が、”知らなかった”せいで台無しになってしまうなんて、絶対に避けたいはず。

この記事では、タイに何度も足を運んだプロのウェブライターが、タイ旅行で本当に気をつけることを徹底的にリサーチ。「危ないからやめよう」ではなく、「こうすれば安全に楽しめる!」というポジティブな視点で、具体的な対策をどこよりも分かりやすく解説します。

●この記事を読んでほしい人

  • 初めてのタイ旅行を計画中で、少し不安を感じている人
  • 女子旅や一人旅で、特に安全面が気になっている人
  • ネットの情報が多すぎて、本当に役立つ注意点だけを知りたい人

●この記事を読むメリット

  • スリや詐欺など、よくあるトラブルの手口と具体的な回避法が分かる
  • 寺院や王室に関するマナー違反をせず、敬意を持って旅ができる
  • タクシーや屋台を安心して利用するためのコツが身につく
  • 電子タバコ禁止など、タイの意外な法律を知り、無用なトラブルを避けられる
  • 漠然とした不安が解消され、自信を持ってタイ旅行を120%楽しめるようになる

この記事で紹介するポイントは、あなたの旅をトラブルから守ってくれる”最強のお守り”です。

さあ、最高のタイ旅行にするための準備、ここから一緒に始めましょう!

タイ旅行で気をつけるべき3つの心得

タイ旅行で気をつけるべき3つの心得

自分の身を守るための安全対策

タイは親切な人が多く、比較的治安の良い国ですが、日本と同じ感覚でいるのはやっぱり危険です。「自分の身は自分で守る!」という意識を持つことが、トラブルを避ける一番のお守りになりますよ。

貴重品の持ち歩き方

スリやひったくりは、観光客が一番遭いやすいトラブルです。対策は意外とシンプル!

  • バッグは体の前で抱えるように持つ: リュックサックは人混みでは前に背負いましょう。後ろポケットにスマホや財布を入れるのは絶対にやめてくださいね。
  • **貴重品は分散させる:**現金やカードを1つのお財布にまとめず、いくつか分けて持つのがおすすめです。パスポートの原本はホテルのセーフティボックスに預け、顔写真ページのコピーを持ち歩くと安心です。

夜間や人混みでの注意点

活気のあるナイトマーケットやお祭りはタイ旅行の醍醐味ですが、注意も必要です。

  • 夜間の女性一人歩きは避ける: 日が暮れたら、人通りの少ない路地や暗い道は避けて、大通りを歩くようにしましょう。移動はタクシーや配車アプリを利用するのが賢明です。
  • 「危ない」と言われるエリアには近づかない: バンコクのパッポン通りやカオサンロードの一部など、夜になると雰囲気が変わる場所もあります。興味本位で危険な場所に足を踏み入れないようにしましょう。

怪しい誘いはきっぱり断る勇気

「今日だけ王宮は休みだよ」「特別な宝石店に連れて行ってあげる」なんて親切に話しかけられたら要注意!それは、価値の低い商品を高く売りつける「宝石詐欺」の典型的な手口かもしれません。

タクシーやトゥクトゥクの運転手からの甘い誘いも同様です。少しでも「おかしいな?」と感じたら、笑顔で「No, thank you.(大丈夫です、ありがとう)」ときっぱり断る勇気を持ちましょう。

王室と宗教への敬意を忘れない

タイの人々が何を大切にしているかを知ることは、現地の人と心を通わせ、旅を何倍も楽しくするための大切なポイントです。特に「王室」と「宗教(仏教)」は、タイの文化の根幹をなすもので、最大限の敬意を払う必要があります。

国民から深く敬愛される王室

タイでは、王室は国民から絶大な尊敬を集めています。外国人旅行者も例外ではありません。

  • 王室を批判する言動は厳禁: 王室を侮辱するような発言や行動は「不敬罪」という重い罪に問われる可能性があります。冗談でも絶対にやめましょう。
  • お金や肖像は丁重に: タイの紙幣や硬貨には国王の肖像が描かれています。足で踏んだり、ぞんざいに扱ったりするのは非常に失礼な行為です。
  • 国王賛歌では起立する: 映画館などで本編上映前に国王賛歌が流れます。その際は、周りのタイの人々にならって起立し、敬意を表しましょう。

寺院や仏像は神聖なもの

きらびやかな寺院はタイ観光のハイライトですが、そこは神聖な祈りの場です。仏像に登ったり、寄りかかったり、足の裏を向けたりする行為は絶対にNG。ふざけたポーズで記念撮影をするのも、もちろんマナー違反です。

僧侶への接し方

街で見かけるオレンジ色の衣をまとった僧侶は、非常に尊敬される存在です。特に女性は、僧侶の体や持ち物に触れてはいけないという厳しい決まりがあります。物を渡す際も、直接手渡しはせず、男性を介するか、そっと置くようにしましょう。電車やバスでは、僧侶に席を譲るのがタイの美しい習慣です。

水と食事で体調を崩さないコツ

せっかくのタイ旅行、美味しいローカルフードを楽しまないなんてもったいない!でも、お腹を壊してホテルにこもりきり…なんてことになったら悲しいですよね。衛生面に少し気をつけるだけで、安心してタイの食文化を満喫できますよ。

水道水は絶対に飲まないで!

これは鉄則です!タイの水道水は、残念ながら飲用には適していません。

  • 飲み水はペットボトルで: コンビニやスーパーで売っているミネラルウォーターを買いましょう。
  • 歯磨きやうがいの水も注意: 口に含む水も、ペットボトルの水を使うのが安心です。
  • 氷に注意: 高級なレストランやホテルの氷は衛生的な場合が多いですが、ローカルな食堂や屋台の氷は水道水で作られている可能性も。お腹が弱い方は「マイ アオ ナムケン(氷は入れないでください)」と頼むのが無難です。

安全な屋台やレストランの見分け方

ローカルな雰囲気が楽しい屋台(ストリートフード)は、タイ旅行のハイライトの一つ。以下のポイントを参考に、安全なお店を選んでみてください。

  • 地元の人で賑わっているか: 行列ができているお店は、美味しくて衛生的で、食材の回転が速い証拠です。
  • 清潔感があるか: 調理場や食材がきれいに保たれているか、自分の目でチェックしましょう。
  • 目の前で調理してくれるか: 注文してから、しっかり火を通して調理してくれるお店を選びましょう。作り置きの料理は避けたほうがベターです。

胃腸に自信がなくても大丈夫

いきなり屋台はハードルが高いな…と感じる方は、デパートのフードコートや清潔なレストランから試してみるのがおすすめです。また、万が一に備えて、普段から使い慣れている胃腸薬や整腸剤を日本から持参すると、心の保険になりますよ。

なぜ注意が必要?タイの文化や法律の違い

なぜ注意が必要?タイの文化や法律の違い

不敬罪に注意!王室への敬意は絶対

前のセクションでも少し触れましたが、タイで王室への敬意は「マナー」というより「法律」レベルで非常に重要です。外国人旅行者であっても、国王や王室を侮辱するような言動は「不敬罪」として逮捕される可能性があり、実際に厳しい判決が出たケースもあります。

「不敬罪」は外国人も対象です

「知らなかった」では済まされないのが、この法律の厳しいところ。「王様ってどうなの?」といった軽い気持ちでの批判や、王族の写真を指さして笑うといった行為も、周囲の人に不快感を与えるだけでなく、通報されれば大きなトラブルに発展しかねません。

SNSでのつぶやきも要注意

不敬罪の対象は、公の場での発言だけではありません。インターネット上の書き込み、つまりSNSへの投稿も含まれます。タイに滞在している間のSNS利用には、特に慎重になりましょう。

日常生活に溶け込む王室への敬意

タイの人々がいかに王室を大切にしているかは、街の至る所で見ることができます。国王の肖像が描かれた紙幣をわざと踏みつけたり、破ったりする行為は絶対にやめてください。タイの人々の心を深く傷つけるだけでなく、これも不敬罪の対象となり得ます。

電子タバコはNG!知らなかったでは済まない法律

これは、特に日本の愛煙家の方がうっかり犯してしまいがちなルールなので、絶対に覚えておいてください。タイでは、電子タバコ(VAPE)や加熱式タバコ(IQOSなど)は法律で全面的に禁止されています。

IQOSやVAPEも全部アウト!

「ニコチンを含まないリキッドなら大丈夫?」「加熱式タバコは紙巻きじゃないからOK?」といった疑問を持つかもしれませんが、答えはすべて「NO」です。関連する機器を含め、タイへの持ち込み、所持、使用のすべてが違法行為となります。

「持っているだけ」でも逮捕の可能性

この法律の厳しいところは、「使用」だけでなく「所持」しているだけで罰則の対象になる点です。スーツケースの中に入れているだけでも、見つかれば高額な罰金や、最悪の場合は懲役刑が科される可能性があります。「空港で見つからなければ大丈夫」と安易に考えず、絶対にタイへは持ち込まないようにしてください。

街中で使っている人を見かけることがあるかもしれませんが、それはあくまで地元の人々の話。観光客は摘発の格好のターゲットになりやすいので、絶対に真似しないでくださいね。

アルコールの販売時間と禁酒日

「観光の後にホテルで一杯!」と思ってコンビニに寄ったら、お酒が買えなかった…。タイでは、そんなことが日常的に起こります。お酒好きな方は、タイならではのアルコール販売ルールを事前に知っておくと、旅行の計画がスムーズになりますよ。

お酒を買えるのは1日2回だけ

スーパーやコンビニなどでお酒を販売できる時間帯は、法律で厳しく決まっています。

  • 午前の部:11:00~14:00
  • 午後の部:17:00~24:00

この時間帯以外は、レジでお酒のスキャンができないように制御されているんです。レストランやバーでの飲酒はこの限りではありませんが、お店で買って飲みたい場合は、この「空白の時間」を避ける必要があります。

年に数回の「禁酒日」に注意

さらに、タイには年間で数日、終日お酒の販売・提供が禁止される「禁酒日」が存在します。主に仏教に関連する大切な祝日や、選挙の投票日がこれにあたります。この日は、コンビニやスーパーはもちろん、レストランやバーでもお酒を飲むことはできません。旅行日程と禁酒日が重なっていないか、事前にチェックしておくと安心です。

公園や路上での飲酒もNG

日本ではお花見などで公園でお酒を飲むこともありますが、タイでは寺院や公園、役所、ガソリンスタンドなど、公共の場所での飲酒は法律で禁止されています。開放的な気分になっても、ルールはしっかり守って楽しみましょう。

【シーン別】タイ旅行で気をつけること具体策

【シーン別】タイ旅行で気をつけること具体策

スリ・詐欺のよくある手口と対策

ここからは超実践編!タイの街歩きや観光中に遭遇するかもしれない、具体的なトラブルとその対策をチェックしていきましょう。「知っている」というだけで、リスクはぐっと減らせますよ。

人混みではコレを徹底!スリ・置き引き対策

活気のある市場や満員の電車は、スリにとって絶好の仕事場です。

  • カバンは体の前に: リュックは前に、ショルダーバッグは体の前でしっかり抱えるように持ちましょう。貴重品を入れたポケットに手を添えて歩くだけでも、狙われにくくなります。
  • 荷物から絶対に目を離さない: レストランやカフェで、席を取るために荷物を置いたままにするのはNGです。ほんの少し目を離した隙に、足元のカバンが…なんてことも。荷物は常に自分の視界に入る場所に置きましょう。

こんな言葉に要注意!よくある詐G手口

親切そうに話しかけてくる人が、みんな良い人とは限りません。特に観光客を狙った詐欺の決まり文句には注意してください。

  • 「王宮は今日休みだよ」: トゥクトゥクの運転手などが「代わりに良いところに連れて行ってあげる」と持ちかけて、高価な宝石店や仕立て屋に連れて行く典型的な手口です。まずは自分で公式情報を確認しましょう。
  • 「日本のお金を見せて」: 親しげに日本語で話しかけられ、財布を見せた隙に現金やカードを抜き取られる手口です。どんなにフレンドリーでも、安易に財布の中身を見せてはいけません。
  • レンタルバイク・ジェットスキーでのイチャモン: 返却時に「ここに傷があった」と高額な修理代を請求されるトラブルです。借りる前に、必ず店員さんと一緒に車両全体の写真を撮っておきましょう。

寺院で気をつける服装マナー

タイ旅行のハイライトでもある、きらびやかな寺院巡り。「せっかく行ったのに、服装が原因で中に入れなかった…」なんて悲しいことにならないよう、服装のマナーはしっかり押さえておきましょう。神聖な場所への敬意を示す大切なルールです。

これだけは覚えて!「肩」と「膝」を隠す

これが基本中の基本ルールです。男女問わず、以下の服装は避けましょう。

  • NGな服装:
    • タンクトップ、キャミソールなどのノースリーブ
    • ショートパンツ、ミニスカート
    • 体にぴったりフィットするレギンスやスパッツ
    • ダメージジーンズや透ける素材の服
    • ビーチサンダルのようなラフすぎる履物

おすすめの服装と便利アイテム

じゃあ何を着ればいいの?と迷ったら、シンプルな「Tシャツ+長ズボン」や「Tシャツ+くるぶし丈のロングスカート」などが間違いありません。

一番のおすすめは、薄手のカーディガンやストール、パレオ(巻きスカート)を1枚カバンに入れておくこと。これさえあれば、どんな服装の日でも寺院に行く前にサッと羽織って肌を隠せるので、とっても便利ですよ。

うっかり忘れても大丈夫!

もし適切な服装を忘れてしまっても、諦めないで。多くの主要な寺院では、入り口で服装チェックがあり、規定に合わない場合はサロン(腰に巻く布)などをレンタル(有料またはデポジット制)してくれます。

そして、本堂や礼拝堂など、建物に上がる際は必ず靴を脱ぐのを忘れずに。脱いだ靴は、入り口の棚に置くか、ビニール袋に入れて自分で持ち歩きましょう。

タクシーやトゥクトゥクの乗り方

バンコク市内の移動に欠かせないタクシーとトゥクトゥク。便利な乗り物ですが、ちょっとしたコツを知らないと、料金トラブルに巻き込まれることも。快適に乗りこなすためのポイントを解説します!

タクシーは「メーターOK?」が合言葉

カラフルで分かりやすいタクシーですが、乗る前に必ず運転手さんに「チャイ・メーター・ダイマイ?(メーター使ってくれますか?)」と聞いてみましょう。もし首を横に振られたり、法外な固定料金を言われたりしたら、そのタクシーは見送って、次の1台を探すのが賢明です。

  • ドアは手動です: 日本のタクシーと違って、ドアは自動で開きません。自分で開け閉めしましょう。開けるときは、後方からバイクが来ていないか必ず確認してくださいね。
  • 細かいお金を用意: 1,000バーツ札などの高額紙幣で支払おうとすると、「お釣りがない」と言われることがあります。100バーツ札や20バーツ札を多めに用意しておくと、支払いがスムーズです。

トゥクトゥクは乗る前の「料金交渉」がすべて

タイ名物の三輪タクシー、トゥクトゥクは開放感があって楽しい乗り物!でも、メーターはないので、乗る前に必ず料金交渉が必要です。

行き先を告げて、まず料金を確定させてから乗り込みましょう。観光客だと分かると相場より高めに言われることも多いので、「ちょっと高いなあ」と思ったら、「ロットノーイ ダイマイ?(少し安くできますか?)」と交渉してみるのも旅の醍醐味です。

不安な人には「Grab」が最強の味方

言葉の壁や料金交渉が不安…という方には、配車アプリの「Grab(グラブ)」が断然おすすめです。アプリ上で行き先を設定すれば、料金が事前に確定し、ドライバーの情報も分かるのでトラブルの心配がほとんどありません。カードを登録しておけばキャッシュレスで支払いも完了するので、とってもスマートですよ。

安全な屋台の食事と衛生管理

タイの魅力といえば、安くて美味しい屋台メシ!でも、衛生面が気になってなかなか挑戦できない…という方も多いのでは?大丈夫、いくつかのポイントを押さえれば、安心してローカルグルメを堪能できます。

美味しくて安全な屋台はこう見分ける!

数ある屋台の中から、当たりのお店を見つけるコツはこちら!

  • 行列は正義!: 地元の人や観光客で賑わっているお店を選びましょう。人が集まる=美味しい、そして食材の回転が速くて新鮮、というサインです。
  • 調理場が清潔かチェック: 食材がきちんとケースに入れられていたり、調理台がきれいに保たれたりしているか、自分の目で見てみましょう。
  • 食材が新鮮そうか: 肉や魚介類が、常温で放置されず、ちゃんと氷などで冷やされているかどうかも大切なポイントです。

注文するなら「火が通ったもの」

一番安心なのは、注文を受けてから目の前のコンロや鉄板で、ジュージューと音を立てて調理してくれるメニューです。パッタイ(タイ風焼きそば)やカオパット(チャーハン)、炒め物などは、しっかり火が通っているのでおすすめです。

生のサラダ(ソムタムなど)や、あらかじめカットされて売られているフルーツは、お店の清潔度をよく見て、信頼できそうなお店で試すようにしましょう。

食事の前の「ひと手間」

旅の必須アイテムとして、ウェットティッシュや携帯用のアルコール消毒ジェルをカバンに入れておきましょう。食事の前にサッと手を拭くだけでも、安心感が違います。屋台のテーブルに置いてあるお箸やスプーンを使う前に、ティッシュで拭いてから使うと、より衛生的ですよ。

緊急時の連絡先と相談窓口

使わないに越したことはありませんが、万が一の時のために「お守り」として知っておきたい連絡先です。スマートフォンの連絡先に登録しておくと、いざという時に慌てずに行動できますよ。

事件や事故、トラブルは「観光警察」へ

タイでトラブルに巻き込まれたら、まずはこちらへ。

  • 観光警察:1155

この番号は、外国人旅行者のための専門の警察です。24時間対応で、英語が通じます。オペレーターによっては日本語で対応してくれることもある、旅行者にとって最も頼りになる存在です。詐欺にあった、道に迷った、ぼったくられた、など困ったことがあればここに電話しましょう。

パスポートをなくしたら?

海外で最も焦るトラブルの一つが、パスポートの紛失・盗難です。

もしもの場合は、以下の手順で落ち着いて行動してください。

  1. 最寄りの警察署へ: まずは警察署へ行き、「紛失・盗難証明書(ポリスレポート)」を発行してもらいます。
  2. 在タイ日本国大使館へ: 次に、その証明書と必要な書類(顔写真、戸籍謄本など)を持って、バンコクにある日本大使館(北部ならチェンマイ総領事館)へ。新しいパスポートか、帰国のための「渡航書」を発行してもらう手続きをします。

病気やケガをしてしまったら

慣れない環境で体調を崩したり、ケガをしたりすることもあります。

  • 救急車:1669

そして何より大事なのが、加入している海外旅行保険のサポートデスクに電話することです。保険会社が提携している、日本語対応可能な病院を紹介してくれたり、キャッシュレス(自己負担なし)で治療が受けられるよう手配してくれたりします。病院へ行く前に、まず保険会社へ一本電話、と覚えておきましょう。

クレジットカードの紛失・盗難

カードがないことに気づいたら、一刻も早くカード会社の緊急連絡先に電話して、カードの利用を停止してもらいましょう。ほとんどのカード会社が、24時間対応の海外用フリーダイヤルを用意しています。番号は事前に必ず控えておいてくださいね。

まとめ:タイ旅行で気をつけることを知って最高の旅を!

まとめ:タイ旅行で気をつけることを知って最高の旅を!

記事のポイント

  • 貴重品は分散して管理し、バッグは体の前で持つ
  • 王室への敬意は絶対。不敬罪は外国人にも適用される
  • 寺院訪問時は、肩と膝を隠す服装規定を必ず守る
  • 電子タバコや加熱式タバコの持ち込みと使用は法律で厳禁である
  • アルコール飲料には販売時間制限と、一切購入できない禁酒日がある
  • 水道水は飲まず、屋台の氷にも注意を払う
  • タクシー乗車時は、メーターの使用を必ず確認する
  • トゥクトゥク利用時は、乗車前に必ず料金交渉を済ませる
  • トラブルに備え、観光警察(1155)の番号は必ず控えておく
  • 高額な医療費に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に必ず加入する

総括

以上、タイ旅行で気をつけるべき点をたくさんお伝えしてきました。「なんだか注意することが多くて大変そう…」と感じてしまったかもしれませんが、怖がらせたいわけでは決してないんです!

今回ご紹介した内容は、すべてあなたのタイ旅行を、より安全で、より深く、より楽しいものにするための「旅のお守り」のようなもの。これだけの知識があれば、遭遇するかもしれないトラブルのほとんどは未然に防ぐことができます。だから、自信を持って大丈夫!

タイの人々はとても親切で、街には美味しいごはんが溢れ、息をのむほど美しい景色が広がっています。現地の文化や習慣に敬意を払い、ほんの少しだけ安全に気を配ることで、ガイドブックには載っていないような、タイの本当の魅力に触れることができるはずです。「微笑みの国」と呼ばれる理由を、きっと肌で感じられますよ。

注意点をしっかりインプットしたら、あとはもう思いっきり楽しむだけ!あなたのタイ旅行が、忘れられない素晴らしい思い出でいっぱいになることを、心から願っています。

気をつけて、いってらっしゃい!

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