韓国旅行の穴場「束草」って?1泊2日で自然とグルメを満喫!

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韓国旅行の穴場「束草」って?1泊2日で自然とグルメを満喫!

束草(ソクチョ)は、定番に飽きたあなたに贈る自然・グルメ・映えが詰まった“知られざる港町”

韓国旅行というと、やっぱりソウルや釜山が真っ先に浮かびますよね。でも、何度も訪れるうちに「次はちょっと違う場所にも行ってみたい」と感じていませんか?
そんな韓国旅行リピーターのあなたにこそ知ってほしい“穴場”が、東海岸に佇む癒しの港町「束草(ソクチョ)」です。

「韓国旅行 穴場 束草」で検索してこのページにたどり着いたあなた。実はもう、“旅上手”の入り口に立っているかもしれません。この記事では、束草の魅力を「自然」「グルメ」「アクセス」「写真映え」「宿泊環境」の5つの視点からわかりやすく紹介しています。

●この記事を読んでほしい人

  • 韓国旅行の行き先にマンネリを感じている方
  • 1泊2日で楽しめる新しい旅先を探している方
  • 観光地の混雑を避けてのんびり過ごしたい方

●この記事を読むメリット

  • 韓国旅行の穴場「束草」がなぜ今注目されているのかがわかる
  • 海と山、両方楽しめる自然の魅力を具体的に知ることができる
  • 束草のB級グルメやローカル市場の情報が手に入る
  • 写真映えするスポットやモデルコースのヒントが得られる
  • 初心者でも安心して行けるアクセス&宿泊のポイントがつかめる

「まだ知られていない韓国を見てみたい」「ガイドブックに載ってない“とっておき”を探したい」――そんなあなたのための旅先が、束草です。

読み終わる頃には、次の旅の行き先がきっと決まっているはずです。

韓国旅行で穴場を探すなら束草が最適!

韓国旅行で穴場を探すなら束草が最適!

都会の喧騒から離れた癒しの港町

韓国旅行といえば、やっぱりソウルや釜山を思い浮かべる方が多いですよね。でも、何度か訪れて「そろそろ違う場所も行ってみたいな」と感じているなら、束草(ソクチョ)という選択肢、かなりおすすめです。

静かで心地いい、海と山に囲まれた街

束草は、韓国の東海岸に位置する小さな港町。東側にはどこまでも広がる青い海、西側には雄大な山・雪岳山(ソラクサン)がそびえていて、自然のスケール感がとにかく圧巻なんです。朝は海で朝日を見て、午後は山の展望台から街を一望、なんてことも1日でできちゃうのが魅力。

都会のような騒がしさやせわしなさはなくて、全体的にのんびりとした空気が流れているのもポイント。観光客の数もソウルに比べると少なめで、気張らずゆったり旅を楽しめます。

ソウルからバスでアクセス可能

「ローカルすぎて不便そう…」と思われがちですが、実は束草ってソウルからバスで2時間半ほど。高速バスターミナルから1本で行けるので、アクセスは意外と楽ちんなんです。到着したら、バスターミナルの周辺が市街地になっていて、観光や宿泊も困りません。

旅慣れた人ほどハマる“静けさ”

実際、ソウルや釜山を何度もリピートしている旅行好きの間では、「次は束草行ってみた」「思った以上に良かった!」なんて声も増えてきているんですよ。賑やかさよりもローカルな雰囲気や自然に癒されたい人にはぴったり。

そして、何よりの魅力は「まだあまり知られていない」こと。ちょっと人より先に見つけた感があると、旅って一層ワクワクしますよね。そういう意味で、束草はまさに“穴場”感満載の場所なんです。

山と海どちらも楽しめる贅沢な自然

束草(ソクチョ)の最大の魅力といっても過言ではないのが、「山と海、どっちも楽しめる」という自然の豊かさ。正直、ここまでバランスよく両方を堪能できる旅行先って、韓国国内でもなかなかないんです。

雪岳山(ソラクサン)の絶景に感動

束草の西側には、韓国を代表する名山「雪岳山国立公園」が広がっています。標高はなんと1,700m近く。ロープウェイ(ケーブルカー)に乗れば、登山初心者でも山頂近くの絶景ポイントまでサクッとアクセスできます。

春は新緑、秋は紅葉が美しく、四季折々の自然の表情にうっとり。特に紅葉シーズンは韓国中から観光客が集まる人気ぶり。蔚山岩や飛龍瀑布などのスポットも見どころ満載で、ハイキングが趣味の方なら何時間でもいられちゃうかもしれません。

目の前は広がる東海(トンヘ)の海

山を満喫したら、今度はすぐ東にある束草海水浴場へ。透き通った海と白い砂浜が広がる、絵に描いたようなビーチです。夏場は海水浴客でにぎわいますが、シーズンオフでも朝日がきれいに見える日の出スポットとして大人気。

さらに、静かな湖もあるのが束草のすごいところ。**永郎湖(ヨンランホ)や青草湖(チョンチョホ)**は市街地のすぐ近くにあって、サイクリングやお散歩コースとしてもおすすめです。湖越しに雪岳山を望めるロケーションは、まさに自然の贅沢セット。

「一日で山と海」って本当にできるの?

はい、束草なら余裕でできます!朝イチで雪岳山のケーブルカーに乗って、午前中は山の空気をたっぷり吸い込んで。午後はビーチ沿いでカフェ巡りしたり、海辺でのんびりしたり。こんな贅沢な1日が1泊2日旅行の中で叶うんです

「せっかく海外に行くなら、自然に癒されたい」という方には、本当にぴったりの場所。束草の自然は、ただ“景色がいい”というだけじゃなく、心がほどけていくような静けさと力強さを感じさせてくれます。

食べ歩きとSNS映えが叶う街並み

束草(ソクチョ)って、自然の絶景だけじゃないんです。街の中心部には、食べ歩きが楽しくて、写真映えスポットもたっぷりなエリアがぎゅっと詰まっています。のんびりお散歩しながら、グルメとカメラ、どちらも欲張りに楽しめるのがうれしいところ。

ローカル感あふれる束草観光水産市場

まず立ち寄りたいのが、地元で“中央市場”とも呼ばれる束草観光水産市場。ここでは、港町ならではの新鮮な魚介類が並びますが、実はB級グルメの宝庫でもあるんです。

  • マンソク・タッカンジョン:甘辛ソースが絡んだカリカリの鶏唐揚げ。行列必至の有名店。
  • シアホットク:中にナッツや黒糖が入ったモチモチホットク。これ、地元女子にも大人気。
  • イカスンデ&アバイスンデ:見た目はちょっとびっくり。でも一口食べればやみつきになるローカルフード。

市場内は屋台や小さなお店がずらりと並んでいて、どこを歩いても香ばしい匂いに誘われてしまうはず。

アバイ村のノスタルジックな路地も散策スポット

市場から歩いてすぐの場所にあるアバイ村も見逃せません。朝鮮戦争で北から避難してきた人々が築いたこの村には、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。

小さな家々が並ぶ路地は、カメラ片手に歩きたくなる雰囲気満点。「ケッペ」と呼ばれる手漕ぎの渡し舟に乗って行くのも束草らしい体験です。まるでタイムスリップしたような街並みは、写真好きにはたまらないスポット。

灯台展望台と霊琴亭は定番の映えスポット

SNSでよく見かける「束草らしい風景」といえば、やっぱりここ。海を見下ろす束草灯台展望台からは、街と港、そして遠くの雪岳山までを一望できます。

そして、夜明けの撮影スポットとして有名なのが霊琴亭(ヨングムジョン)。海に突き出した東屋で、朝日とともに撮ればシルエットが美しく浮かび上がる幻想的な写真が撮れます。映える1枚を狙うなら早起き必須です

湖畔のライトアップとカフェタイムもお忘れなく

夜のお散歩には、青草湖(チョンチョホ)や永郎湖(ヨンランホ)がぴったり。湖に映るライトアップされたエキスポタワーや橋の光が本当にきれいなんです。

湖畔のカフェでラテ片手に景色を眺めたり、夜景を背景にゆったり写真を撮ったり。観光に疲れた体も心も、ふんわりと癒される時間が流れます。

食も映えも、どちらも楽しみたい!という女子旅・一人旅にも、束草の街歩きは間違いなくおすすめです。

1泊2日でも満足できる理由とは?

束草(ソクチョ)が「穴場」と言われる理由のひとつに、短い日程でも十分に楽しめる旅先だという点があります。ソウルからのアクセスも良く、見どころがコンパクトにまとまっているので、1泊2日でも「ちゃんと旅した感」を味わえるのが魅力です。

ソウルから直行バスで約2時間半

まず、アクセスがめちゃくちゃラク。ソウル市内の高速バスターミナルから直行バスで約2時間半なので、朝出発すればお昼前には束草に到着できます。

しかもバスターミナルは束草の市街地ど真ん中。到着してすぐに観光がスタートできるので、移動に無駄な時間を取られません。これ、短期旅行にはかなりありがたいポイントですよね。

見どころが徒歩&バス圏内にギュッと集中

束草って、観光スポットがコンパクトにまとまってるんです。市場、海辺、湖、歴史エリア(アバイ村)、そして市内から少し足を伸ばせば雪岳山と、移動のストレスが少ないのが本当に助かるところ。

市内バスも便利ですし、タクシーを使っても日本より断然リーズナブル。旅慣れてない方でも、初韓国ローカル旅に挑戦しやすい環境が整ってます。

モデルコースが1泊2日向き

たとえばこんな感じのプランが王道です:

1日目:
午前:ソウル出発 → 昼前に束草到着
午後:市場で食べ歩き → アバイ村でケッペ乗船&散策 → 灯台展望台で夕景
夜:湖畔エリアで夜景&おしゃれカフェタイム

2日目:
朝:早起きして霊琴亭で朝日撮影
午前:雪岳山へ(ケーブルカー+軽めのハイキング)
昼:下山して刺身定食 or ムルフェランチ
午後:お土産タイム → ソウル行きバスで夕方帰宅

この流れ、無理なく自然・グルメ・歴史・SNS映えのすべてが詰まってるんです。

宿泊もリーズナブルで選びやすい

さらにうれしいのが、宿泊施設の選択肢が豊富なこと。ゲストハウスや小規模ホテルが中心で、駅近・市場近くにリーズナブルな宿がたくさんあります。1泊2日で宿代を抑えられるぶん、美味しいごはんやお土産に予算を回せるのも旅の楽しさを広げてくれます。

初めてでもリピートでも、時間に限りがある人でも。束草は「短期でも内容が濃い」から、1泊2日でも“行ってよかった!”と思える旅先なんです。

束草が韓国旅行の穴場として人気の理由

束草が韓国旅行の穴場として人気の理由

ソウルからのアクセスが意外と便利

「束草(ソクチョ)って遠そう…」と思っている方、実はソウルから意外とサクッと行けちゃう穴場なんです。アクセスが良いから、思い立ったらすぐ行けるのもリピーターに人気の理由のひとつです。

高速バスなら直行でラクラク

ソウル市内の東ソウル総合バスターミナルまたは**ソウル高速バスターミナル(江南)**から、束草行きの高速バスが多数運行されています。どちらも地下鉄駅直結で行きやすく、本数も多いから時間の自由度も◎

所要時間は約2時間20〜30分で、渋滞がなければもっと早く着くことも。バスに乗ってしまえば乗り換えなしで到着できるので、韓国旅行が初めての人でも安心して移動できます。

バスターミナルから観光地が徒歩圏内

束草に着いてからも便利なのが、バスターミナルが市内の中心部にあること。市場、湖、ビーチ、宿泊施設が徒歩または市内バス圏内にまとまっているので、到着後すぐに観光モードに切り替えられます

「ローカル感のある港町をぶらぶらしたい」「着いたらすぐグルメを楽しみたい」という方にもぴったり。

空港や他都市からのアクセスも◎

仁川空港からも、リムジンバスで約3時間40分の直通便があります(本数は1日1~2本と少なめ)。また、東海岸のリゾート都市・江陵(カンヌン)から束草まではバスで1時間程度なので、江陵とセットで巡るコースもおすすめ

南部の釜山方面からは直通便はないものの、ソウル経由なら難なくアクセス可能。少し時間はかかりますが、地方旅に慣れている人にはそれもまた楽しいルートかもしれません。

鉄道がないからこそ、穴場感キープ

実は束草には、2025年現在鉄道が通っていません。その分、「行きやすいのに人が多すぎない」という絶妙なバランスが保たれていて、穴場としての魅力を引き立てています。

観光客でごった返すソウルや釜山とは違って、落ち着いた雰囲気の中でのんびり旅が楽しめるのが束草の良さ。アクセスがしっかりしているのに、“隠れ家感”もある、ちょっと特別な場所なんです。

女性にうれしい安心・快適な宿泊事情

「ローカルな街って、ちゃんと泊まれるところあるの?」と心配になりますよね。でも大丈夫。束草(ソクチョ)は、女性一人旅や女子旅にもやさしい宿泊環境が整っているんです。価格も手頃で、しかも可愛い&便利な宿がたくさん!

市街地に清潔&おしゃれなゲストハウス多数

束草の中心部、特に高速バスターミナルや中央市場周辺には、女性に人気のゲストハウスが集まっています。中でもおすすめなのが、以下のような宿。

  • ザ・ハウス・ホステル:アットホームで日本人リピーターも多いゲストハウス。スタッフさんがとっても親切で、観光の相談にも乗ってくれます。
  • ジェームズ ブルー ホステル:インテリアがスタイリッシュで、落ち着いた雰囲気。中央市場も徒歩圏内で立地抜群です。
  • ウィズユー ホテル&ゲストハウス:ドミトリーから個室まで選べて、朝食付き。女性一人でも安心の設備と清潔さが魅力。

どれもドミトリーなら2~3万ウォン台(約2,500円〜3,500円)、個室でも5〜7万ウォン台で泊まれるリーズナブルさ。安くてもちゃんと快適に過ごせるのはうれしいですよね。

アクセス便利で夜の外出も安心

どの宿も市街地にあり、観光スポットや飲食店がすぐそば。徒歩圏内でほとんど完結するので、夜でも安心して移動できます。

夜は市場の屋台で食べ歩きしたり、湖畔のカフェでゆっくり過ごしたり。大通りに面した明るい道が多く、治安も比較的落ち着いているエリアなので、初めての韓国一人旅でも心配ありません。

ちょっと贅沢したい人にはリゾートホテルも

「せっかくならリゾート気分も味わいたい!」という方には、海沿いのロッテリゾート束草ラマダホテルもおすすめ。全室オーシャンビューだったり、温泉やスパ付きだったりと、女子旅にうれしいご褒美感たっぷりのホテルもあります。

1泊だけならちょっと贅沢してもOK。海を見ながらのんびり過ごす時間は、束草ならではの癒し体験です。

混雑期は早めの予約がカギ

ひとつ注意点があるとすれば、夏や紅葉シーズンの週末は予約が埋まりやすいということ。ゲストハウスも人気なので、「行こうかな」と思ったら早めにチェック&予約を!

アクセスが良くて、宿も選びやすい束草は、女性が気軽に一人旅できる韓国の穴場スポット。かわいくて快適な宿がそろっているからこそ、じっくり滞在したくなる場所です。

ローカルグルメが安くて美味しすぎる

束草(ソクチョ)に来たら絶対に楽しみたいのが、ローカル感たっぷりのB級グルメ!港町ならではの新鮮な海の幸に、安くてボリューム満点のローカル飯、そして食べ歩きにぴったりの市場グルメまで…食いしん坊にはたまらないスポットなんです。

市場グルメ天国!束草観光水産市場

まず外せないのが、束草市内中心部にある束草観光水産市場(中央市場)。地元の人から観光客まで集まる活気あふれる場所で、とにかく美味しいものが安くて種類豊富

  • タッカンジョン(甘辛ヤンニョムチキン)
     サクサクジューシーな唐揚げに、コクのある甘辛ソースがたっぷり。なかでもマンソク・タッカンジョンは大人気で、並ぶ価値あり!
     → 骨付きor骨なし、どっちも美味しいです。
  • シアホットク(種入りホットク)
     カリッと焼かれた皮に、ナッツや黒糖がとろ〜り。冷たい海風の中で食べるアツアツのホットクは格別です。
  • ティギム(韓国式天ぷら)やチヂミ
     その場で揚げてくれるのでサクサク。海鮮チヂミも種類豊富で、おやつ感覚でつまめます。

束草の名物スンデは食べる価値あり

束草といえば、**アバイスンデ(北朝鮮式の太い腸詰め)**も有名です。市場の屋台やアバイ村の食堂で気軽に食べられます。

  • アバイスンデ
     モチモチの皮に、もち米と春雨のしっかりした味わい。見た目にびっくりするかもしれませんが、クセが少なくて食べやすいんです。
  • イカスンデ
     大きなイカの中に具材がぎっしり。切り分けて、特製タレでいただきます。お酒との相性も抜群。

どちらも数千ウォン(500〜800円程度)で食べられるので、胃袋とお財布にやさしいグルメ体験ができます。

港町ならではの新鮮な刺身も必食!

ちょっと贅沢したいなら、市場地下の刺身食堂街や港近くの海鮮専門店へ。店頭の水槽から魚を選び、その場でさばいてもらえるスタイルです。

  • おすすめは刺身定食(フェジョンシク)。刺身にスープ、ごはん、小鉢がついて1人前1,500〜2,500円前後とリーズナブル。
  • **ズワイガニ(テゲ)**を豪快に食べたいなら、数人でシェアするのが◎。カニ味噌ビビンバとのセットも人気です。

地元の食堂やカフェも見逃せない

観光客向けだけじゃない、地元民が通う名店も多いのが束草の魅力。素朴な食堂で出されるチゲや焼き魚定食も、シンプルだけど本当に美味しい。

  • **ムルフェ(冷たい刺身スープ)**は夏場に人気の一品。ピリッと辛いスープにシャリシャリ氷、刺身と野菜がたっぷりで見た目も爽やか。
  • 冬は**生タラのスープ(センテグタン)**もおすすめ。体の芯からあったまります。

観光地価格に疲れてる人こそ束草へ!安くて旨くてローカルな味にハマること間違いなしです。

SNS映え必至の観光&写真スポット

束草(ソクチョ)は、実はフォトジェニックなスポットの宝庫。自然の美しさだけでなく、レトロな街並みや海辺の東屋まで、インスタ映え確実な場所があちこちにあるんです。女子旅でも一人旅でも、写真を撮るのが楽しくなる穴場スポットをご紹介します。

束草灯台展望台:街も海も一望できる絶景スポット

白くて可愛い灯台が目印の束草灯台展望台は、束草の海と市街地をぐるっと見渡せる人気の高台フォトスポット。階段を上って到着すると、そこには開放感たっぷりの絶景が!

  • 海と港、そして街が一枚に収まるパノラマビュー
  • 頂上からは沖合の小島「郁島(イクド)」も見える
  • 晴れた日は青空と海のグラデーションが美しすぎる

「束草八景」にも選ばれていて、旅の記念にぴったりな一枚が撮れる場所です。

霊琴亭(ヨングムジョン):朝日の名所で神秘的ショットを

束草屈指の日の出スポットといえば、海に突き出すように建てられた霊琴亭(ヨングムジョン)。波の音が琴のように響いたという伝説のある東屋は、写真好きなら絶対外せない映えスポットです。

  • 朝焼けとシルエットのコントラストが芸術的
  • 海に浮かんでいるような構図が撮れる
  • 夜明け前に到着して、空の色が変わる瞬間を待つのがおすすめ

ここで撮った写真は、SNSでも「どここれ?」と聞かれること間違いなしです。

永郎湖(ヨンランホ)&青草湖(チョンチョホ):湖畔の映え散歩

束草には、街中に大きな湖が2つもあるのをご存知ですか?春には桜、秋には紅葉と、季節ごとに表情が変わる湖畔の風景は散策にも撮影にもぴったり。

  • 永郎湖:サイクリングしながら桜並木や紅葉の写真が楽しめる。春の「桜のトンネル」は感動レベル。
  • 青草湖:湖のほとりにあるエキスポタワーや東屋「青草亭(チョンチョジョン)」がライトアップされて幻想的な雰囲気に。

夜になると、湖面に光が反射してまるで鏡のよう。三脚なしでも綺麗な夜景が撮れますよ。

アバイ村:レトロ感漂うノスタルジックな風景

朝鮮戦争の避難民が暮らすようになったアバイ村は、どこか懐かしく、映画のような風景が広がる小さな町。カラフルな看板や昔ながらの建物が、フォトウォークにぴったりです。

  • 手漕ぎ渡し舟「ケッペ」からの景色がユニーク
  • スンデを食べながら撮る「グルメ×レトロ」な写真も◎
  • 韓国ドラマ『秋の童話』のロケ地としても有名

フォトジェニックな「生活感のある旅写真」が撮れる穴場です。

束草は自然、建物、文化がバランスよく混ざり合った街だからこそ、どこを切り取っても絵になる写真が撮れるのが魅力。フィルターなしでも感動レベルの美しさを、ぜひカメラに収めてみてくださいね。

束草観光を楽しむおすすめモデルコース

束草観光を楽しむおすすめモデルコース

1泊2日で巡る王道プラン

束草(ソクチョ)は、自然・グルメ・歴史がギュッと詰まった街。実は1泊2日でも大満足できるコンパクトな旅行先なんです。「束草ってどこから回ればいいの?」という方に向けて、初めてでも無理なく楽しめるモデルコースをご紹介します。


【1日目】ソウルから移動&束草の港町を楽しむ日

午前|ソウルから高速バスで移動(所要 約2時間30分)
江南の高速バスターミナルや東ソウルバスターミナルから出発。直行便が多く、朝7時〜8時のバスに乗れば、午前中に束草到着も余裕です。

昼|束草観光水産市場でグルメ三昧!
まずは到着後すぐ、束草のグルメの中心地**「束草観光水産市場(中央市場)」**へ。
ホットク、タッカンジョン、スンデを食べ歩きしながら、ローカルの活気を体感しましょう。

  • マンソク・タッカンジョンで甘辛チキン
  • シアホットクでスイーツ休憩
  • 食堂で刺身定食や焼き魚ランチもおすすめ

午後|アバイ村へ&レトロ散策タイム
徒歩または「ケッペ(渡し舟)」でアバイ村へ渡って、北朝鮮ルーツの文化や食を感じてみてください。ノスタルジックな路地や、咸興冷麺の名店など見どころたっぷり。

  • ケッペ体験はたったの₩500でワクワク
  • 名物アバイスンデでおやつ第2弾もアリ

夕方|束草灯台展望台から港町の絶景を
日が落ちる前に、灯台展望台へ足を運びましょう。束草の街と海を一望できて、サンセットタイムは特に美しいです。

夜|夜市やローカル酒場で〆の一杯
宿近くでマッコリや焼き魚を楽しむもよし、夜の市場で夜食にホットク第2ラウンドもよし。
ライトアップされた青草湖やエキスポタワーの周辺をお散歩するのも、夜ならではの楽しみです。


【2日目】自然の絶景と癒しに触れる日

朝|雪岳山国立公園で絶景ハイキング
朝イチで市内バス(7番または7-1番)に乗り、雪岳山(ソラクサン)国立公園 小公園エリアへ。
時間があまりない方は、ケーブルカーで気軽に絶景を楽しむのがおすすめ。

  • ケーブルカーで「権金城(クォングムソン)」展望台へ
  • 高所から見渡す岩峰&東海のコントラストに感動
  • 新興寺で歴史あるお寺と巨大仏像もチェック

昼|市内に戻って新鮮な海鮮ランチ
束草の港や市場の地下には、選んだ魚をその場で調理してくれる食堂が豊富。
刺身定食やズワイガニのビビンバセットでちょっと贅沢ランチを楽しんで。

午後|海岸や湖を散策&カフェ休憩
バスで束草海水浴場や永郎湖へ移動し、のんびり散策タイム。
おしゃれなカフェでオーシャンビューを眺めながら、旅の余韻に浸りましょう。

  • 束草アイ(大観覧車)で空中散歩
  • 永郎湖や青草湖沿いにあるカフェ「SHLTR」「パダダムダ」などが人気

夕方|バスターミナルからソウルへ帰路
17〜18時頃発のバスに乗れば、夜にはソウルに到着。次の日に余裕を持って帰れる安心プランです。

「自然もグルメも写真映えも、1泊2日で本当に全部味わえるの?」と疑っていた人ほど、束草の充実度に驚くはず。朝から晩まで“ちょっとずつ全部”楽しめるのが束草旅の醍醐味なんです。

季節ごとのおすすめスポット紹介

束草(ソクチョ)は、どの季節に行ってもそれぞれ違った表情を見せてくれる街。春夏秋冬で楽しめる場所や風景が変わるので、訪れるタイミングによってプランをカスタマイズするのが正解です。「今の季節に行くならどこがいい?」という方に向けて、シーズン別のおすすめスポットを紹介します!

春(3~4月):桜と新緑のコントラストが美しい

永郎湖(ヨンランホ)の桜並木
春に束草を訪れるなら、まず外せないのが永郎湖。湖畔をぐるっと囲む桜並木がトンネルのように咲き誇る絶景スポットになります。

  • 毎年4月上旬ごろ「桜まつり」が開催され、夜はライトアップも
  • 自転車をレンタルして湖沿いを走れば、爽快感MAX!

雪岳山(ソラクサン)の新緑ハイキング
山全体がやわらかな緑に包まれ、清々しい渓谷の空気と新芽の色を楽しめる季節。ケーブルカーを使って、軽めのハイキングでも自然をたっぷり味わえます。

夏(6~8月):山も海も楽しめるアクティブシーズン

束草海水浴場で海遊び&フェス
夏の定番はもちろん束草ビーチ。透明度の高い海と、広々とした砂浜でリゾート気分が味わえます。

  • バナナボートやSUPなどマリンアクティビティも豊富
  • 7~8月にはサマーフェスティバルや花火大会も開催されて、夜も賑やか

雪岳山で涼を求める避暑ハイキング
夏でも標高が高い雪岳山は、涼しくて快適。登山者にも人気の季節です。

  • 標高1,700m近くある大青峰(テチョンボン)へのチャレンジもこの時期がベスト
  • 渓谷沿いの飛龍瀑布や土旺城瀑布展望台など、滝を巡るのも気持ちいい!

秋(9~11月):紅葉と味覚が揃う“束草の本気”シーズン

雪岳山の紅葉は韓国トップレベル
10月中旬ごろ、雪岳山一帯が赤・黄・橙のグラデーションに染まる絶景スポットになります。

  • 特におすすめは蔚山岩(ウルサンバウィ)コース。紅葉のトンネルと岩肌のコントラストが最高!
  • ケーブルカーから見下ろす紅葉も一見の価値あり

市場の海産物が最も美味しい季節
秋はサンマやイカなどが旬。市場には新鮮な秋の海の幸がズラリ。

  • サンマの塩焼きやイカのスンデを屋台で味わって
  • 食欲の秋にぴったりな、贅沢な食べ歩きが楽しめます

冬(12~2月):静かな雪の風景とあったかグルメ

雪化粧した雪岳山の幻想的な景観
冬になると、雪岳山が真っ白に。人も少なくて、静かで神秘的な山歩きができます。

  • 一部の登山道は閉鎖されるけど、ケーブルカーは通常運行(※天候次第)
  • 雪景色の中にたたずむ新興寺の統一大仏は、フォトスポットとしても◎

永郎湖でワカサギ釣り体験も
湖が凍ると、氷上でのワカサギ釣り体験が人気に。屋台ではアツアツのスープやチヂミなど、冬ならではのグルメも。

  • 観光客でも気軽に参加できて、釣った魚をその場で調理もOK
  • 冬の束草は静かでロマンチックなので、カップル旅行にもおすすめ

どの季節に行っても、その時期だけの風景やグルメが楽しめるのが束草の魅力。旅行日が決まったら、ぜひ“その季節ならでは”のスポットをチェックしてみてください!

束草で絶対に食べたい名物グルメ

束草に行ったら絶対に外せないのが、地元ならではの“うまいもん”たち。港町ならではの新鮮な海の幸や、ここでしか味わえないB級グルメがいっぱいで、食いしん坊にはたまらない旅先です。

サクサク&甘辛がやみつき!束草名物タッカンジョン

まずは、**束草観光水産市場(中央市場)**名物の「タッカンジョン」。カリッと揚げた鶏肉に、甘辛いヤンニョムソースが絡んだ韓国版チキン南蛮的な一品です。

  • 【マンソク・タッカンジョン】は全国的にも有名で、常に長蛇の列ができる人気店
  • 外はカリカリ、中はジューシー。冷めてもおいしいので、お土産にも◎

ちなみに骨なしタイプ(スンサル)もあるので、食べ歩きしやすいのも嬉しいポイントです。

北朝鮮ルーツの味!アバイスンデ&イカスンデ

束草ならではのグルメとして、ぜひ試してほしいのがアバイスンデオジンオスンデ(イカスンデ)

  • アバイスンデは、豚の腸にもち米や春雨を詰めた、もちもち食感の腸詰め
  • イカスンデは、大きなイカの中にご飯や野菜を詰めたもので、さっぱりタレとの相性が抜群

アバイ村や市場の食堂で、数千ウォンで手軽に楽しめます。どちらもマッコリと一緒に味わえば、ローカル気分MAX!

海の幸が豊富!刺身定食&ズワイガニも

港町・束草ならではの海鮮系グルメも見逃せません。特におすすめなのが市場地下にある刺身食堂街

  • 水槽から選んだ魚をその場でさばいてくれる新鮮さが魅力
  • 盛り合わせの刺身定食でもリーズナブルに海鮮が楽しめます

もっと贅沢したいなら、**ズワイガニ(テゲ)**に挑戦してみて。茹でガニとカニ味噌ビビンバのセットが人気で、数人でシェアすればお値段も意外とお手頃です。

おやつにぴったり!食べ歩きグルメも充実

歩きながら楽しめるB級グルメもたくさん。特に人気なのは、

  • シアホットク(種入りホットク):外はカリカリ、中は黒糖ナッツとろ〜り。焼きたてが最高!
  • ティギム(揚げ物):エビや野菜の天ぷら。揚げたてをその場でパクッと

中央市場の路地には、こうしたおやつ系グルメの屋台がぎっしり並んでいて、どこを歩いてもお腹が空いてしまいます。

どのグルメも気取らず、ローカルな雰囲気の中で楽しめるのが束草のいいところ。食べるために束草へ行く…というのも、実は大アリです!

初心者でも迷わない移動&旅のヒント

初めての束草旅行、ソウルからの距離や現地での移動手段にちょっと不安…という人も多いはず。でも実は、束草はアクセスも観光もしやすい“初心者向け穴場スポット”なんです。ここでは、旅の計画がぐっとラクになる移動のコツや便利な情報を紹介します。

ソウルからは高速バスが王道!

束草へのメインルートは、ソウルからの高速バス。東ソウル総合バスターミナルか、江南のソウル高速バスターミナルから乗車できます。

  • 所要時間:約2時間20~30分(直行便)
  • 料金:片道17,000〜30,000ウォン程度(バスの等級による)

予約は現地カウンターでも可能ですが、KlookBusTagoなどのオンライン予約サイトを使えば、出発前に確保できて安心です。

到着後は、徒歩&バスでスムーズに観光

束草市内は比較的コンパクトで、主要観光地がバスターミナル周辺に集まっているのがうれしいポイント。市場やビーチ、アバイ村などは徒歩圏内です。

観光地がやや離れている雪岳山などには、市内バス(7番・7-1番など)でアクセス可能。料金も安く、約20〜30分で到着します。バス停もGoogleマップや韓国のNaver Map/Kakao Mapアプリで確認できるので安心です。

旅上手は使ってる!便利な地図&翻訳アプリ

言語や土地勘に不安がある人は、事前に以下のアプリを入れておくのがおすすめです。

  • Kakao Map/Naver Map:韓国旅行者の定番地図アプリ。バス時刻表や停留所情報が正確
  • Papago:韓国語→日本語翻訳が自然で、レストランのメニューや会話も安心
  • Kakao T:韓国版配車アプリ。タクシーを呼ぶのも簡単で、地元の運転手と話せなくてもOK

季節によっては「早めの予約」が安心

特に夏の海水浴シーズン秋の紅葉シーズンは、宿や観光スポットが混雑する傾向があります。ゲストハウスや人気カフェは、旅行の1〜2週間前には予約しておくのがベター。

  • ゲストハウスは女性ひとりでも安心なところが多く、中心街から徒歩で回れる立地が多い
  • 山登りや自然散策を予定している人は、動きやすい服装と歩きやすい靴も忘れずに!

はじめての束草でも、ちょっとした準備があれば心配なし。ソウルのような大都市よりも“のんびり”が似合う束草では、ゆとりをもって、気軽に旅を楽しむスタイルが一番です。

まとめ:束草は韓国旅行リピーターの新定番!

まとめ:束草は韓国旅行リピーターの新定番!

記事のポイント

  • 束草はソウルからバスで約2時間半で行ける静かな港町
  • 海と山の絶景を1日で楽しめる贅沢な自然環境が魅力
  • 観光地がコンパクトにまとまっており短期旅行に最適
  • 束草観光水産市場では安くて美味しいB級グルメが充実
  • アバイ村や灯台展望台などレトロで映えるスポットが豊富
  • 女性一人旅にも安心な清潔でおしゃれな宿が多い
  • 四季ごとに楽しめる自然景観がありリピーターにも人気
  • フォトジェニックな湖や海辺のカフェ巡りもおすすめ
  • 移動は徒歩や市内バスでスムーズに観光可能
  • 鉄道がないことで混雑を避けた“本当の穴場感”が味わえる

総括

韓国旅行でソウルや釜山などのメジャー都市は行き尽くした、そんなリピーターの方にこそおすすめしたいのが、東海岸の港町・束草(ソクチョ)です。束草は「海と山」「グルメと自然」「映えと癒し」がすべて揃った、まさにバランスの取れた旅先。アクセスの良さに加え、観光エリアがコンパクトにまとまっているため、1泊2日でもしっかり満喫できるのが魅力です。特に「韓国旅行の穴場を探している」「混雑を避けてのんびり過ごしたい」という方にはぴったりの場所です。

市場で味わえるB級グルメや、雪岳山の絶景、静かな湖畔のカフェ、そしてアバイ村のノスタルジックな街並みなど、訪れるたびに新しい発見があります。鉄道が通っていないからこそ、人の多さに疲れず、自分のペースで旅を楽しめるのも束草ならではの魅力です。次の韓国旅行では、まだ知られていない“穴場・束草”で、心癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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