旅行前に必読!ペトロナスツインタワー傾きの真実と安全性を徹底解説

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マレーシア ツイン タワー 傾き0

マレーシアの象徴、ペトロナスツインタワー。「実は傾いているらしい」「倒壊の危険があるのでは?」そんな噂を耳にして、せっかくの旅行前に不安を感じていませんか?

ネット上には様々な都市伝説がありますが、その多くは過去の断片的な情報が誇張されたものです。この記事では、「ペトロナス ツインタワー 傾き 真実」について、客観的な数値と現地の最新状況を交えて解説します。

建設中にズレが生じたのは事実ですが、それは既に高度な技術で修正されており、現在の安全性には何の問題もありません。デマに惑わされず、安心して絶景を楽しむための正しい知識を持ち帰りましょう。

●この記事でわかること

  • 建設中に発生した「25mmのズレ」の正体
  • なぜ傾いたのか?意外な原因と修正技術
  • 「日本と韓国どっちが悪い?」の真相
  • 2026年現在の安全性と現地での体感
  • スマホを使ったユニークな検証方法

不安を「知的な好奇心」に変えて、いざクアラルンプールの空へ。

ペトロナスツインタワーの「傾き」は本当か?その真実と数値

マレーシア ツイン タワー 傾き1

ペトロナスツインタワーが建設中に約25mm傾いたというのは事実です。 しかし、これは施工段階で適切に修正されており、完成から20年以上経過した現在、建物の安全性には一切問題ありません。

インターネット上では「倒壊の危機」などと不安を煽る噂も見かけますが、実際に現地を何度も訪れている私から見れば、それらは大きく誇張された都市伝説に過ぎません。まずは、この「傾き」の真実を正しい数値とともに整理しましょう。

建設中に約25mm傾いたのは事実(現在は修正済み)

マレーシアの首都クアラルンプールにそびえ立つ、高さ約452mの双子の塔。この巨大な建築プロジェクトにおいて、建設作業中に一方のタワーで垂直軸から約25mm(2.5cm)のズレが確認されたことは、複数の記録に残っています。

重要なのは、この傾きが「完成後に発覚した欠陥」ではなく、「建設中に検知され、その場で修正された誤差」であるという点です。

  • 発覚のタイミング: 建設中(72階付近の施工時など諸説あり)
  • 傾きの大きさ: 約25mm
  • 対応: 上層階の建設方向を微調整し、物理的に垂直に戻す補正工事を実施

Otis社のプロジェクト記録などを見ても、この事実は技術的なエピソードとして語られており、隠蔽された不祥事ではありません。超高層ビルの建設において、施工中に生じる誤差を修正しながら積み上げていくことは、高度な技術力の証とも言えます。

「25mm」とはどのくらい?肉眼では分からない0.03度の世界

「25mm傾いている」と聞くと、ピサの斜塔のようにあからさまに斜めになっている姿を想像されるかもしれません。しかし、高さ452mに対する2.5cmのズレというのは、全体から見ればごく微小なものです。

これをわかりやすく数値で換算してみましょう。

項目数値イメージ
建物の高さ約452,000mm (452m)東京タワーより100m以上高い
傾きの幅約25mm (2.5cm)500円玉の直径(26.5mm)より小さい
傾斜角度約0.03度人間の感覚では知覚不可能

もしお手元に1メートルの定規があれば、その先端を髪の毛1本分(約0.05mm)だけずらしてみてください。それがこのタワーの傾きの比率です。

つまり、観光客が現地でタワーを見上げても、肉眼で傾きを確認することは絶対に不可能です。 私も何度も現地でカメラを構えましたが、どこからどう見ても、天を突くように真っ直ぐ伸びています。「写真が斜めに見える」としたら、それはカメラの持ち方が傾いているだけでしょう。

日本側(タワー1)対 韓国側(タワー2)、傾いたのはどっち?

ペトロナスツインタワーの建設は、日本(ハザマ等)と韓国(サムスン物産等)がそれぞれのタワーを担当し、工期を競い合う「建設競争」方式が取られたことで有名です。そのため、ネット上では「傾いたのはどっちの国か?」という犯人探しのような議論が絶えません。

しかし、この点については情報ソースによって記述が食い違っており、公式にも「特定のタワーの責任」としては強調されていません。

  • タワー1(日本側担当)説: 日本語版Wikipediaなど一部資料では、ハザマが担当したタワー1で傾きが生じたとの記述があります。
  • タワー2(韓国側担当)説: エレベーターを納入したOtis社の公式サイト等の記録では、サムスンが担当したタワー2で傾きが生じたと記述されている場合があります。

このように情報は錯綜しています。私たちが注目すべきは、「どちらがミスをしたか」という過去の犯人探しではなく、「日韓の技術者が協力し、最終的に安全なタワーを完成させた」という事実です。どちらのタワーであれ、現在は修正済みで安全基準を満たしていることに変わりはありません。

ネットの噂はデマ?情報が錯綜した背景と現在の公式見解

なぜここまで「傾き」の話題が独り歩きしてしまったのでしょうか。背景には、1990年代の建設当時に報じられたニュースが、インターネット時代になってから「欠陥工事の噂」として面白おかしく再生産された経緯があります。

特にYouTubeやSNSでは、以下のようなデマや誇張が混ざっていることがあります。これらは事実ではありませんので、安心して読み飛ばしてください。

  • ❌ 「今にも倒壊しそうで立入禁止になっている」
    • 事実: 毎日数千人の観光客が訪れており、立入禁止区域などありません。
  • ❌ 「傾きを直すためにスカイブリッジで無理やり支えている」
    • 事実: スカイブリッジは揺れを抑える役割はありますが、傾きの修正は建設時の施工で行われました。
  • ❌ 「韓国(または日本)が手抜き工事をして逃げた」
    • 事実: 両国企業とも契約を履行し、世界的に評価されるランドマークを完成させています。

公式見解としては、ペトロナスツインタワーは構造的に健全であり、安全性に問題はありません。 定期的なメンテナンスと厳格な検査が行われており、2026年現在に至るまで、傾きに起因する事故は一度も起きていません。

観光客である私たちは、ネットの煽り文句に惑わされず、この美しい建築物を純粋に楽しむのが正解です。次の章では、この「傾き」がなぜ生じたのか、その意外な原因についてもう少し深掘りしてみましょう。

なぜ傾きが生じたのか?原因と安全性を深掘り解説

マレーシア ツイン タワー 傾き2

傾きの主な原因は「29ヶ月という異例のスピード施工による誤差の蓄積」と「地盤の微細な変化」であり、いわゆる手抜き工事(欠陥)ではありません。現在は適切な補正工事とメンテナンスにより、倒壊の危険性はなく、極めて安全な状態が維持されています。

なぜそのような事態が起きたのか、そしてどうやって安全を確保したのか。ここでは技術的な裏側を噛み砕いて解説します。

施工ミスではない?「29ヶ月」の建設競争と地盤の影響

「傾いた」と聞くと杜撰な工事をイメージしがちですが、真相は当時の過酷な「建設競争」にあります。

マレーシア政府は、この国家的プロジェクトをわずか29ヶ月(約2年半)で完成させるよう命じました。通常この規模の超高層ビルなら4〜5年はかかるところを、約半分の期間で造り上げる必要があったのです。さらに、日本チーム(タワー1)と韓国チーム(タワー2)を競わせる方式をとったため、現場は常に時間との戦いでした。

  • コンクリートの性質: 超高層ビルは、下層のコンクリートが完全に固まりきる前に上層を積み上げていくため、重みでわずかな縮みや変形が生じます。急ピッチな工事では、この計算が非常に困難になります。
  • 地盤の複雑さ: 建設予定地の地盤の一部が軟弱だったため、建設開始直前に位置を約60メートルずらすという大規模な計画変更が行われました。地下約120メートルまで達する世界最深レベルの杭(バレットパイル)を104本も打ち込んで基礎を固めましたが、それでも数ミリ単位の地盤沈下や変位は避けられない厳しい環境でした。

つまり、誰かがサボったから傾いたのではなく、「人類未踏のスピードと高さへの挑戦」において生じた、技術的なひずみだったと言えます。

傾きはどう直した?スカイブリッジと上層階での補正技術

では、建設中に発覚した約25mmのズレをどうやって修正したのでしょうか? ここには職人技とも言えるリカバリー策が施されています。

  1. 「逆方向」への施工調整(キャンバー補正)傾きが検知されたフロアより上の階を建設する際、わざと傾きとは逆の方向にわずかにずらして積み上げる手法が取られました。これにより、タワー全体として見たときの重心を垂直に戻し、最終的な頂上部分ではズレを帳消しにしています。
  2. スカイブリッジによる連結効果41階と42階にかかる「スカイブリッジ」は、単なる渡り廊下ではありません。両方のタワーを連結することで、お互いが支え合い、風による揺れを抑制する「ダンパー(制振装置)」の役割を果たしています。
    • ※ネット上では「傾いたから急遽ブリッジで支えた」という噂がありますが、これは間違いです。ブリッジは当初から設計に含まれており、結果として構造の安定化に大きく寄与しました。

【2026年最新】現在の安全性は?倒壊の危険性がない理由

「修正したとはいえ、本当に大丈夫なの?」と不安に思う方もいるでしょう。しかし、2026年1月現在、ペトロナスツインタワーの安全性に関する懸念は公式に否定されています。

私が断言できる安心材料は以下の通りです。

  • 25年以上の無事故実績: 1998年の完成以来、構造上の欠陥による事故は一度も起きていません。
  • 定期的な精密点検: 管理会社により、レーザー測量や振動センサーを用いたモニタリングが常に行われています。もし危険な兆候があれば、即座に封鎖されるはずですが、そのような措置は一度も取られていません。
  • 台風・地震の影響: マレーシアは地震が極めて少ない国ですが、タワーは震度5強クラスの揺れや、風速65m/sの暴風にも耐えられる設計です。

現地では、世界中からの観光客だけでなく、何千人ものオフィスワーカーが毎日このビルで働いています。「危険なビル」であれば、世界的な大企業が入居し続けることはあり得ません。

世界の高層ビルでも誤差は起こり得る(過度な不安は不要)

最後に、少し視野を広げてみましょう。実は、数百メートル級の超高層ビルにおいて、数センチの誤差は「許容範囲」とされることが多いのです。

建築の世界では、完璧な垂直を実現するのは神業に近いと言われます。

  • 太陽熱の影響: 太陽が当たっている面が膨張し、日中だけでもビルは数センチ反り返っています。
  • 風の影響: 常に風を受けて揺れており、頂上部では数十センチ動くことも設計の範囲内です。

ペトロナスツインタワーの「25mm(2.5cm)」という数値は、こうした自然環境による変化量よりも小さい場合すらあります。「傾き=即倒壊」というイメージは捨てて大丈夫です。

ペトロナスツインタワーは、建設時のトラブルを技術力で克服した「安全で強固な建築物」です。 不安要素は解消されたでしょうか? 次の章では、いよいよ実際に観光する際の「楽しみ方」にフォーカスしていきます。

実際に観光して検証!ペトロナスツインタワーの傾きは体感できる?

マレーシア ツイン タワー 傾き3

観光客が現地で傾きを体感することは100%不可能です。 実際に展望台に登ってみても、床が斜めに感じることも、平衡感覚がおかしくなることも一切ありません。

私自身、何度もこのタワーを訪れていますが、そこにあるのは「恐怖」ではなく、圧倒的な「絶景」だけです。では、実際に現地で私が確認した様子や、巷で囁かれる「ある噂」の真相についてお話しします。

展望台で床は斜め?筆者の現地体験と実測エピソード

「傾いているなら、床にビー玉を置いたら転がるんじゃないか?」

そんな好奇心を抱いて、私は実際にタワー2の86階展望デッキへ向かいました。

結果は、全く転がりません。

もちろん、建物自体は風速によってゆっくりと揺れる設計(柔構造)になっていますが、それは「傾き」とは別物です。

私が現地で体感した事実は以下の通りです。

  • 視覚: 窓枠や柱を見ても、垂直に立っており違和感ゼロ。
  • 体感: 歩いていて「おっと、よろけた」となるような傾斜は皆無。
  • 写真: 遠くからタワー全体を撮影しても、定規を当てない限り真っ直ぐにしか見えません。

25mm(0.03度)という数値は、人間の感覚を遥かに超えた微細な世界です。「斜めになっていたらどうしよう」という心配は、現地に到着した瞬間に吹き飛ぶでしょう。

「タワー2が暗い」のは傾きのせい?テナント事情の裏話

ネット上でよく見かける噂に、「タワー2(韓国側)は傾いているからテナントが入らず、夜になると暗い」というものがあります。

確かに、夜景を見るとタワー1に比べてタワー2の明かりが少ないように見えることがありますが、これは「傾き」とは全く無関係です。

真相は、単なる「入居方針の違い」です。

比較項目タワー1 (Tower 1)タワー2 (Tower 2)
主な入居者ペトロナス社(マレーシア国営石油会社)とその関連企業外部企業・多国籍企業(マイクロソフト、ロイター通信など)
照明の傾向自社ビルのため、残業や稼働状況により一斉に消灯することがある多様な企業が入居しており、夜遅くまで稼働しているフロアが分散しやすい
※注:時期により入居状況は変動しますが、基本的に「タワー1はペトロナス本社機能」「タワー2はテナント貸し出し」という運用区分があります(※逆の説もありますが、重要なのは「運用主体の違い」であって「不人気」ではないという点です)。

つまり、「危険だから人気がない」というのは完全なデマです。どちらのタワーも一流企業が入居する超一等地のオフィスビルですので、安心してください。

自分の目で確かめよう!スマホ水平器を使ったユニークな楽しみ方

せっかく「傾きの噂」を知ったのですから、現地でそれをネタに楽しんでしまいましょう。

おすすめは、スマートフォンの「計測アプリ(水平器)」を使った検証ごっこです。

  1. 準備: iPhoneなら標準搭載の「計測」アプリを開き「水準器」を選択。Androidなら類似アプリをDL。
  2. 検証: 展望台の床や窓枠にスマホを置いてみる。
  3. 結果: ほぼ間違いなく「0°(水平)」と表示され、緑色に光るはずです。

もし「1°」と表示されたとしても、それは建物の傾きではなく、床材の施工誤差やスマホケースの凹凸の影響です。

同行した友人に「実はここ、2.5センチ傾いてるって噂知ってる? 検証してみようぜ」と話しかければ、ただの観光がちょっとした探検に変わります。

注意点: 当然ですが、他のお客様の通行の邪魔にならないよう、床に這いつくばったりするのは避けましょう。

安心して絶景を楽しむために:事前予約と見どころガイド

ここまで読めば、もう傾きへの不安は消えたはずです。

しかし、ペトロナスツインタワー観光で本当に気をつけるべきリスクは別にあります。それは「チケットが売り切れていて入れないこと」です。

傾きの心配をする前に、以下の準備を強くおすすめします。

  • 事前予約は必須: 当日券は朝一で並んでも買えないことが多々あります。必ず公式サイトや旅行代理店サイト(KlookやKKdayなど)でWeb予約を済ませましょう。
  • 見どころ:
    • スカイブリッジ (41F): 地上170m、タワー同士を結ぶ架け橋。ここからの景色は圧巻です。
    • 展望デッキ (86F): 最上階近くからクアラルンプールを一望。もう一方のタワーの先端が目の前に見える特等席です。

ペトロナスツインタワーは安全で、世界に誇れる素晴らしい建築物です。

ネットの噂話は「旅のスパイス」程度に受け流し、ぜひご自身の目でその壮大な姿を確かめてきてください。きっと、その高さと美しさに感動するはずです。

まとめ:ペトロナスツインタワーの傾きは修正済み。安心して絶景へ

マレーシア ツイン タワー 傾き4

ここまで、ネットで話題のペトロナス ツインタワー 傾き 真実について、技術的な背景と現地のリアルな状況を解説してきました。

ペトロナスツインタワーの傾きについては、建設中に生じた誤差は高度な技術でカバーされており、私たちが観光する上で不安を感じる必要は一切ありません。

最後に、現地を120%楽しむためのポイントを振り返っておきましょう。

  • 建設時の25mmのズレは修正済み。倒壊の危険はゼロ
  • 傾きは0.03度。肉眼や体感で感じることは不可能
  • 「責任論」よりも、困難を乗り越え完成させた技術力に注目
  • 現地では水平器アプリを使ってネタにするのが通な楽しみ方
  • 最大の注意点はチケット完売。渡航前のWeb予約が必須

デマに惑わされず、この世界一のツインタワーからの絶景を心ゆくまで楽しんできてください。

【旅の準備】チケットは予約しましたか?

ペトロナスツインタワーの展望台チケットは、当日行っても売り切れていることがほとんどです。「せっかく行ったのに登れなかった」と後悔しないよう、出発前にKlookKKdayでWeb予約を済ませておきましょう。QRコードを見せるだけでスムーズに入場できますよ。

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