
紙は流す?流さない?「台湾トイレ」の常識、知らないと困るかも!
いよいよ待ちに待った台湾旅行!美味しい小籠包、活気あふれる夜市、ノスタルジックな街並み…想像するだけでワクワクしますよね。
しかし、その前に一つだけ、とても大切なことを確認しませんか?
それは、意外と見落としがちな「台湾トイレ」の事情です。
「台湾のトイレって、紙は流せるの?」
「ウォシュレットは付いてる?」
「外出中にトイレに行きたくなったら、コンビニに駆け込めばいいの?」
こうした疑問を解決しないまま現地へ行くと、思わぬトラブルに遭遇したり、恥ずかしい思いをしたりしてしまうかもしれません。
でも、ご安心ください。この記事では、そんなあなたの不安をすべて解消します!
●この記事を読んでほしい人
- 初めて台湾へ旅行する、または久しぶりに行く人
- 台湾のトイレ事情に漠然とした不安や疑問を持っている人
- 過去に海外のトイレで困ったり、戸惑ったりした経験がある人
●この記事を読むメリット
- トイレットペーパーを流すかどうかの正しい判断基準がわかる
- 外出先で清潔なトイレをスムーズに見つけられるようになる
- コンビニにトイレがないなど、日本との違いに戸惑わなくなる
- 台湾旅行に本当に持っていくべき必須アイテムがわかる
- 現地のマナーを知り、スマートにトイレを利用できるようになる
知っているか知らないかで、旅の快適さは驚くほど変わります。
さあ、まずは台湾トイレの基本ルールから、一緒に確認していきましょう。
驚きの台湾トイレ事情!知れば安心の基本ルール

紙は流す?流さない?結論は「見て判断」
台湾旅行を考えたとき、多くの方が「トイレの紙は流せるの?」と疑問に思うようです。私も、この話を知人から聞いた時、日本では当たり前のことが違うと知り、正直とても驚きました。
結論からお伝えしますと、現在の台湾ではトイレットペーパーを「流せるトイレ」と「流せないトイレ」が混在しています。ですから、「すべてのトイレで流せる(または流せない)」のではなく、正解は「その都度、個室の状況を見て判断する」となります。
なぜルールが統一されていないの?
ルールが統一されていない背景には、台湾のインフラ事情があります。台北のMRT駅や新しいデパート、ホテルのトイレはきれいで、問題なくトイレットペーパーを流せる場合がほとんどです。
しかし、歴史ある街並みが魅力の観光地や、昔ながらの食堂、古い雑居ビルなどでは、配水管が細かったり、水圧が弱かったりする場合があります。そのような場所で紙を流してしまうと、詰まりの原因になってしまうのです。
台湾はまさに今、古いインフラと新しいインフラが入り混じる「過渡期」にある、と考えると分かりやすいかもしれません。
判断に迷わないための2つのチェックポイント
「じゃあ、どうやって見分けるの?」と不安に思うかもしれませんが、心配はいりません。判断するためのサインは、ほとんどの場合トイレの個室内に示されています。
チェックするべきポイントは、主に次の2つです。
- 壁の貼り紙やステッカーの表示
- 便器の横に置かれた大きなゴミ箱
この2点を確認する習慣をつければ、迷うことはほとんどなくなります。日本のトイレのように「すべて流せる」のが当たり前ではない、という点だけ覚えておけば、台湾のトイレで戸惑うことは格段に減るはずです。
流せない理由は?台湾のインフラと歴史
トイレットペーパーを流せないトイレがある一番の理由は、台湾の「下水道インフラの歴史」にあります。単に設備が古いというだけではなく、台湾の社会が歩んできた道のりが関係していると知ると、見え方も変わってきて興味深いですよ。
急速な経済成長と下水道整備
台湾は目覚ましいスピードで経済成長を遂げました。しかし、その発展の速さに、家庭からの汚水を処理する公共下水道の整備が追いついていない時期がありました。
特に、歴史ある建物が多く残るエリアでは、配水管そのものが細く設計されていたり、水圧が十分でなかったりします。そのような場所でトイレットペーパーを流してしまうと、管が詰まるトラブルに直結してしまうのです。
もちろん、台湾全体で下水道の普及率は年々向上しています。しかし、2025年の現在でも、新しいインフラが整ったエリアと、昔ながらのインフラが残るエリアが混在している状況です。このインフラの新旧混在こそが、場所によってトイレのルールが違う大きな理由となっています。
政府の「流そう」政策と人々の「流さない」習慣
実は、台湾政府は公衆衛生の向上や国のイメージアップのため、2017年に「トイレットペーパーは便器に流しましょう」という政策を開始しました。ゴミ箱からの臭いや細菌の繁殖を防ぐ狙いがあります。
しかし、長年「紙はゴミ箱へ」という習慣が根付いていたため、政策が始まっても、すべての人々の行動がすぐに変わるわけではありませんでした。「自宅の配管が古いから詰まったら大変」「子どもの頃からずっとそうしてきた」という思いから、今でもゴミ箱を使い続ける人は少なくないのです。
このように、インフラの問題と、政府の新しい方針、そして人々の根強い習慣が入り混じっているのが、台湾のトイレ事情の現状です。単に「ルールが違う」と捉えるだけでなく、台湾社会のダイナミックな変化の過程を垣間見るような気持ちでいると、少し面白いかもしれません。
ゴミ箱がサイン!長年続く台湾の習慣
トイレットペーパーを流して良いか判断する上で、貼り紙と並んで重要なサインとなるのが、便器の横に置かれた「ゴミ箱」です。このゴミ箱の存在が、台湾で長年続いてきた習慣を物語っています。
日本のサニタリーボックスとは違う?
台湾のトイレ、特に少し古い建物に入ると、便器の真横に日本のサニタリーボックスとは比べものにならないほど大きなゴミ箱が置かれていることがあります。女性用トイレだけでなく、男性用トイレにも設置されているのが特徴です。
このゴミ箱は、主に使用済みのトイレットペーパーを捨てるために用意されています。特に、蓋がなく、明らかに多くの紙を捨てることを想定した大きさのゴミ箱であれば、それは「紙は流さず、ここに捨ててください」という強いメッセージだと考えて間違いありません。
「迷ったらゴミ箱へ」が旅の鉄則
壁に貼り紙などの案内がなく、流していいのか本当に判断に迷う場面もあるかもしれません。
そんな時に旅行者が覚えておきたい最も安全なルールが、「迷ったら、ゴミ箱に捨てる」です。万が一、配管を詰まらせてしまうと、恥ずかしい思いをするだけでなく、お店やホテルに迷惑をかけてしまう可能性もあります。リスクを避けるためにも、現地の習慣に従うのが最も賢明な判断と言えるでしょう。
ささやかな思いやり。現地の捨て方マナー
ゴミ箱に紙を捨てる際、多くの台湾の方は、汚れた面を内側にしてきれいに折りたたんでから捨てています。これは、次にトイレを使う人や、掃除をしてくれる方へのささやかな気遣いです。
私たち旅行者もこのエチケットを真似ることで、気持ちよくトイレを利用し、現地の文化に敬意を示すことができます。簡単なことですので、ぜひ実践してみてください。
見分け方はコレ!個室の貼り紙を確認しよう
トイレットペーパーを流すかどうかの判断で、最も確実で簡単な方法が「個室の壁にある貼り紙を確認する」ことです。台湾の多くのトイレには、利用方法を示す案内が貼ってありますので、個室に入ったらまず壁やドアのあたりを見渡す習慣をつけましょう。
中国語が分からなくても、イラストや漢字の形で直感的に理解できる場合がほとんどです。ご安心ください。
「流さないで」のサインはこれ!
トイレットペーパーを便器に流してはいけない場合、以下のような表示が見られます。
- 表示例:
衛生紙請勿丟入馬桶
- 読み方: (wèi shēng zhǐ qǐng wù diū rù mǎ tǒng)
- 日本語訳: 「トイレットペーパーを便器に流さないでください」
全部の漢字を読む必要はありません。ポイントは「勿」という漢字です。この「勿」は「~するな」という禁止を表す言葉なので、この文字を見つけたら「流してはダメなんだな」と判断できます。
また、便器にゴミを捨てる様子に大きなバツ印(✕)が描かれているイラストも、同じく「流さないで」のサインです。
「流してOK」のサインはこれ!
反対に、トイレットペーパーを流しても良いトイレには、次のような案内があります。
- 表示例:
請將衛生紙丟入馬桶
- 読み方: (qǐng jiāng wèi shēng zhǐ diū rù mǎ tǒng)
- 日本語訳: 「トイレットペーパーを便器に流してください」
先ほどの「勿」という漢字がなければ、基本的に流して大丈夫なトイレだと考えられます。「トイレットペーパー『以外』は流さないでください」といった趣旨の注意書きがある場合も、トイレットペーパーは流せます。
このように、個室内の表示を確認するだけで、判断に迷うことはほとんどなくなります。旅の基本スキルとして、ぜひ覚えておいてください。
要注意!「ティッシュ」は絶対に流さないで
ここまで「流す・流さない」の判断基準をお伝えしてきましたが、実はもう一つ、絶対に知っておかなければならない重要な落とし穴があります。それは、流す「紙の種類」の問題です。
たとえ「流してOK」のトイレであっても、日本から持参したポケットティッシュなどを流すのは絶対にやめてください。詰まりの最大の原因になってしまいます。
台湾の「衛生紙」と「面紙」の違い
この問題を理解する鍵は、台湾で明確に区別されている2種類の紙にあります。
- 衛生紙 (wèi shēng zhǐ)水に溶けやすいように作られた、日本の「トイレットペーパー」にあたる紙です。トイレに流すことが許されているのは、唯一この「衛生紙」だけです。
- 面紙 (miàn zhǐ)日本の「ティッシュペーパー(フェイシャルティシュー)」にあたる紙です。水に濡れても破れにくいよう、薬品で強度を高めてあります。この丈夫さが、トイレの配管にとっては大敵で、水にまったく溶けずに詰まりを引き起こします。
この2つは見た目がそっくりなため、旅行者には見分けがつきにくいのが厄介な点です。
日本から持参したティッシュは要注意!
私たちが普段日本で何気なく持ち歩いているポケットティッシュは、ほとんどが水に溶けない「面紙」のタイプです。このティッシュを台湾のトイレで使うと、たとえ最新の設備であっても詰まってしまう危険性が非常に高くなります。
良かれと思ってやったことが、かえって大きな迷惑につながる可能性があるのです。
ですから、旅行者が守るべき最も安全なルールは、「自分で持っているティッシュは、どんなトイレであれ必ずゴミ箱に捨てる」ということです。日本出発前に「水に流せるティッシュ」を用意していくのも一つの手ですが、「持参したティッシュは流さない」と決めてしまうのが、一番簡単で確実な方法と言えるでしょう。
快適旅行のための台湾トイレ発見&活用術

トイレはどこ?MRT駅とデパートが鉄板
台湾の街中でトイレに行きたくなった時、日本人旅行者がまず覚えておきたい鉄則があります。それは「行ける時に行っておく」ということです。日本のように、どこにでもすぐ入れるトイレがあるとは限りません。
では、どこを目指せばよいのでしょうか。安心して利用できる、鉄板のトイレをご紹介します。
あなたのオアシス「MRT(捷運)の駅」
台湾のトイレ探しで、最も信頼できる場所がMRT(地下鉄)の駅です。地元の人やベテラン旅行者が口を揃えておすすめする場所には、ちゃんとした理由があります。
駅のトイレは数が多く、頻繁に清掃が入るため、非常に清潔に保たれています。改札の外にあることも多いですが、改札内にあっても駅員さんに「トイレを使いたいです」と伝えれば、無料で通してくれることがほとんどです。切符がなくても利用できる、まさに旅行者のためのオアシスと言えるでしょう。
安心と信頼の「デパート・モール」
日本での感覚と同じように、デパートや大型ショッピングモールも非常に頼りになる選択肢です。各階に複数設置されていることが多く、もちろん清潔です。
特に台北の新しいデパートでは、ウォシュレット付きのきれいなトイレが増えているのもうれしいポイントです。お買い物のついでに、ぜひ場所を確認しておきましょう。
意外な穴場?覚えておきたい選択肢
上記の2つに加えて、街でよく見かけるピンクの看板のドラッグストア「POYA(寶雅)」も、清潔で広々としたトイレが設置されていることが多く、便利な選択肢です。また、龍山寺のような大きな廟(お寺)も、参拝者向けにトイレを開放していることが多いので、いざという時のために覚えておくと役立ちます。
日本と違う!コンビニにトイレは無い
ここで、日本人旅行者が最も注意すべき、日本との大きな違いをお伝えします。
日本では「トイレに困ったら、とりあえずコンビニに駆け込む」という感覚が当たり前になっていますが、その常識は台湾では一切通用しません。 この違いを知らないと、本当に困ってしまう場面があり得ます。
「困ったらコンビニ」は台湾では通用しない
台湾のセブン-イレブンやファミリーマートなど、大多数のコンビニには、残念ながら公衆トイレが設置されていません。絶対にコンビニのトイレを当てにしてはいけません。
ごく稀に、高速道路のサービスエリアにある店舗や、イートインスペースが非常に広い特殊な店舗でトイレが使えることもありますが、街中の店舗では「無い」のが基本です。この点をしっかり心に刻んでおくだけで、旅の安心感が大きく変わります。
スーパーマーケットも同様です
コンビニと同様に、街中にある一般的なスーパーマーケット(「超市」と書かれます)にも、トイレは無いことがほとんどです。
ただし、カルフール(家樂福)のような郊外にある巨大なハイパーマーケットであれば、ショッピングモールと同じようにトイレが設置されています。
結論として、トイレ探しではコンビニやスーパーを頼りにせず、一つ前に紹介した「MRTの駅」や「デパート」を目指すのが、台湾旅行を快適にするための重要なコツです。
旅行の必需品!持っていくべき神アイテム
台湾のトイレ事情を理解した上で、さらに旅を快適にするために、日本から持っていくと安心な「神アイテム」をいくつかご紹介します。万全の準備で、余計な心配事をなくしましょう。
① ポケットティッシュ
これが最も重要なアイテムです。台湾では、公園や古い建物、観光地のトイレなどで、トイレットペーパーが備え付けられていないことが少なくありません。必ずカバンに一つは入れておきましょう。
ただし、前の章で解説した通り、水に溶けないティッシュは絶対に流せません。日本から「水に流せるティッシュ」を持参すると柔軟に対応できますが、判断に迷った場合はどんなティッシュでもゴミ箱に捨てるのが鉄則です。
② 除菌ウェットティッシュ
便座の衛生状態が気になる場合に、お守りのように持っておくと心に平穏が訪れます。便座をサッと拭くだけで、安心してトイレを利用できます。特に、便座に靴跡があった場合などを考えると、持っていて損はありません。
③ 中身が見えない小袋
使用済みの紙を蓋のないゴミ箱に捨てることに、どうしても抵抗があるという方もいるかもしれません。そんな時、使用済みペーパーを一時的に入れておくための、中身が見えない小さなポリ袋やポーチがあると、精神的な負担が軽くなります。
④ ハンドソープやハンカチ
多くのトイレには石鹸が備え付けられていますが、稀に切れていたり、そもそも無かったりする場合もあります。小さな携帯用ハンドソープや、除菌ジェルがあると安心です。また、台湾の方はあまりハンカチを持ち歩く習慣がないため、ペーパータオルがない場所に備えて、日本の習慣としてハンカチも忘れずに持参しましょう。
現地マナーは?郷に入っては郷に従おう
トイレの使い方一つにも、その国の文化や人々への配慮が表れます。私たち旅行者も現地のマナーを少しだけ意識することで、お互いに気持ちよく過ごすことができます。難しいことはありませんので、ぜひ覚えてみてください。
使用済みペーパーは畳んで捨てる思いやり
トイレットペーパーをゴミ箱に捨てる際、多くの台湾の方は、汚れた面を内側にして丁寧に折りたたんでから捨てます。これは、次にトイレを使う人や、掃除をしてくれる方への、ささやかな思いやりです。
このエチケットを真似ることは、現地の文化に敬意を示す素晴らしい方法です。私たちも台湾のトイレを使わせてもらう立場として、この美しい配慮を見習いたいものです。
便座の足跡ミステリーの真相
台湾の公衆トイレで、洋式便器の便座に土足の足跡がくっきりと残されている光景に遭遇し、驚くことがあります。これは決して嫌がらせではありません。
便座に直接肌が触れることを衛生的に好まない一部の方が、便座の上に靴のまま乗って、和式トイレのように用を足すために付いてしまう跡なのです。衛生観念の違いから生まれる行動であり、文化的な背景を理解すると、驚きや不快感が少し和らぐかもしれません。
もちろん、この使い方を推奨するわけではありませんし、禁止する貼り紙があるトイレも多いです。しかし、こういう習慣があるという事実を知っておけば、「だから除菌シートが役立つのだな」と、より深く納得できるはずです。
洋式はある?気になる便器と設備の話
最後に、便器の種類やウォシュレットの有無など、多くの人が気になるトイレのハードウェアについてお話しします。事前に知っておけば、戸惑うこともありません。
洋式と和式、どちらもあります
台湾のトイレは、洋式(台湾では「坐式」と言います)と、和式スタイルのスクワットトイレ(「蹲式」)の両方が一般的です。
ホテルやデパートなど新しい施設では洋式が主流ですが、駅や公園などの公共施設、古い建物では和式トイレもまだまだ現役で活躍しています。衛生面から、あえて和式を選ぶ地元の方も少なくありません。
ウォシュレットは期待しない方が賢明
日本のトイレでは当たり前になったウォシュレット(溫水洗浄便座)ですが、台湾ではまだ贅沢品という位置づけです。標準装備ではないと考え、期待しない方がよいでしょう。
日系のホテルや、新しい高級デパートなどでは設置されていることも増えてきました。もしウォシュレット付きのトイレに出会えたら、「ラッキー!」と思うくらいがちょうど良いかもしれません。
知らないと焦る!共有トイレットペーパー
時々、トイレの個室の中にはトイレットペーパーが無く、入り口や洗面台の近くに大きなロールが一つだけ設置されている「共有タイプ」のトイレがあります。
この場合、個室に入る前に、使う分だけ紙をカラカラと引き出して持っていく必要があります。このシステムを知らないと、個室の中で「紙がない!」と途方に暮れることになりますので、ぜひ覚えておいてください。
個室に入る前には、まずペーパーの場所を確認する癖をつけると安心です。
まとめ:台湾トイレの基本を知って、台湾旅行を快適に

記事のポイント
- 台湾のトイレは紙を流せるかその都度確認が必要
- 壁の貼り紙と便器横の大きなゴミ箱で流すか判断する
- 判断に迷ったら配管を詰まらせないためゴミ箱に捨てる
- 水に溶けないため日本から持参したティッシュは流さない
- トイレは清潔で数も多いMRT駅かデパートが最も安心
- 日本と違いコンビニやスーパーにトイレは無いと心得る
- 紙が設置されてない場合に備えポケットティッシュは必携
- ウォシュレットは基本的に無く、出会えたら幸運と考える
- 紙を捨てる際は汚れた面を内側に畳むのが現地マナー
- 個室に入る前に入口の共用ペーパーを取るタイプもある
総括
台湾旅行の準備で、意外と気になるのが「台湾トイレ」の事情ではないでしょうか。日本では当たり前のことが通用しないと聞くと、少し不安になってしまいますよね。
しかし、この記事でご紹介したポイントさえ押さえておけば、もう何も心配いりません。「流せるか見て判断する」「迷ったらゴミ箱へ」「持参のティッシュは流さない」という基本ルールと、MRT駅やデパートといった「駆け込める場所」を知っているだけで、あなたの台湾での安心感は格段にアップします。
単にルールが違うと捉えるのではなく、その背景にあるインフラの歴史や、モノを大切にする人々の習慣に思いを馳せてみると、トイレ事情もまた興味深い文化体験の一つになります。
こうした現地の細やかな情報を知っているかどうかが、旅の快適さを大きく左右します。しっかり準備して、トイレの心配はもう忘れて、美味しい小籠包や美しい景色を心ゆくまで満喫してくださいね。
このブログでは、他にも台湾旅行がもっと楽しくなる現地の情報を発信しています。ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。