
ベトナム 4泊5日モデルコースで、あなたにぴったりの旅がきっと見つかる
「ベトナムに行ってみたいけど、どの都市に行けばいい?」「4泊5日って短くない?」「初心者でも安心して楽しめるコースってある?」――そんな悩みを持つ方のために、この記事では“旅のタイプ別”にベトナム旅行のモデルコースをご紹介します。
ベトナムは、南北に1,200kmも広がる多様な国。エリアごとに風景も文化もまるで別世界。だからこそ、4泊5日という限られた日数で「どこを選ぶか」が旅の満足度を大きく左右します。この記事では、「ベトナム 4泊5日モデルコース」に迷っている方のために、初心者向けからリピーター、さらには穴場好きまで、それぞれに最適なプランを網羅しています。
●この記事を読んでほしい人
- はじめてベトナムに行くけど、プランに迷っている人
- 何度か訪れたけど、定番以外のルートに挑戦したい人
- 限られた日程で効率よく満喫したいと思っている人
●この記事を読むメリット
- 初心者でも安心のモデルコースが具体的にわかる
- リピーター向けの“ひとクセある”旅先が見つかる
- 行きたい都市を目的別(リゾート・文化・グルメ)に選べるようになる
- ベストシーズンや気候の注意点も事前に把握できる
- 現地移動や宿選びのポイントも丁寧に解説されている
「これなら、自分にぴったりのベトナム旅行ができそう!」と思えるヒントが詰まっています。理想の旅を見つけたいあなたへ――さあ、本文を読んで、最高の4泊5日を描きましょう!
ベトナム4泊5日モデルコースの選び方

初心者向けモデルコースの特徴
初心者がベトナム4泊5日旅行を楽しむには「1都市+周辺エリア」の集中型モデルコースがおすすめです。
なぜ1都市集中型が安心なの?
その理由はズバリ、「移動の負担を減らせるから」。
ベトナムは南北に約1,200kmととても縦に長い国なので、都市間の移動には飛行機が必要になることも多いです。特に初めての海外旅行や東南アジア旅行で、限られた時間のなか都市をまたぐと、移動疲れで肝心の観光を十分に楽しめないことも。
また、言語や文化、食事などが初めてだと、それだけで気疲れするもの。観光スポットが近場にまとまっている都市を選べば、移動のストレスも減り、観光・グルメ・ショッピングと全てに余裕を持って楽しめます。
初心者向けにおすすめの都市は?
以下のような都市が、初めてのベトナム旅行にぴったりです。
- ハノイ+ハロン湾:文化と自然のベストバランス
- ダナン+ホイアン:ビーチリゾートと世界遺産の組み合わせ
- ホーチミン+メコンデルタ:都市の活気と南部のローカル体験
いずれも日帰りで郊外の観光地にアクセスできるので、毎日新しい体験ができつつ、ホテルは同じ場所に滞在できるのがポイント。荷造りやチェックイン・アウトの手間が少ないのは、意外と旅行中の満足度に直結します。
安心・便利なサポートも利用しよう
初心者には、日本語対応の現地オプショナルツアーや送迎付きのプランがあると安心です。
例えば、ハロン湾クルーズやクチトンネル訪問などは、現地発のツアーが充実しているので、個人で手配するよりスムーズに観光できます。ホテル予約も、「旧市街に近いエリア」「海沿いエリア」など目的に合わせて立地重視で選ぶのがコツです。
まとめないけどアドバイス
「せっかくの海外旅行だから、色々な場所を回りたい!」という気持ちはとてもわかります。でも初めてのベトナム旅行なら、“深く楽しむ”ほうが満足度は高くなります。無理せず、余裕を持ったスケジュールで、旅の1つ1つをしっかり味わいましょう!
リピーター向けモデルコースとは
リピーター向けのベトナム4泊5日モデルコースは、“定番+穴場”を組み合わせた「ちょっと冒険」スタイルがおすすめです。
なぜリピーターは“定番外し”が楽しいの?
1度ベトナムを訪れたことがある人なら、すでにハノイの旧市街やホーチミンの中心部など、主要観光地は経験済みのはず。
そこで次の旅では、「あまり知られていない場所」や「ローカルに近い体験」がしたくなってくるんですよね。
4泊5日という短期旅行でも、ちょっと視点を変えるだけで、ベトナムの深みがぐっと広がります。観光地らしさを少し離れて、“ベトナムのリアル”をのぞく旅。そんな自由度の高いモデルコースが、リピーターにはぴったりです。
リピーターに人気の穴場エリア
- フーコック島:「最後の楽園」とも言われるビーチリゾート。ホーチミンから国内線で約1時間。透明度の高い海、夕日、地元漁師の暮らしが残るのどかな島時間が魅力です。観光客も比較的少なく、リラックス度高め。
- ダラット:南部の高原都市で、フランス植民地時代の影響が残るロマンチックな街並みと涼しい気候が特徴です。ホーチミンから夜行バスや国内線でアクセス可能。花市場やワイナリー巡りなど、大人の旅におすすめ。
- ニンビン(チャンアン):ハノイから日帰り圏内で、ハロン湾よりも静かな水上ボート体験ができるエリア。奇岩と川の景観が幻想的で、観光客で混雑しないのも嬉しいポイントです。
こんな組み合わせがおすすめ!
- ホーチミン+フーコック島:都市とビーチの“静と動”を体験
- ハノイ+チャンアン&陶器の村バッチャン:歴史文化×ローカル生活をじっくり
- ダナン滞在でホイアンを飛ばし、代わりにフエ訪問:ベトナム王朝の雰囲気に浸る旅
どのプランも、「少しマイナーだけど深く楽しめる」場所を中心に据えつつ、移動は無理のない範囲で。
この“ひとクセあるモデルコース”が、ベトナムの奥深さにもっと触れたいリピーターの心をくすぐります。
ツアーに頼らず自分で組み立てる楽しさ
リピーターになると、ガイド付きツアーよりも「自分でスケジュールを組んで動いてみたい」という気持ちも強くなるはず。
Grabで配車したり、現地のカフェでのんびりしたり、現地スーパーでお土産探しを楽しんだり…そんな“生活するような旅”もまた魅力のひとつです。
ちょっとディープに、ちょっと自由に。
そんな旅の楽しみ方ができるのが、リピーター向けモデルコースの真骨頂です。
観光テーマに合わせた都市の選び方
ベトナム旅行を最大限に楽しむには「何を一番したいか」で都市を選ぶのが大正解です。リゾート?歴史探訪?それともグルメ三昧?テーマが決まれば、行くべき都市も自然と絞られてきます。
リゾートでのんびりしたいなら…
おすすめ都市:ダナン・ホイアン・フーコック島
- ダナンは白砂のビーチとモダンな街並みが魅力のリゾート都市。ホテルやカフェも充実していて、初めてのリゾート旅にもぴったり。
- ホイアンは、ダナンから車で約40分。ランタンが灯る夜の旧市街が幻想的で、歴史ある建物が並ぶ街歩きにぴったり。
- フーコック島は、「ベトナム最後の楽園」と言われる隠れたビーチリゾート。人混みを避けてゆったり過ごしたい人におすすめです。
歴史や文化にじっくり浸りたいなら…
おすすめ都市:ハノイ・フエ・サパ
- ハノイは千年の歴史を持つ首都。ホー・チ・ミン廟やタンロン遺跡、文廟など歴史的スポットがコンパクトにまとまっています。
- フエはベトナム最後の王朝があった街。世界遺産の王宮跡や皇帝の陵墓が点在していて、歴史好きにはたまりません。
- サパは山岳民族が暮らす北部の秘境。棚田やトレッキングコースがあり、自然と文化を一緒に楽しめます。
グルメ旅を満喫したいなら…
おすすめ都市:ホーチミン・ハノイ・ホイアン
- ホーチミンは南部料理の宝庫。バインセオやバンチャンヌンといったローカルグルメがずらり。ナイトマーケットでの食べ歩きも最高です。
- ハノイでは、本場のフォーやブンチャーが味わえます。寒い朝に路上で食べるフォーは、旅行者の間でも“特別な体験”と人気。
- ホイアンでは、カオラウやホワイトローズなど、この街独自の料理が味わえます。街並みと一緒に食も楽しめるのがポイント。
アクティブ派にはこの都市!
おすすめ都市:ニャチャン・バーナーヒルズ(ダナン郊外)
- ニャチャンはベトナム屈指のマリンスポーツの聖地。シュノーケリング、ダイビング、アイランドホッピングなど一日中遊べます。
- バーナーヒルズは、インスタ映えで話題の「ゴールデンブリッジ」がある山岳テーマパーク。ロープウェイで空中散歩も楽しめます。
旅のスタイルに合った都市を選べば、4泊5日でも「思い出深さ」はぐっとアップ。観光スポットの有名度よりも、「自分が何をしたいか」を軸に決めるのが、ベトナム旅行成功のカギです!
ベストシーズンと旅行時期の決め方
ベトナム旅行のベストシーズンは「行きたいエリア」によって異なるため、地域ごとの気候をチェックするのが大切です。南北に長いベトナムは、場所によって季節感が全然違うんですよ。
北部(ハノイ・サパなど)は春と秋が快適
北部は四季があります。夏は高温多湿で雨も多く、冬は意外と冷え込むのが特徴です。
- ベストシーズン:3月~5月、9月~11月
春と秋は気温が20~25度前後で湿度も低め。街歩きにちょうどよい気候です。 - 冬(12~2月)は肌寒く、最低気温は10度前後まで下がることもあるので、薄手のコートやセーターが必要です。
ハノイ観光やハロン湾クルーズを楽しむなら、気温が穏やかな時期に行くのがおすすめです。
中部(ダナン・ホイアン・フエなど)は乾季が狙い目
中部は台風の影響を受けやすいエリア。特に秋の雨季は大雨や洪水になることもあるので注意が必要です。
- ベストシーズン:2月~6月
この時期は乾季で晴れの日が多く、ビーチもばっちり楽しめます。5月〜6月は少し暑くなりますが、海風があるので比較的快適。 - 避けたい時期:9月~11月
この時期は台風シーズンで、観光どころではない大雨になる日もあるので要注意。
リゾート目的なら、乾季ど真ん中を狙って思いきり海やプールを満喫したいですね。
南部(ホーチミン・メコンデルタ・フーコック島など)は乾季がベスト
南部は一年中暑い「熱帯性気候」で、はっきりと乾季と雨季に分かれます。雨季でも一日中降り続けることは少なく、スコールがパッと降って止むことが多いです。
- ベストシーズン:11月~3月
乾季でカラッとした晴天が続き、観光も街歩きもしやすいです。湿度も低く、過ごしやすさは抜群。 - 雨季:5月~10月
観光はできなくはないですが、突然の雨や道路の冠水に注意。特に9月は大雨になることも。
ホーチミン中心部の観光だけでなく、フーコック島などの離島リゾートを組み合わせるなら、乾季を狙って予定を組むと安心です。
行き先が決まらない場合は3〜5月、11月が万能
ベトナム全体で見ても、3月〜5月前半、または11月あたりは、どのエリアも気候が安定していて観光しやすい「ハズレの少ない時期」。この時期は航空券の価格も極端に高くなりにくいので、スケジュールが自由に組める人にはおすすめの時期です。
旅行時期を選ぶ際は、「行きたい場所」と「体力・好みの気候」に合わせて、無理なく楽しめる時期を選んでみてくださいね。
人気観光地を巡るベトナム4泊5日プラン

ハノイとハロン湾の歴史&絶景旅
ハノイとハロン湾の組み合わせは「歴史」と「自然の絶景」の両方を一度に楽しみたい人にぴったりなモデルコースです。文化的な深みとインスタ映えする絶景、両方欲張りたいならこのルートで決まり!
ハノイではベトナムの“本質”に触れる
首都ハノイは、千年以上の歴史を持つ古都。旧市街を歩けば、細い路地に軒を連ねる雑貨屋や屋台の香ばしい匂いに、五感が刺激されます。
注目スポット
- ホー・チ・ミン廟:建国の父を祀る荘厳な施設。衛兵交代も見応えあり。
- 文廟(ぶんびょう):ベトナム最古の大学。苔むした石碑や池のある庭園がフォトジェニック。
- ホアンキエム湖周辺:市民の憩いの場。朝の太極拳を眺めるのも一興。
- 旧市街のナイトマーケット:週末限定で開催される歩行者天国。ローカルフードや雑貨がずらり。
夜には水上人形劇もぜひ体験してみてください。言葉がわからなくても、音楽と動きで楽しめる伝統芸能です。
ハロン湾で“別世界”の絶景に出会う
ハノイから車で約2.5時間。ハロン湾は、エメラルドグリーンの海に大小2,000以上の奇岩が浮かぶ、ユネスコ世界遺産の絶景スポットです。
日帰りツアーでも充実の体験が可能
- クルーズ船での絶景めぐり:のんびり景色を楽しみながら、途中で鍾乳洞探検やカヤック体験も。
- シーフードランチ:船上で提供されるベトナム風シーフードは、鮮度抜群。
- 写真タイム:とにかく映えます。スマホの容量を空けておきましょう!
時間に余裕があれば、ハロン湾での1泊クルーズもおすすめ。夜明けの湾を船上で迎える時間は格別です。
移動とスケジュールのポイント
- 1〜2日目:ハノイ市内観光に集中。旧市街散策、主要スポットめぐり、ナイトマーケットなど。
- 3日目:朝からハロン湾へ。ツアーで夜にはハノイ戻り。もしくはクルーズ泊。
- 4日目:市内でスパやカフェめぐりなどゆったり過ごすのもアリ。
- 5日目:お土産探し→空港へ。
ホテルはホアンキエム湖周辺に取ると、観光やグルメのアクセスがとてもスムーズです。
ハノイの歴史の奥深さと、ハロン湾の自然美を体感すれば、「あぁ、ベトナムってすごい」ときっと感じるはずです。文化も景色も欲張りたい人に、まさにベストな4泊5日ルートです!
ダナン・ホイアンのリゾート満喫旅
ダナンとホイアンを巡る4泊5日コースは、「ビーチ+世界遺産+グルメ」がすべて楽しめる贅沢なプランです。のんびり派もアクティブ派も満足できる、まさに“バランスのとれた旅”。
ダナンでビーチリゾートを堪能
ダナンは近年急成長中のビーチリゾート都市。美しい海と整備された街並みが共存し、観光初心者にも安心感があります。
ダナンでのおすすめスポット
- ミーケービーチ:白砂が続く絶景ビーチ。海水浴やビーチ沿いのカフェでのんびり過ごすのも◎。
- ドラゴンブリッジ:夜にはライトアップされ、週末限定で火と水を噴くショーは圧巻!
- 五行山(マーブルマウンテン):洞窟の中に寺院があり、頂上からは街と海を一望できます。
- バーナーヒルズ:話題の“ゴールデンブリッジ(手のひらの橋)”がある山岳テーマパーク。ケーブルカーでの空中散歩が楽しい!
ホテルはビーチ沿いのリゾートホテルがおすすめ。到着日は移動疲れを癒やしながら、プールやスパでゆったり過ごしましょう。
ホイアンでは幻想的な旧市街を歩こう
ダナンから車で約40分。ホイアンは「東洋の古都」と呼ばれる世界遺産の街です。色とりどりのランタンが揺れる街並みは、一歩踏み入れるだけでタイムスリップした気分になります。
ホイアンでの楽しみ方
- 旧市街の建物めぐり:日本橋、フーンフンの家、福建会館など歴史的建築が並びます。
- トゥボン川での灯籠流し:夜は川辺で灯籠を流す体験ができ、ロマンチックなひとときに。
- ナイトマーケット:ランタン屋台やご当地フードが並ぶ、活気あふれる夜の名物。
- アクティビティも充実:バンブーバスケットボート体験やカニ釣りも、ちょっとユニークで楽しいですよ。
滞在スタイルに応じて、ホイアンに1泊するのもアリ。旧市街の雰囲気をじっくり味わいたい方におすすめです。
このルートで食べたいグルメ
- ダナンのシーフード:ミーケービーチ沿いのレストランで、新鮮な魚介をBBQスタイルで堪能。
- ホイアンの三大名物:
- カオラウ:太めの米麺に甘辛ダレ、チャーシューがのった名物麺。
- ホワイトローズ:エビ入りの蒸し餃子で、繊細な見た目も美しい。
- 揚げワンタン:サクサク食感がクセになる。野菜と甘酸っぱいソースがマッチ。
おしゃれなカフェも多く、インスタ映えするドリンクやスイーツも要チェックです。
スケジュールの目安
- 1日目:ダナン到着、ビーチやホテルでリラックス
- 2日目:五行山・バーナーヒルズ観光
- 3日目:ホイアンへ移動、旧市街とナイトマーケット
- 4日目:アクティビティ体験&自由散策(ホイアン泊 or ダナン戻り)
- 5日目:ダナン出発前に最後のビーチ散歩やスパ
自然、文化、グルメ、全部一度に味わいたいなら、ダナン&ホイアンコースは本当におすすめ。ベトナム初心者でも安心して楽しめるのも大きな魅力です。
ホーチミンとメコンデルタの文化探訪
ホーチミンとメコンデルタを巡る4泊5日プランは、ベトナムの「近代的な都市の顔」と「昔ながらの水上生活文化」のコントラストを味わえるバランスのいい旅です。都会の喧騒と、のどかな水辺の景色。まったく異なる世界を短期間で体験できます。
近代都市ホーチミンで歴史とグルメを楽しむ
ホーチミンは、旧名サイゴンと呼ばれた南部最大の都市。高層ビルが立ち並ぶ一方で、フランス植民地時代の面影が今も色濃く残ります。
ホーチミン市内の見どころ
- 統一会堂(旧大統領官邸):ベトナム戦争終結の地。内部の地下司令室は圧巻です。
- 戦争証跡博物館:戦争の悲惨さをリアルに伝える展示は胸に響きます。写真展示が充実。
- サイゴン中央郵便局&サイゴン大教会:パリを思わせるコロニアル建築。郵便局内ではおしゃれな切手や雑貨も買えます。
- ベンタイン市場:観光客にも人気の市場。雑貨や衣類、ローカルフードが一気に楽しめます。
観光の合間には、バインミー(サンドイッチ)やフォーなど、ストリートグルメもぜひ試してみてください。気軽で安くて、びっくりするほど美味しいですよ。
メコンデルタで水上の暮らしにふれる
ホーチミンから車で約1時間半。メコンデルタは、ベトナム南部を代表する“水の都”です。何本もの川が張り巡らされ、人々は水の上で生活し、働き、暮らしています。
日帰りツアーの魅力
- 手漕ぎボートでの水上クルーズ:ヤシの葉が覆いかぶさる細い水路を、ゆったり進む時間はまるでジャングル探検。
- フルーツ園&ローカル体験:トロピカルフルーツの試食や、ココナッツキャンディ工房見学など、五感で楽しめる体験が豊富。
- 伝統音楽と民族衣装のショー:田舎の文化に触れられる素朴な時間。記念撮影にも◎。
- エレファントフィッシュの丸揚げランチ:ちょっと見た目が強烈だけど、味はやみつき!
都市では味わえない“ベトナムの原風景”に出会えるのが、メコンデルタの魅力です。
スケジュールの組み方
- 1日目:ホーチミン到着後、市内を軽く散策。ディナークルーズで夜景と食事を満喫。
- 2日目:ホーチミン市内の主要観光地をじっくり巡る日。歴史にどっぷり浸る。
- 3日目:メコンデルタ日帰りツアーへ。水上ボート&郷土料理を満喫。
- 4日目:ショッピングやカフェ巡りなど自由時間。スパでのんびりもおすすめ。
- 5日目:出発前に市場でお土産探し。午後、空港へ。
ホテルは1区(ドンコイ通り周辺)が断然便利。主要観光スポットが徒歩圏に集中していて、夜のおでかけにも困りません。
都市と田舎、近代と伝統。2つの顔を一度に体験できるこのプランは、「初めてのベトナムだけど人とちょっと違う旅がしたい!」という方にぴったりです。
南北周遊コースのメリットと注意点
ベトナム南北周遊コースは「短期間でベトナムの多様性を体感したい人」におすすめです。ホーチミンとハノイという対照的な都市をセットで巡れば、ひとつの国の中にある“別世界”を楽しむことができます。
南北周遊の大きなメリット
1. ベトナムのコントラストを肌で感じられる
南部・ホーチミンは活気ある経済都市で近代的な雰囲気。一方で北部・ハノイは落ち着いた伝統都市で、街並みや食文化にも趣があります。この対比が面白く、1回の旅行で「ベトナムはこういう国」と一言で言いきれない多様性に触れられるのが醍醐味です。
2. グルメの幅が一気に広がる
地域によって料理の味付けも個性があるのがベトナムの魅力。
- ホーチミンでは、甘めの味付けが多く「バインセオ(ベトナム風お好み焼き)」や「生春巻き」などが人気。
- ハノイでは、塩気が強めで素朴な味の「ブンチャー」や「本場のフォー」が絶品です。
3. 飛行機移動で時間を有効活用
ホーチミン~ハノイ間は飛行機で約2時間。LCCを使えば価格もお手頃で、短期間でも無理なく移動できます。空港から市内中心部までのアクセスも良好なので、観光時間をしっかり確保できます。
周遊する際の注意点
1. 実質の観光時間は意外と少ない
国内移動がある分、ホテル移動や空港での待ち時間も含めると、観光に使える時間は減ります。たとえば、3日目をまるまる移動日と見込む必要があるため、各都市でじっくり見て回る時間は限られます。
2. 移動疲れが出やすい
国内線のフライトは短いとはいえ、空港でのチェックインや荷物預けなどで体力を使います。あれもこれも詰め込まず、ゆったり目のスケジュールを意識しておくと快適です。
3. 荷造りがやや複雑になる
ハノイとホーチミンでは気温差があることもあるため、服装の調整が必要になるケースも。特にハノイの冬は朝晩冷えるので、1枚羽織れるものがあると便利です。
こんな人におすすめ
- 初めてのベトナムで「全体の雰囲気」を知りたい人
- 限られた日程でできるだけ多くの景色や文化に触れたい人
- 国内線利用や乗継に慣れている中〜上級者の旅行者
周遊プランは一見ハードルが高そうですが、実は効率よく組めば初めての人でも十分楽しめます。逆に「どこに絞るか迷って選べない…」という方にとっては、いいとこ取りのベストチョイスになることも多いです。時間配分と体力管理さえ意識しておけば、南北の魅力をギュッと詰め込んだ充実の旅になりますよ。
穴場スポット入りベトナム4泊5日旅

フーコック島で自然と海を堪能
フーコック島は「混雑を避けて、のんびりリゾート気分を味わいたい人」にぴったりな穴場スポットです。ホーチミンから国内線で約1時間とアクセスも良好で、手つかずの自然と美しい海が広がる“ベトナム最後の楽園”として注目を集めています。
フーコック島ってどんな場所?
ベトナム最大の島で、タイランド湾に浮かぶ南国の楽園。まだ日本人観光客は少なめで、欧米のリゾート客が中心。全体的にのんびりとした雰囲気が流れていて、時間がゆっくり感じられるのが魅力です。
- 面積:約574㎢(屋久島よりやや大きい)
- 気候:12月~3月が乾季でベストシーズン
- 通貨:基本はベトナムドン、観光地ではクレジットカードもOK
絶対に行きたい自然&ビーチスポット
サオビーチ(Bãi Sao)
フーコック島を代表するビーチ。白くてさらさらの砂浜と、透き通ったターコイズブルーの海は感動もの。比較的波が穏やかで、泳ぐのにもピッタリです。
ガンザウビーチ(Gành Dầu)
島の北西にある穴場ビーチ。夕日がとにかく綺麗で、カップルや静かなひとときを過ごしたい人におすすめ。ローカル食堂も点在しており、シーフードも格安で味わえます。
ホン・トム島ケーブルカー
世界最長級の海上ケーブルカーで、離島ホン・トムへ空中散歩。約15分の絶景ライドはインスタ映え間違いなし!島に着いたらプライベートビーチやアクティビティも充実しています。
アクティビティで自然を満喫
シュノーケリング&アイランドホッピング
フーコックの南側にはサンゴ礁が広がるスポットが点在。現地発着のボートツアーで複数の島を巡りながらシュノーケリングを楽しめます。透明度が高く、カラフルな魚たちと泳げるのが最高の癒し。
ペッパーファーム見学
フーコック島はベトナム随一の胡椒の産地。見学ツアーでは収穫の様子を間近で見たり、胡椒の味比べをしたりできます。スパイシーな香りが旅の記憶に残ること間違いなし。
ヌクマム(魚醤)工場ツアー
島の名産であるヌクマム(ベトナムの調味料)の製造工程も見学可能。香りはちょっとクセがありますが、現地でしか買えない“高級魚醤”はお土産に人気です。
夜はナイトマーケットで食べ歩き
ドゥオン・ドンのナイトマーケット
フーコック島最大の繁華街で開催されるナイトマーケットは、毎晩が食のフェスティバル状態。
- ウニの焼き物
- シャコのグリル
- 南国フルーツのスムージー(シントー)
など、ベトナムの海の幸・山の幸を手軽に楽しめます。
歩いているだけで楽しいので、1日では物足りないかも?
滞在のポイント
- 宿泊はロングビーチ沿いが便利。空港やナイトマーケットにもアクセスしやすく、サンセットが目の前!
- ハイシーズン(12月〜2月)はホテルが埋まりやすいので、早めの予約が吉。
- 現地ツアーはホテルでも手配可能。日本語ガイドが必要な場合は、事前にオンラインでの予約がおすすめです。
自然に癒されたい、混雑が苦手、ビーチで読書したい、そんな人にとってフーコック島は“まさに理想の旅先”。ベトナムの新しい一面に出会えること間違いなしです。
高原都市ダラットの避暑地体験
ダラットは「涼しい気候とヨーロッパ風の街並み、自然の癒し」を求める人に最高の穴場リゾートです。ベトナムにいながら、まるで軽井沢やパリ郊外に来たかのような雰囲気が味わえます。
ダラットってどんな場所?
ダラットは、南部ベトナムの高原にある標高約1,500mの都市。年中20℃前後の快適な気候で、ベトナム人の間でも「避暑地」「新婚旅行の聖地」として親しまれています。
- 年間を通して涼しく、湿度も控えめ
- 街にはフランス統治時代の建築が点在
- 花、湖、滝に囲まれた自然豊かな環境
ホーチミンやニャチャンからの国内線でアクセス可能。空港から市街までは車で約30分ほどです。
観光スポットは“映え”と癒しの宝庫
スアンフーン湖(Hồ Xuân Hương)
市の中心に広がる静かな湖。ボートに乗ったり、湖畔のカフェでのんびり過ごしたり。朝の散歩にもおすすめ。
ダラット駅(Ga Đà Lạt)
まるでおもちゃの世界のようなレトロ可愛い鉄道駅。観光列車に乗れば、田園風景をのんびり楽しめます。
クレイジーハウス(Crazy House)
ガウディ建築にインスパイアされた、迷路のような奇抜なホテル兼観光施設。写真を撮りまくりたくなる不思議空間です。
ダタンラ滝(Thác Datanla)
ちょっとスリルを求めるならここ!滝を見ながらジェットコースターのようなレールスライダーで山を滑り降りる体験ができます。
ダラットならではの体験もおすすめ
花とワインの街を味わう
ダラットは“花の都”としても有名。フラワーガーデンやバラ園で色とりどりの花々に囲まれる時間は、心がほっとします。また、ベトナムでは珍しく「ワインの産地」としても知られ、市内のレストランではダラット産ワインが気軽に楽しめます。
ローカルマーケット巡り
ダラット市場では、新鮮な野菜、フルーツ、アーティチョークティーなど、ヘルシーでユニークなローカル商品が手に入ります。お土産探しにもぴったりです。
おしゃれカフェ文化も健在
ダラットは若者向けのカフェも多く、レトロ喫茶からナチュラルウッド調のブックカフェまでスタイルもさまざま。コーヒーは香り高く、エッグコーヒーやラテアートも美味しいと評判です。
宿泊エリアの選び方
- 湖の近く(スアンフーン湖周辺):立地がよく、観光にも便利。ホテルやゲストハウスも豊富。
- フランス風ヴィラホテル:非日常感を求めるなら、フランス風の邸宅を改装したホテルがおすすめ。インテリアもかわいく、女子旅やカップルに人気です。
注意したいポイント
- 夜は冷えるので、長袖の羽織り物はマスト。
- 雨季(7月〜10月)は突然の雨があるので折りたたみ傘をお忘れなく。
- 空港へのアクセスがやや不便なので、送迎付きのホテルや事前の移動手配が安心です。
ダラットは“ベトナムっぽくないベトナム”とも言える独自の魅力を持つ場所。喧騒から離れて、静かな時間を過ごしたい人にとって、最高の癒しの4泊5日旅になりますよ。
チャンアンやサパで秘境探訪
ベトナムの秘境を体感したいなら「チャンアン」と「サパ」は外せません。有名観光地とはまた違う、“静かで壮大な自然”と“ローカル文化”に触れることができる、ディープなベトナム体験が待っています。
チャンアン:水上ボートで巡る絶景世界遺産
チャンアンはハノイから南へ車で約2時間、ニンビン省にある世界遺産エリア。川と山が織りなすカルスト地形は、まるで水墨画のような美しさです。
チャンアンの魅力
- ボートでしか行けない洞窟巡り:地元の人が漕ぐ小舟で、静かな川を進みながらいくつもの鍾乳洞をくぐります。水面ギリギリの狭い洞窟を抜けるスリルもあり。
- 映画ロケ地としても有名:「キングコング:髑髏島の巨神」の撮影地としても知られ、幻想的な風景は世界的にも注目を集めました。
- 手つかずの自然に包まれる感覚:エンジン音もない静けさの中で、鳥の声と水の音だけに包まれる時間は、心が洗われるようです。
ハロン湾よりも観光客が少なく、のんびりと自然を楽しみたい方におすすめ。日帰りでも行けますが、ニンビンに一泊してゆったり過ごすのもアリです。
サパ:棚田と少数民族の村を歩く旅
サパは、ベトナム北部の山岳地帯にある高原の町。ラオカイ省に位置し、中国との国境に近く、山に囲まれた絶景と多民族文化が魅力です。
サパでの見どころ・体験
- 棚田の絶景ハイキング:黄金色に輝く棚田の間を歩くトレッキングは、サパならではの体験。特に10月前後は稲刈りシーズンで絶景が広がります。
- 少数民族の村訪問:黒モン族や赤ザオ族など、色とりどりの民族衣装をまとった人々の暮らしに触れられる貴重な機会。伝統工芸品や刺繍雑貨も見逃せません。
- ロープウェイでファンシーパン山へ:インドシナ半島の最高峰「ファンシーパン山(標高3,143m)」まではロープウェイでアクセス可能。頂上からのパノラマは圧巻です。
アクセスと旅のポイント
チャンアン
- ハノイから日帰りツアーあり。バスで片道約2時間。
- 体力に自信がない方でも安心して楽しめるアクティビティ中心。
- 昼食に出るヤギ肉や山菜料理など、ニンビン名物も要チェック。
サパ
- ハノイから寝台列車(約8時間)または高速バス(約6時間)でアクセス。
- 標高が高く朝晩は冷え込むため、長袖・ウインドブレーカー必携。
- 雨季(6〜8月)はぬかるみやすいので、トレッキングには防水シューズが◎。
都市の喧騒を離れて、ベトナムの奥深い自然と人々の暮らしに出会う。そんな体験を求める人には、チャンアンとサパの“秘境探訪”コースがぴったりです。どちらもアクセスは少し大変ですが、それ以上の価値がある絶景と感動が待っています。
穴場エリアでの宿泊と移動のコツ
穴場スポットで快適な旅を楽しむには「アクセスのしやすさ」と「滞在スタイル」に合わせて宿や移動手段を選ぶこと」がカギです。都市部と違って交通や宿泊の選択肢が限られることもあるので、事前の情報収集と計画が旅の満足度を左右します。
宿泊選びのポイント
立地は“観光の拠点”を基準に選ぶ
穴場エリアでは、観光スポット同士が離れていることも。なので、「中心地近くで移動しやすい」か「自然に囲まれてのんびりできるか」など、自分の旅スタイルに合った立地を選ぶのがコツです。
たとえば:
- フーコック島ならロングビーチ沿いがおすすめ。空港から近く、ナイトマーケットやレストランにもアクセス良好です。
- サパなら町の中心部か村にあるホームステイを選ぶと、トレッキングや少数民族の文化体験にも便利です。
- ダラットではスアンフーン湖周辺のフレンチヴィラ風ホテルが雰囲気抜群で、観光にもぴったりです。
ホテルのクオリティは“口コミ”と“最新写真”で判断
穴場では情報が少ないため、GoogleマップやBooking.comなどで実際の写真とレビューを確認しておくのが大事です。特に「シャワーの水圧」や「清潔さ」「騒音の有無」などは要チェック。
移動手段は“柔軟性と安全”がカギ
タクシーよりGrabアプリが安心
都市部ほどではないですが、フーコック島やダラットでも「Grab」などの配車アプリが使えるエリアが増えています。値段が明示されるので、ぼったくりの心配もありません。空港送迎や観光移動にも活躍してくれます。
郊外観光はツアー参加が便利
個人では行きにくい場所も多いため、現地のオプショナルツアーやホテル手配のチャーターサービスを活用しましょう。たとえば:
- サパでのトレッキング+村訪問
- フーコック島でのシュノーケリングボートツアー
- チャンアンでのボートツアー+寺院観光の組み合わせ
レンタルバイクは上級者向け
南国リゾート気分でバイクを借りたくなるかもしれませんが、交通ルールや地形が独特なので、初めての人にはハードルが高めです。どうしても乗りたい場合は、ヘルメット必携&運転免許の確認を忘れずに。
小さな工夫が快適さを左右する
- 移動時間のクッションに余裕を持たせる
山岳地帯や離島では、突然の雨や道路事情で予定が押すことがあります。次の移動に余裕をもたせるスケジュール設計が安心です。 - 荷物は軽めに、折りたたみバッグを持参
秘境では階段や未舗装道路を歩く場面も。キャリーケースよりも軽量なリュックやボストンバッグが活躍します。お土産用にサブバッグがあると便利です。 - 電源プラグやSIMカードにも注意
田舎ほどコンセント数が少ない宿があるため、マルチタップがあると便利。また、Wi-Fiが不安定な場合もあるので、現地SIMやeSIMの利用がおすすめです。
穴場を巡る旅はちょっとした不便もありますが、それすらも旅の思い出に。だからこそ、宿と移動の“選び方”を押さえるだけで、快適さがぐっとアップしますよ。
まとめ:あなたにぴったりの4泊5日ベトナム旅を見つけよう

記事のポイント
- 初心者は「1都市+周辺観光」の集中型コースが移動負担も少なく安心
- リピーターは定番+穴場の組み合わせでベトナムの奥深さを楽しめる
- 観光テーマ(リゾート、歴史、グルメ)で行き先を決めるのが満足度アップのコツ
- ベストシーズンは地域ごとに異なるため、行きたいエリアの気候を事前に確認する
- ハノイ+ハロン湾コースは文化と自然を一度に味わえる王道ルート
- ダナン+ホイアンコースはビーチと世界遺産のバランスが取れた旅が可能
- ホーチミン+メコンデルタは都市と水上生活の対比を楽しめるプラン
- 南北周遊はベトナムの多様性を短期間で体験できるが移動疲れに注意が必要
- 穴場のフーコック島やダラットは静かな自然と非日常感を求める人に向いている
- 秘境エリア(チャンアン・サパ)ではローカル文化や壮大な自然に出会える
総括
ベトナムは、南北に長く多様な魅力を持つ国です。4泊5日という限られた日程でも、旅のスタイルや目的に合わせて、十分に満足できる旅を実現することができます。初めての方には、1都市+近郊のスポットを巡る“集中型コース”が安心。移動の負担を抑えつつ、観光・グルメ・買い物までじっくり楽しめます。ベトナムリピーターの方には、定番に少し“ひねり”を加えたコースや穴場エリアへの旅がおすすめ。現地の暮らしに触れるような自由度の高い体験が、より深い旅の満足感につながります。
また、気候やシーズン、アクセスのしやすさを考慮して都市を選ぶことも、4泊5日の旅を成功させるポイントです。「ベトナム 4泊5日モデルコース」と検索するあなたはきっと、「限られた時間で最大限楽しみたい」という思いをお持ちのはず。だからこそ、どんな旅が自分に合っているのか、この記事でしっかりとヒントを掴んでいただけたら嬉しいです。
さあ、自分だけの理想のベトナム旅を、ここから始めてみませんか?