
海外で困らない!現地通貨は「楽天カードの海外キャッシング」でスマートに手に入れよう!
海外旅行や出張中、「両替所が閉まってる」「現金が足りない」と焦った経験はありませんか?そんなときに頼りになるのが、楽天カードの海外キャッシング。実は、うまく使えば両替よりお得で、しかも簡単・安心なんです。この記事では、初めての方でもスムーズに使いこなせるように、「楽天カード 海外キャッシング」の魅力や注意点をわかりやすく解説します。
●この記事を読んでほしい人
- 海外旅行や出張でお得に現地通貨を手に入れたい方
- 両替とキャッシング、どちらが良いか迷っている方
- 楽天カードを海外で安全に使いたいと考えている方
●この記事を読むメリット
- 両替よりもお得になる仕組みがわかる
- キャッシングにかかる費用の具体例をチェックできる
- 海外ATMの使い方や注意点がわかる
- 紛失・盗難時の対応方法が事前に把握できる
- 実際に使うための準備や設定方法が理解できる
旅行先での「困った!」を未然に防ぐためにも、この記事を読んで楽天カードの海外キャッシングを賢く使いこなすコツをぜひ手に入れてください!
楽天カードの海外キャッシングは便利?

両替よりお得?手数料を比較
海外旅行や出張で現地通貨が必要なとき、「両替するべきか、キャッシングを使うべきか」で迷う方は多いですよね。結論から言うと、楽天カードの海外キャッシングは使い方次第で両替よりお得になるケースが多いんです。
両替にかかるコスト
まず両替の場合ですが、空港や街中の両替所を使うと、為替レートに上乗せされた手数料(いわゆる“隠れコスト”)が発生しています。この手数料は明示されていないことも多く、実際に損している感覚が持ちにくいのが厄介なところ。
たとえば、為替レートが1ドル=150円だったとしても、両替所では1ドル=155円で計算されることも珍しくありません。この「5円の差」が、1万円を両替すると約330円の損に。
キャッシングにかかるコスト
一方、楽天カードの海外キャッシングは、ATM利用手数料(110円または220円)と利息(実質年率18.0%)がかかります。
たとえば、
- 1万円をキャッシング
- 返済は30日後
- ATM手数料220円+利息約147円(年率18.0%)
この場合、合計で約367円のコストがかかります。一見すると両替とあまり変わらないように思えますが、返済を早めにすれば利息はもっと安く抑えられます。
早めの返済がコツ!
キャッシングの最大のポイントは、「早めに返す」こと。楽天カードなら、チャットサポートや楽天e-NAVIを通じて繰り上げ返済が可能です。たとえば1週間で返済した場合、利息は数十円程度になることも。
つまり、
- 短期間の利用ならキャッシングが有利
- 長期で使うなら両替の方がコストを抑えられる可能性も
このように、使い方次第でお得さが変わるんです。特に現地で急に現金が必要になったときには、ATMでスピーディに現地通貨を引き出せるキャッシングの利便性が光りますよ。
利用シーン別のメリットとは
楽天カードの海外キャッシングって、実は現地でのちょっとした困りごとをサクッと解決してくれる便利な手段なんです。ここでは、よくある海外旅行や出張のシーンごとに、キャッシングのメリットを紹介していきます。
【シーン1】空港に着いたけど、両替所が閉まってる!
「現地に夜遅く着いた」「空港の両替所が混んでる or 閉まってる」なんてこと、よくありますよね。
そんなときに頼れるのが、空港にあるATMでの楽天カードキャッシング。クレジットカード対応のATMなら、いつでも現地通貨を引き出せます。
ATMさえあれば両替所を探し回る必要なし。旅の出だしをスマートにスタートできます。
【シーン2】ローカルグルメや市場でのお買い物に現金が必要!
海外では意外と「カード使えません」なお店、多いです。特に、屋台や市場、地方の小さなお店では、現金がないとお手上げになることも。
そんなときは、必要な分だけATMでキャッシング。大金を両替して持ち歩くリスクも減らせて安心です。
【シーン3】ホテルやレストランでのチップ用に小額現金が欲しい!
アメリカなどチップ文化がある国では、ちょっとした現金が必要になる場面が頻繁にあります。
「クレジットカードではチップを渡しにくい…」というときも、少額キャッシングでちょうどいい現金を調達できます。
【シーン4】急に現金が足りなくなった!
「思ったより現金の消費が早かった」「予想外の出費があった」など、旅行中の予算オーバーはありがちです。
楽天カードのキャッシングなら、24時間ATMが使える国も多く、急な現金不足にもすぐ対応できます。現地の銀行や両替所の営業時間に縛られないのが嬉しいポイント。
【シーン5】珍しい通貨の国へ行くとき
マイナーな通貨って、日本で両替できなかったり、レートが不利だったりします。
でも楽天カードのキャッシングなら、対応ATMがあれば150以上の国や地域で使えるから、事前準備の手間がぐっと減ります。
セキュリティ面での安心ポイント
海外でキャッシングって、ちょっと不安…という方も多いと思います。でも、楽天カードの海外キャッシングにはちゃんとしたセキュリティ対策が用意されているので、知っておくだけでグッと安心して使えるようになります。
暗証番号で本人確認が必須
まず、海外ATMでのキャッシングにはカードの暗証番号が必須です。サインだけではなく、4桁のPINコードを入力しないと現金は引き出せません。これだけでも、カードを拾った第三者が勝手に使うリスクは低めになります。
ちなみに、国によっては6桁以上の入力を求められることもありますが、その場合も4桁の暗証番号をそのまま入力してOKです。
複数回ミスすると一時停止される安心設計
暗証番号を何度か間違えると、楽天カードではセキュリティのためにキャッシング機能が最大1日停止される仕組みになっています。
これは「万が一、誰かにカードを盗まれても、繰り返し暗証番号を試される心配がない」ってこと。間違えた自分はちょっと焦るかもですが、実はかなり安心できる設計なんです。
紛失・盗難時のサポート体制も万全
旅先での「やっちゃった…」の代表例が、カードの紛失や盗難。でも楽天カードなら、365日24時間対応の専用ダイヤルが用意されていて、日本からも現地からもすぐ連絡できます。
- 電話番号:81-92-474-9256(コレクトコール可)
この連絡をすれば、不正利用を防ぐための利用停止処理をすぐに行ってくれるので、最悪の事態を回避できます。
利用履歴はリアルタイムで確認できる
楽天カードの「楽天e-NAVI」を使えば、キャッシングの利用履歴もリアルタイムでチェック可能です。
「あれ?思ったより引き出してたかも…」なんてときでも、すぐに確認できて便利。不正利用の早期発見にもつながります。
キャッシングのデメリットも理解
楽天カードの海外キャッシングはとっても便利ですが、いいところばかりじゃありません。
お得に使うためには、デメリットや注意点もしっかり理解しておくことが大切です。知らずに使ってしまうと「こんなはずじゃなかった…」なんてことにもなりかねません。
利息が発生する点に注意!
キャッシングの一番大きな違いは、利息が発生すること。
楽天カードの海外キャッシングでは、実質年率18.0%で利息がかかります。たとえば、1万円を30日間借りた場合の利息は約147円ほど。
「たったの147円?」と思うかもしれませんが、借入金額や日数が増えれば負担も増えます。返済が遅れると、その分利息がかさんでしまうので注意しましょう。
ATM利用手数料がかかる
海外でキャッシングをする場合、ATM利用手数料も発生します。
楽天カードでは以下の通りです。
- 1万円以下の引き出し → 110円(税込)
- 1万円超の引き出し → 220円(税込)
これに加えて、ATMの設置銀行側でも独自の手数料がかかる場合があるので、知らないうちに二重で手数料が引かれていることも。画面表示をよく確認してから操作するのがおすすめです。
ポイント還元がない
楽天カードのショッピング利用では楽天ポイントが貯まりますが、キャッシングは原則ポイント対象外です。
「どうせ使うならポイントも欲しい!」という方にとっては、ちょっと物足りないかもしれません。
借金感覚が薄くなりがち
キャッシングって、ATMで簡単に現地通貨が引き出せるので、つい感覚が麻痺しがちです。
でも実際は、「借金」しているのと同じこと。手軽に使える分、使いすぎには注意が必要です。
返済タイミングに注意!
楽天カードの海外キャッシングは基本的に「1回払い」です。利用月の翌月に、ショッピング利用分とまとめて口座から引き落とされます。
ただし、海外利用の場合は利用データが届くのに時間がかかることもあるので、請求が翌々月以降になるケースもあります。計画的に使わないと、「思ったより引き落とし額が高い!」と驚く可能性もあります。
楽天カード海外キャッシングの使い方

出発前の準備と設定方法
海外キャッシングをスムーズに利用するためには、出発前の準備がとっても大事です。
現地に着いてから「えっ、使えない!?」とならないように、国内にいるうちにしっかりチェックしておきましょう。
キャッシング枠があるか確認しよう
まず最初に確認すべきなのは、あなたの楽天カードにキャッシング枠が設定されているかどうかです。
楽天e-NAVIにログインし、「リボ・キャッシング」メニュー内の「キャッシング」ページから確認できます。
もしキャッシング枠がない場合は、事前に申し込みが必要です。申し込みには審査があり、結果が出るまで数日かかることもあるので、出発ギリギリではなく早めに対応しておきましょう。
暗証番号を忘れてないかチェック
海外ATMでは必ず暗証番号(PINコード)の入力が必要です。
普段ネットショッピングやタッチ決済ばかり使っていると、「あれ、暗証番号なんだっけ?」なんてことも。
そんなときは、楽天カードの「暗証番号照会ページ」から確認可能です。再発行には時間がかかる場合もあるので、早めにチェックしておくのが安心。
暗証番号で注意したいポイント
- 海外ATMでは基本的に4桁の暗証番号
- まれに6桁以上の入力を求められる場合もあるが、そのまま4桁を入力すればOK
- 複数回間違えると一時利用停止になることもあるので慎重に!
利用予定額とATM手数料も想定しておこう
使うかもしれない金額をざっくり想定しておくと、キャッシング枠が足りるかどうかの判断材料になります。
また、ATM手数料は以下のとおりです:
- 1万円以下:110円(税込)
- 1万円超:220円(税込)
キャッシングは利息(日割り計算)も加算されるため、事前に「どのくらいのコストがかかるか」も把握しておくと安心です。
楽天e-NAVIの返済シミュレーションツールを使えば、利息の目安も事前に確認できますよ。
キャンペーンをチェックしておくのもアリ
時期によっては、「キャッシング枠の設定&利用でポイントプレゼント」といったお得なキャンペーンをやっていることもあります。
楽天カードの公式サイトで最新情報をチェックして、賢く準備しましょう。
海外ATMの操作手順を解説
「海外でATM使うのって、なんか不安…」「英語がわからないけど大丈夫?」という方、多いんじゃないでしょうか。
でも大丈夫。楽天カードを使った海外キャッシングは、基本的にどの国でも操作の流れはシンプルで、画面の案内に従うだけでOKです。
ここでは、一般的な操作手順をわかりやすく解説します。
STEP1:カードをATMに挿入
まずは、ATMのカード挿入口に楽天カードを差し込みます。
クレジットカードの国際ブランド(Visa、Mastercard、JCBなど)のロゴが貼ってあるATMで利用しましょう。
💡ヒント:
利用前に「CREDIT」や「CASH ADVANCE」などの表記があるか確認しておくと安心です。
STEP2:言語を選ぶ(英語が基本)
多くのATMは複数の言語に対応していて、最初に「言語選択」の画面が表示されます。
日本語対応しているATMもありますが、基本は英語での操作を想定しておきましょう。
STEP3:暗証番号(PINコード)を入力
ここで楽天カードの4桁の暗証番号を入力します。
人が後ろにいるときは、見られないようにガードしながら入力しましょう。
⚠️注意:
地域やATMによっては6桁以上のPINを求められることがありますが、そのまま4桁を入力して「Enter」キーで進めばOKです。
STEP4:「CASH ADVANCE(キャッシング)」を選択
次に表示される取引内容の選択画面では、「Withdrawal」または「Cash Advance」を選びましょう。
「Savings」や「Checking」などの選択肢があることもありますが、キャッシング目的なら「Credit」または「Credit Card」が正解です。
STEP5:引き出し金額を指定
金額指定は、ATMに表示されている金額から選ぶか、自分で金額を入力します。
現地通貨単位での入力なので、事前に「1ドル=何円」くらいかを把握しておくと安心です。
例:香港で3,000HKDを引き出すなら、「3000」と入力 → 確認画面で金額をチェック!
STEP6:現金&明細書を受け取る
処理が終わると、現金と利用明細書が出てきます。
明細書は、後で利用履歴と照らし合わせるためにも必ず保管しておきましょう。
STEP7:カードを忘れずに!
最後に、カードの取り忘れに要注意!
先に現金が出てくるATMだと、うっかり忘れてしまう人も多いです。カードと明細、しっかり回収してからその場を離れましょう。
利用できる国と通貨をチェック
「楽天カードの海外キャッシングって、どこの国でも使えるの?」
そんな疑問を持つ方も多いと思いますが、楽天カードは150以上の国と地域で利用可能なんです。主要都市はもちろん、ちょっとマイナーなエリアでも対応していることが多いので、旅行好きや出張族にはかなり心強いですね。
対応国はどこ?
楽天カードは、Visa・Mastercard・JCBといった国際ブランドに対応しています。これらのロゴが付いたATMがあれば、基本的にはキャッシングOK。
よく使われているエリアをざっくりまとめると、こんな感じです:
- アジア:韓国、台湾、香港、タイ、ベトナム、インドネシア など
- ヨーロッパ:フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス など
- 北米・中南米:アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、チリ など
- オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド
- 中東・アフリカ:UAE(ドバイ)、南アフリカ、エジプト など
💡注意ポイント:
国や地域によっては、特定のブランド(たとえばJCB)が使えないこともあります。旅行前に、現地で対応しているブランドを確認しておくと安心です。
対応通貨の幅広さが便利!
楽天カードのキャッシングは、日本では両替しづらいレアな通貨にも対応しているのが嬉しいポイント。
たとえば:
- 香港ドル(HKD)
- ニュー台湾ドル(TWD)
- バーツ(THB)
- ベトナムドン(VND)
- トルコリラ(TRY)
- 南アフリカランド(ZAR)
など、旅行先でよく使うけど、日本国内の両替所では手に入りにくい通貨が、現地ATMで簡単に引き出せるんです。
現地通貨が必要な理由
「クレジットカードがあれば現金いらないでしょ」と思いがちですが、実際には現金しか使えないお店やタクシー、ローカルマーケットも多いです。
とくに東南アジアやヨーロッパの一部エリアでは、カード非対応の店舗も少なくありません。そんなとき、楽天カードでキャッシングできれば、わざわざ探して両替所に行かずに済みます。
紛失・盗難時の対応方法
海外旅行中に「カードがない!」と気づいた瞬間、パニックになりますよね。でも大丈夫。楽天カードには、万が一の紛失や盗難にもしっかり対応できるサポート体制があります。落ち着いて、やるべきことを一つずつ対応していきましょう。
まずはカード停止の連絡を!
最優先は、カードの利用を止めることです。
楽天カードでは、365日・24時間対応の専用ダイヤルが用意されていて、海外からも連絡できます。
📞【紛失・盗難専用ダイヤル】
+81-92-474-9256(コレクトコール可)
※「+81」は日本の国番号です。海外からかける際は最初の「0」を抜いてください。
💡ヒント:
渡航前にこの番号をスマホに登録しておくか、紙にメモしておくと安心ですよ。
コレクトコールの使い方もチェック
日本にいる家族や友人からかけてもらう方法もありますが、自分でかけるなら「コレクトコール(着信者払い通話)」を使うと便利です。
ホテルのフロントや現地の電話会社経由で「コレクトコールで日本の楽天カードに電話したい」と伝えればOK。英語では「Collect call to Japan」で通じます。
不正利用の心配は?
楽天カードでは、不正利用に関してもしっかり補償対応があります。
紛失や盗難の連絡が完了すれば、それ以降の利用については楽天側で調査・対応してくれるので安心です。
ただし、対応が遅れると補償対象外になる可能性もあるため、気づいた時点でなるべく早く連絡を!
現地での支払いはどうする?
カードが使えない状況で困るのが「現地での支払い」。そんなときに備えて、少額の現金や予備のカードをもう1枚持っておくと安心です。
🧳旅のコツ:
クレジットカードはスーツケースとは別の場所に分けて保管すると、紛失・盗難時のリスクを分散できます。
楽天カードの海外キャッシング注意点

利用限度額と確認方法
海外キャッシングを使うときに、「いくらまで引き出せるの?」って気になりますよね。実は、楽天カードのキャッシングには“利用限度額”が設定されていて、その範囲内でしか使えません。
しかもこの限度額、人によって違うんです。いざ現地で「残高オーバーで引き出せない…」とならないよう、出発前にしっかりチェックしておくのが鉄則です!
キャッシング限度額とは?
楽天カードには、ショッピング枠とは別にキャッシング専用の利用可能枠があります。
たとえば、ショッピング枠が50万円あっても、キャッシング枠は10万円というケースもあります。
このキャッシング枠の金額は、審査や利用状況によって個別に設定されているので、「全員同じ」ではないんです。
💡補足:
キャッシング枠がまったく設定されていないカードもあります。その場合は、利用前に申し込みが必要です。
利用限度額の確認方法
楽天カードの利用限度額は、以下の方法で簡単に確認できます。
方法1:楽天e-NAVIで確認する
- 楽天e-NAVIにログイン
- メニューの「リボ・キャッシング」へ
- 「キャッシング」ページで限度額をチェック!
これで現在の利用可能額・限度額の上限が表示されます。出発前にはここでチェックしておくのがベスト。
方法2:コールセンターに問い合わせる
ネットが使えない場合や、限度額の詳細を聞きたいときは、楽天カードコンタクトセンターに電話で確認することも可能です。
ATMによる制限もある
もうひとつ注意しておきたいのが、ATM側の引き出し上限。
楽天カードの限度額内であっても、ATMの設定で「1回の引き出しは〇〇通貨まで」と制限されていることがあります。
たとえば、1日3万円相当までしか引き出せないATMもあります。複数回に分けて引き出す必要が出てくることもあるので、焦らず対応できるよう心づもりをしておきましょう。
ATM手数料と利息の計算例
海外キャッシングは便利だけど、「結局いくらかかるの?」っていうのは、かなり気になるポイントですよね。
楽天カードでキャッシングを使うときには、ATM手数料と利息(借入コスト)が発生します。この2つの費用を具体的な数字でチェックしておきましょう!
ATM手数料はいくら?
楽天カードでは、キャッシング金額に応じてATM利用手数料が決まっています。
- 1万円以下の引き出し:110円(税込)
- 1万円超の引き出し:220円(税込)
この手数料は1回の引き出しごとにかかるので、複数回に分けるとその都度加算されます。
📝注意ポイント:
現地ATMの設置銀行によっては、別途ローカル手数料が追加されることもあります。画面に表示された手数料は必ず確認を!
利息(借入金利)の仕組み
楽天カードの海外キャッシングの金利は、実質年率18.0%です。
この利息は、日割りで計算されるので、早めに返済すればするほど安く済みます。
利息の計算例
たとえば、以下のようなケースを想定してみましょう。
- 引き出し額:30,000円(ATM手数料220円が別途)
- 利用日数:30日間
- 実質年率:18.0%
この場合の利息はこんな計算式で求められます:
利息 = 借入額 × 年率(18%) ÷ 365 × 利用日数(30日)
利息 = 30,000 × 0.18 ÷ 365 × 30 ≒ 444円
つまり、
- ATM手数料:220円
- 利息:約444円
- 合計コスト:約664円
この金額が、30,000円を30日間借りた場合にかかるおおよその費用になります。
💡早く返せばもっと安くなる!
仮に1週間(7日)で返済すれば、利息は約103円。たったそれだけでコストが激減するので、早期返済はめちゃくちゃお得です。
返済方法と期日の確認
楽天カードの海外キャッシングは、使うのは簡単だけど、「いつ、どうやって返すのか」もちゃんと知っておきたいですよね。
ここでは、基本の返済方法と返済日(引き落とし日)の確認方法について、わかりやすく解説します。
返済方法は「1回払い」が基本
楽天カードの海外キャッシングは、原則1回払い(元利一括返済)となっています。
- 利用した月の翌月の27日に、登録している口座から自動で引き落とし
- たとえば、4月に利用した分は5月27日にまとめて返済されます
📝補足:
27日が土日祝日の場合は、翌営業日に引き落としされます。カレンダーをチェックしておくと安心!
利用データの到着タイミングによってはズレも
海外でキャッシングした場合、利用情報の到着が遅れることがあります。
そのため、キャッシングを4月に使っていても、請求が6月(翌々月)以降になることもあるんです。
「全然使ってないと思ってたのに、今ごろ請求が来た…!」というのは、海外利用あるある。気になるときは、楽天e-NAVIで利用明細を確認しておくとスッキリします。
早めの返済も可能です
「利息を少しでも減らしたい!」という方は、繰り上げ返済もできます。
返済方法は2つ:
- 楽天e-NAVIから返済申込
指定口座に振り込んで返済する方法です。 - チャットサポートで手続き
スマホから手軽に手続きできるのが便利!
💡ポイント:
振込で返済する場合は、振込手数料(165〜550円程度)が自己負担になります。
リボ払いの設定もできる?
海外キャッシングに関しては、原則リボ払いではなく1回払いとなります。ただし、国内キャッシングやショッピングとは別で、リボの対象かどうかは楽天カードの契約内容や設定によって異なることがあります。
気になる場合は、楽天e-NAVIでご自身の返済方式を確認するのがおすすめです。
トラブルを避けるためのコツ
楽天カードでの海外キャッシングは便利ですが、使い方を間違えるとちょっとしたトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで、現地で慌てないための「予防策」をいくつかご紹介します。知っておくだけで安心感がグッと上がりますよ。
暗証番号は事前に確認&覚えておく
キャッシングには4桁の暗証番号(PINコード)が必須。
「ネットショッピングばかりでPIN使ってないな〜」という方は、いざというときに困ることも。
- 出発前に楽天e-NAVIで確認
- 忘れそうならメモする(※メモは厳重管理!)
⚠️ヒント:
現地ATMでは6桁入力を求められることもありますが、その場合も4桁だけ入力してOKです。
カードは1枚だけに頼らない
旅行中に楽天カードを紛失・盗難・磁気不良などで使えなくなるリスクもゼロではありません。
そんなときのために、予備のクレジットカードやデビットカードも持っておくと安心です。
💡コツ:
カード類は分散して持ち歩くのが鉄則!財布とスーツケースなど、場所を分けて管理しましょう。
ATMの場所と利用時間に注意
深夜や人通りの少ない場所にあるATMは、防犯面で不安がありますよね。なるべく、
- 空港内やショッピングモールなど明るく人が多い場所のATM
- 営業時間内に利用する
といった工夫で、セキュリティリスクを減らせます。
利用明細とレシートは必ず保管!
ATMから出てくるレシートや、楽天e-NAVIで確認できるキャッシング明細は、トラブル時の大切な証拠になります。
- 思っていたより多く引き出された
- 重複して請求されている気がする
といったときに、自分の利用記録を証明する手段になります。
利用限度額・返済日も要チェック
現地で「引き出せない!」となる原因の多くが、限度額のオーバーや暗証番号ミス。出発前に限度額とPIN、そして返済タイミングもセットで確認しておきましょう。
まとめ:楽天カードの海外キャッシングを賢く使って、旅をもっと快適に

記事のポイント
- 楽天カードの海外キャッシングは使い方次第で両替よりコストを抑えられる
- 利息は日割り計算のため、早期返済すれば負担が軽くなる
- 空港や市場など現金が必要な場面でATMから即時引き出せる
- 利用には暗証番号の入力が必要でセキュリティ性が高い
- 紛失や盗難時も24時間サポート体制が整っている
- キャッシング利用はポイント対象外のため還元は期待できない
- 利用限度額やATM手数料を事前に楽天e-NAVIで確認できる
- 海外の多くの国と通貨に対応しており利便性が高い
- 返済日は原則翌月27日で、繰り上げ返済も可能
- トラブル防止のためにレシートや明細は必ず保管することが重要
総括
楽天カードの海外キャッシングは、両替よりもお得になることが多く、現地通貨が必要なときにとても便利な手段です。ATM手数料や利息は発生しますが、短期間の利用や早めの返済を心がければ、コストは最小限に抑えられます。また、キャッシングは空港や市場など「現金が必要だけど両替できない」という場面でも強い味方となります。
さらに、楽天カードは世界150以上の国と地域で利用でき、珍しい通貨にも対応しています。万が一の紛失・盗難にも24時間サポートがあり、セキュリティ面でも安心して使えるのが魅力です。利用前にはキャッシング枠や暗証番号、限度額をしっかり確認しておくことで、現地でのトラブルも回避しやすくなります。
「楽天カード 海外 キャッシング」を上手に活用することで、旅先でのちょっとした不安や不便をスマートに解消できます。計画的に、そして賢く使って、安心・快適な海外旅行を楽しみましょう!